マリナ「ねぇ刹那、旅行はどこに行きたい?」
刹那「ああ…そうだな…って…まさかあいつ等も…」
マリナ「え?いやね、今回は私たちだけで行くんでしょ?約束したじゃない」
刹那「そ、そうか…!いや場所は何処でもいい!マリナの好きな所に行こう!」
マリナ「いいの?ん~それじゃあ熱海あたりがいいかしら」
刹那「よし、早速宿の予約しないとな、何日くらい泊まるんだ?3日か?4日か?10日か!?」
マリナ「そうね~、皆のご飯の事もあるしあまり留守に出来ないから…一泊二日位かしらね」
刹那「……一泊………」
マリナ「お土産も買わなきゃね、何かお揃いのものでも買おうかしら♪」
刹那「…マリナ…俺は…例え一泊でも…おk…だ(涙目)」
ブシドー「…ふむ、どうやら行き先は熱海のようだな…」
ビリー「熱海かぁ、そういや暫く行ってないな、秘○館とか」
サジ「でも大丈夫かなぁ、あの世間慣れしてない二人だけで旅行って…」
ティエリア「安心しろ、沙慈・クロスロード、たった今チケットの手配が完了した、
これより潜入調査を開始する
今回のミッション内容は気取られる事なく対象を護衛し、
円滑に旅行が終了するようにサポートするものだ
失敗は許されない厳しい戦いとなる…覚悟はいいな?」
これより潜入調査を開始する
今回のミッション内容は気取られる事なく対象を護衛し、
円滑に旅行が終了するようにサポートするものだ
失敗は許されない厳しい戦いとなる…覚悟はいいな?」
全員「了解!」
極秘活動報告書・○月△日(晴)
今日、マリナと旅行の約束をし、早速宿の予約や切符の手配をした。
こんなに浮かれた気分になったのは始めてかも知れない…。
本当は00ガンダムを使えば直ぐに目的地に到着できるのだが
それを言ったらマリナにこっぴどく叱られたので自重する事にした。
二人きりの旅行と言う事で、邪魔が入らないように最新の注意を払って望みたいと思う。
とりあえずユニ○ロに行って新しいパンツを買ってきた。
明日に備えて今日はもう寝る事とする。
追記
…何故奴等のベッドが俺とマリナのWベットの四方を囲むような配置になっているんだ…
ティエリア…これがヴェーダの意志だとでも言うのか…
刹那(結局あの喪男どものせいでマリリンと何も進展しなかった・・・。
せめて何かマリリンとの愛の思い出を作らねば!)
せめて何かマリリンとの愛の思い出を作らねば!)
刹那「マリリン、この宿には家族風呂といって、
時間制で露天風呂が借りられるそうなんだが、その、一緒にどうだろうか?」
時間制で露天風呂が借りられるそうなんだが、その、一緒にどうだろうか?」
マリナ「え、刹那と一緒にお風呂・・・?」
刹那「いや!マリリン!無理にとは言わない!
言わないんだが、その露天風呂から眺める景色がすばらしいそうなんだ・・」
言わないんだが、その露天風呂から眺める景色がすばらしいそうなんだ・・」
マリナ「・・・。良いわよ。せっかくの刹那との旅行なんだし。少し恥ずかしいけど・・・」
刹那(がんだーーーーーむっ!)
ガラッ
ブシドー「おはようございますだなあっ!ガンダムっ!」
サジ「あ、温泉卵人数分もらってきてますよ」
ビリー「クジョウ君に送る地酒と干物はどこで買うのが良いだろうねえ?」
眼鏡「ヴェーダの情報によると熱海銀座に行けば銘品が全てそろうそうだ」
刹那「なんでええええええ!?」
3号車内
マリナ「ところで…刹那」
刹那「なんだ?マリナ」
マリナ「この車両、なんで私たち以外誰も乗っていないのかしら?」
刹那「確かに…まぁ多分シーズンを外れているからじゃないか?」
マリナ「そうなの?でも貸切みたいでちょっと贅沢な気分よね♪」
刹那「ああ、全くだ」
2号車内
ブシド「こちら“ラブマスク隊”、2号車の制圧は完了した」
ビリー「これで到着まで誰も3号車には近づけないよ」
4号車内
ティエリア「“お騒がせキューピット隊”了解した、こちらも4号車内制圧に成功した
サジ、そちらの様子はどうだ?」
サジ、そちらの様子はどうだ?」
4号車売店前
サジ「こちらも完了、二人前のお弁当とお茶の確保に成功しました」
4号車内
ティエリア「よし、ファーストミッション完了!引き続きセカンドミッションに移行する!」
全員「了解!」
ティエリア「“お騒がせキューピット隊”より“ロンリーウルフ”へ入電、
上空の様子はどうだ?」
上空の様子はどうだ?」
アレルヤ「こちら“ロンリーウルフ”、現在レーダー範囲内に障害物等は発見されず、
とりあえず平和だよ」
とりあえず平和だよ」
ティエリア「よし、そのまま“ロンリーウルフ”は目的地まで上空待機
いいか、旅行は家に帰るまでが旅行なんだ、各自気を抜くなよ、以上!」
いいか、旅行は家に帰るまでが旅行なんだ、各自気を抜くなよ、以上!」
全員「了解!」
※二日目より
眼鏡「刹那、こないだみんなで行った熱海旅行の写真が出来たぞ」
刹那(鼻血を噴いて倒れる)
眼鏡「一緒に混浴に入ってお前のために撮ってきてやったのだから、感謝しろ」
ブシドー「マリナに背中を流してもらったのは良い思い出だな!」
匙「マリナさんに温泉で晩酌してもらったのは良い思い出です」
ポニテ「クジョウとはまた違った色気があって良かったよねえ」
刹那「なんでええええ!俺一緒に入ってないしいいいい!」
ティエリア「刹那の部屋に入れないだと?」
匙「さっきからドアを開けようとしても開かなくて・・・」
ティエリア「まさか・・・さっきの写真で・・・」
匙「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ティエリア「そっとしておこう。彼にも触れられたくないプライベートはある」
匙「ティッシュ切らしちゃえよちゃえよ・・・ガンダム・・・・」
一方
刹那「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そこには血涙に浮かぶ出血多量と脱水症状で瀕死状態のお刹那さんの姿が!
