~マリナお料理中~
トントントン
マリナ「痛っ!」
刹那「マリリン!大丈夫か!?誰か、救急車呼んでー!!」
ブシドー「その必要は無い!」
マリナの手首をつかみ、口に日本酒を含み、怪我した指目掛けて
刹那「待てやゴラァァ!!」
ギュッ(ブシドーの口を押さえる)
ブシドー「ふごっ」
刹那「今何しようとした?時代劇でよく見る、怪我した部分に
酒を吹き掛けるあれをやろうとしたな?」
酒を吹き掛けるあれをやろうとしたな?」
ブシドー「んごご」
刹那「マリリン、もう大丈夫だよ。ブシドーの奇行は止めたから」
マリナ「ありがとう刹那。お酒を粗末にしてはバチが当たるものね」
刹那「(え…気にするのはそこ?でもそんなマリリンも可愛い///)
さて、傷の手当てをしないとな」
さて、傷の手当てをしないとな」
パッ(手を放す)
ブシドー「ぶばっ」
刹那「ぎゃあああああ!!酒吐くなー!飲み込んどけよ!!」
ブシドー「すまぬ。飲み込むと逆噴射しそうだったものでな」
マリナ「まあ大変!タオルタオル」
刹那「ダメだ!マリリンは怪我してるんだからジッとしてないと」
マリナ「大丈夫よ。自分でカットバンを貼ったから」
刹那「あっ…そうなんだ…そっかー…うん」
ブシドー「残念だったな、刹那。怪我の手当てを口実に
マリナの手を握るチャンスを逃して」
マリナの手を握るチャンスを逃して」
刹那「………あーはいはいそうですねー」
録音inデュナメス(ついに突っ込む気力も無くしたか…)
マリナ「ふぅ…また今月も赤字ね。節約は心掛けているつもりなんだけど…上手くいかないわね」
刹那(…俺が不甲斐ないばかりに…)
マリナ「あら?どうしたの刹那、早く寝ないと朝がツラいわよ?」
刹那「…マリリン、すまない。…苦労かけさせてばかりで…」
マリナ「刹那?」
刹那「俺はダメな男だ。無愛想で気は利かない。料理はできない、センスも悪い」
マリナ「せ、刹那…あなた熱があるのね。…お薬取ってくるわ」
刹那「…マリナに、“愛している”と、たった…たった一言すら言えないんだ…」
マリナ「…………」
刹那「本当に、ダメな男だな」
マリナ「…好きよ。…私は刹那を、あなたを愛しています」
刹那「…マ、マリナ…い、今なんて…………
―たまえ―ねん―おき―
刹那「…うぅ…ん?…ここ、は…」
ブシドー「起きたまえ少年!朝だ。朝だと言った!」
刹那「…夢か…ハハ、当然だな…」
マリナ「おはよう刹那。今朝もいいお天気ね」
刹那「あぁ、おはようマリリン」
ビリー「おやおや、今朝はなんだか豪勢だねぇ。何か良いことでもあったのかな?」
匙「あれ?マリリンさんなんだか顔が赤いですよ?風邪ですか?」
マリナ「ふふ、なんでもありませんよ」
刹那「…???」
眼鏡「ふ……」
マリナ『愛しています』
眼鏡「このボイスは使える、な……色々と……」
刹那「行ってきます(やっぱりあれは夢?うーん?」
マリナ「いってらっしゃい、あなた。チュッ」
刹那「俺が企業戦士だぁぁぁぁぁ!!!!ピューッ」
マリナ「ふふ、頑張ってね……」
洗濯物を畳み中。
マリナ「………ふぅ」
セツニャ「……ンニャ?」
マリナ「あーーーっ!!冷静に考えたら、凄く恥ずかしくなってきたっ……!」
セツニャを抱き抱えながら床をゴロゴロ
セツニャ「た、助けてくれニャーー!!」
マリナ「……はぁ…はぁ…でも…なんであんな大胆な事をしたんだろう…ごめんね、セツニャ」
セツニャ「死ぬかと思ったニャ……嬉しかったけどニャ」
マリナ「私…刹那の事…好き……なんだね……何か…刹那の事を考えたら、体がほてって…」
ガラッ
眼鏡「マリナ、腹が減った」
マリナ「あ…おはよう。今からつくるね…」
眼鏡「ありがとう……ん?」
おでこ同士をくっつけるティエリア。
マリナ「は、はにゃっ!?」
眼鏡「熱があるみたいだな。寝ていてくれ、自分で作るから」
マリナ「え?…体温計り中…………あ…38度…どおりでほてってるはずだわ…おやすみ」
眼鏡「おやすみ。後でモレノ先生に来てもらうから、寝ててくれ」
マリナ「うん…ありがとう…」
刹那「ただいまー」
匙「ただ今帰りましたー」
ブシドー「ただいまである」
ポニテ「ただいま」
匙「ただ今帰りましたー」
ブシドー「ただいまである」
ポニテ「ただいま」
眼鏡「揃って、お帰り」
刹那「へ?何故ティエリアが?」
眼鏡「マリナが風邪を引いたからな。立たせる訳にもいくまいよ」
刹那「何ッ!?ピューッ」
匙「おぉ、早い早い…」
ガラッ
マリナ「あ…刹那、お帰り……」
刹那「ママママ、マリリン、だだだだだ、大丈夫か?」
マリナ「ふふ、私は大丈夫…なんでも、働きすぎだって…」
ブシドー「ぬ……彼女一人に家事を任せっぱなしにしていた我々に責任があるな…面目ない」
マリナ「だからね…暫く休みなさい、って…ごめんね…」
濡れタオルを額にあて、毛布を鼻もとまで引き上げて、上目使いで見つめてくるマリナ。
刹那「いや…マリリンに頼りっぱなしだった俺達にも責任があるよ。家事は分担してやるから、大丈夫、寝てて」
マリナ「ありがとう、刹那……」
刹那「じゃ、俺は洗濯と洗いものをやる」
ブシドー「私は料理をしよう。ブシドースペシャルをお見せしよう」
匙「じゃ、僕は干すのと掃除するね」
眼鏡「僕はエロゲして寝る。オヤスミ」ピシャ
刹那「…………」
匙「完全に駄目ニートだ……一回シメないと…」
ポニテ「では、私はマリナの看病(を名目にしたセクハラ)をしよう」
刹那「成敗!!看病は俺がやる!!」
ブシドー「まぁ、一緒の部屋にいる者が適任であろうな。異義はない」
匙「そんな事より、ポニテの心臓が止まってるーーー!!!」
ポニテ「ハハ…クジョウ、先日の返事を聞かせてくれるかい?アハハ……」
マリリンが倒れ、家事を分担することにした喪男達。
ブシドー「刮目して見よ!これがグラ……ブシドースペシャルだ!」
刹那「どれどれ……パクッ」
眼鏡「………………うっ!バタン」
匙「マズすぎる!バタン」
ポニテ「こ、これh………あぁ、クジョウ…最近よく会うねぇ……」
刹那「お、俺は……ガンダムになれない……バタン」
ブシドー「……ぬ?美味すぎて倒れたのだな?どれどれ……パクッ」
バタン
マリナ「ご…ごはん…誰か……おなかすいたよぉ……グーー」
マリナ「あ…あれるや……ピポパ」
ソーマ「はい、スミルノフですが」
マリナ「あ…ま、まりーちゃん…た、たすけて……」
マリー「マリナさん!?どうしたんですか!?今すぐ行きますね!」
タタタタタ バタン
刹那「………」
ブシドー「…………」
眼鏡「…………」
匙「………」
ポニテ「…………」
マリー「な、何なの…この死体の山は……あら、この料理意外と美味しいじゃない…そうか!美味しすぎて倒れちゃったのね!」
刹那「………(ち、ちが……」
マリー「マリナさん……って大丈夫ですか!?」
マリナ「あら…マリーちゃん……エヘヘ、風邪引いちゃった…」
かくかくしかじか
マリー「それはこの喪男共が悪いですね。天罰です」
マリナ「でも…皆いっしょけんめいはたらいてるんだし…」
マリー「それでも!駄目ですよ、甘やかしちゃ!アレルヤなんて家事の半分をしてくれるんですよ」
マリナ「マリーちゃん……あまり責めないであげて…私が悪いんだから…」
刹那「(マ、マリリン……グフッ)」
マリー「マリナさんは本当、やさしいですね……あ、私料理作りますね」
マリナ「あ…ありがとう…マリーちゃん……」
アレルヤ「ただいマリー……あれ?マリー?」
アンドレイ「隣のマリナ姉さんの家に行ったクマ。風邪ひいた姉さんの為に料理してあげるんだ!って張り切ってたクマ」
アレルヤ「そっかー、料理かぁ…………料理!?」
どたたたたたた
アレルヤ「マ、マリー!!!」
マリー「あら、おかえりなさい」
アレルヤ「マ、マリナは?まだ、生きてる!?」
マリナ「あら、アレルヤさん。こんばんは」
アレルヤ「あ、こんばんは。お邪魔します……って生きてる!!!」
マリー「なによぉ、失礼ね…これでも料理は得意なんだからね!」
マリナ「マリーちゃんの料理、とても美味しいですよ」
アレルヤ「はぁ…良かった……でも、いつの間に上手くなってたの?……貰っていい?」
マリー「はい、どうぞ!」
アレルヤ「パクッバタン」
マリー「アレルヤったら…余りにも美味しいからって倒れなくても……」
マリナ「ふふ、マリーちゃんは幸せね……」
マリー「………うふふっニコニコ」
アレルヤ「マ……リナ……熱で味覚がやられていて……ガクッ」
録音「な、なぁ。この前は…」
フェルト「!!……。」
(プイッ!)
録音「ハァ…取り付く島も無えなあ。」
ハロ「ロックオン、マタフラレタ、ロックオン…」
録音「うるせえよ。ああもう…!どうすりゃいいんだ兄さん…。」
つトントン ?「ちょっといいかな?最近この近辺で盗撮騒ぎが多発してるんだが…何か心当たりはないかね?」
録音「…っせえな!いまそれどころじゃ…(彡つビシッ!)…あ、あれ!?す、すんません…。」
ジニン(鼻血ダラダラ)「……ほう。元気がいいな青年…。結 構 な 事 だ。」
ハロ「ビンボークジ!ビンボークジ!」
アラッカ「!…このロボット、被害者の証言と形状が酷似してます!」
録音「ちょっ、何の冗談だよ!?」
ジニン「事情は署で聴こう。」
録音「すんません。身元引き受けてもらって…。」
イアン「まったく…濡れ衣とはいえフェルトが事情を話してくれなかったらもう少し入ってたかもしれんぞ?
お前さん等に何があったか知らんが、もう少しあの娘の事を理解してやれんのか?」
お前さん等に何があったか知らんが、もう少しあの娘の事を理解してやれんのか?」
録音「ええ!?それって…。」
ハロ「ミンナ、ナカヨク!ナカヨク!」
フェルト「………。」
留美「まったく…とんだ失態ね。まあ彼等では真相にたどり着けないでしょうけど。」
ネーナ「すいません、お嬢様。」
(アンタのせいだからね!)
(アンタのせいだからね!)
つポカッ☆ 黒ハロ「知ンネーヨ、知ンネーヨ」
録音「……こないだの事は…やっぱり…そういう事かねぇ…」
ハロ「ドーユーコトダ、ドーユーコトダ」
録音「お前には話さねぇ…又兄さんに密告されるからな…」
ハロ「ヒドイ、ヒドイ」
録音「ピポパ……ああ、フェルト。俺だ…待て、切るなって!……あぁ、今から会えないか?…やっぱ無……え?いい?OK、じゃああそこで……これで良いか」
ニール「どうした?デートか?ニヤニヤ」
録音「バッカ。兄さんの新しい容れ物を貰いにいくんだよ」
ニール「あー、あれか。よろしく頼むわ……ハロ、会話を録音……な!」
ハロ「ヌスミギキ、ヌスミギキ」
フェルト「……」
録音「悪い!遅くなった!」
フェルト「…最低。自分から呼び出しといて……それで、何?」
録音「(やっぱ気のせいだったかぁ…?)いやー…お前が、カプセルのデュナメスを持ってるって聞いてな」
フェルト「……それが何?」
録音「それ……ちょっと貰えないか、と思ってさ…」
フェルト「なんで?ガシャポンやれば良いじゃない……それとも、何か理由でもあるの?」
録音「(まさか兄さんが生きてるから、なんて言えないよなぁ…ガシャポンは恥ずかしいし…)いや…その…な」
フェルト「何かと思って来たけど、無駄足だったみたいね…じゃ…」
録音「フ、フェルトのデュナメスが欲しいんだ!」
フェルト「!?」
録音「頼む、この通りだ!譲ってくれ!フェルトじゃなきゃ駄目なんだ!(他にくれそうなの居ないし」
フェルト「ラ、ライル…顔上げて…」
録音「いいや、お前がくれるまで止めないね!頼む!」
フェルト「ライル…そこまで…………私……」
ブシドー「ならば私のをやろう!」
録音&フェルト「!?」
ブシドー「さっきダブったのでな。さぁ、遠慮なく持って行くがいい!さぁ!人助けは気持ち良いものだなぁ!ハハハハハ」
ポカーン
フェルト「……え、えと…その……」
録音「何か…興ざめしちまった…急に呼び出しといて悪かったな…トボトボ」
フェルト「あ…ライル……でも、あの言葉……何?胸に来るこの気持ち……そろそろ…許してあげてもいいかな……」
録音「くそぉ…ブシドーの野郎……せっかく良い感触だったのに…」
ハロ「イジョーダ、イジョーダ」
ニール「なるほどねぇ。雪解けは近い、かね。ニヤニヤ」
録音「兄さん、何か言った?」
ニール「いいや?」
ハロ「ヒミツ、ヒミツ」
ソーマ「えぇぃ!うっとおしい!」
アレルヤ「あ~~つれないよ、マリ~~へぶしっ!」
ソーマ「全く……殴られなければ分からないのか……」
アレルヤ「マ、マリ~~ガクッ」
ソーマ「気を失うまで…対した奴…いや、ただの馬鹿か」
マリー「……たまには私も言いたいのに…ばか……」
コンビニにて
録音「今日は何弁当にしようかな~よし、おろしカツ弁当にしよう」
アンドレイ「えーと…フリスクとタマゴサンドとツナマヨおにぎりと…」
録音「あれ?あんたは確か、アレルヤと一緒に住んでる…」
アンドレイ「はっ。アンドレイ・スミルノフ少尉であります。
そういう貴方はロックオン・ストラトスさんでしたっけ」
そういう貴方はロックオン・ストラトスさんでしたっけ」
録音「おうよ。俺なんかの名前を覚えてくれてるなんて嬉しくて泣けてくるね」
アンドレイ「(何だこの人…)中尉やO-157から話を聞く事が何度かあったもので。
あ、ちなみに今はクラブ女狐で住み込みで働いているんですけどね」
あ、ちなみに今はクラブ女狐で住み込みで働いているんですけどね」
録音「へぇ、そうなのか。もしかして、店の子の為の買い出しの最中とか?」
アンドレイ「はい。私は一番下っぱですから」
録音「そうか…あんたも色々と大変そうだな」
アンドレイ「もう慣れましたけどね…」
僕はクマ、クマ、クマ、クマ~♪
アンドレイ「ああ、ちょっとすみません。
はい、もしもしこちらアンドレイ・スミルノフ少尉であります」
はい、もしもしこちらアンドレイ・スミルノフ少尉であります」
ルイス『アンドレイさーん、ルイスだよー。あのね、早く帰ってきて。もうお腹空いて待ちきれなーい!』
アンドレイ「分かりました。速攻で帰ります!」ピッ
アンドレイ「と、言うわけで私はお先に失礼します。では!
お暇な時があれば是非女狐にいらしてください。お待ちしております!」
お暇な時があれば是非女狐にいらしてください。お待ちしております!」
録音「お、おう。じゃあまた、今度な」
録音&アンドレイ(あの人、自分と同じ臭いがする…)
ティエリア「自分探しの旅にでも出てみようか」
全員「えっ!?」
ティエリア「気の向くままに自転車を走らせれば何か見えてくるかもしれない」
刹那「ドッキリ?これドッキリなのか?」
ブシドー「もしや寝惚けているのか?」
ビリー「どこかで頭をぶつけたのかもしれないね…」
沙慈「インフルエンザ?タミフル飲んだ?」
マリナ「えーと…お赤飯を炊かないと…」
ティエリア「何なんだ、その反応は。ちょっと言ってみただけなのに」
刹那「ごめん。今までティエリアの事を二ートだとか言っていたけど
爽やかに自転車をこいで自分探しをするティエリアなんて想像できないから…」
爽やかに自転車をこいで自分探しをするティエリアなんて想像できないから…」
全員「うん」
ティエリア「そうか。ならばこれからもエロゲプレイと
エロゲ制作のエロゲ三昧生活を続けさせてもらおう」
エロゲ制作のエロゲ三昧生活を続けさせてもらおう」
ブシドー「うむ。それでこそティエリアだ!」
刹那「てめぇら、邪魔もいい加減にしろ!」
眼鏡「刹那、お前はマリナと付き合って何がしたいんだ?」
刹那「……えっ?」
眼鏡「答えろ。何がしたいんだ?」
刹那「な…何が…したい…?」
眼鏡「正直になれ…マリリンの柔肌を抱いて、自らの欲望を注ぎ
刹那「……マリリンのみそ汁が食べたい」
眼鏡「……このプラトニック君めが」
スキーシーズン
刹那「トランザムジャンプ!」
ブシドー「グラ……ブシドースペシャル!」
アリー「カットバックドロップターン!」
そして眼鏡はかまくらでエロゲ
雪山で遭難しても生き残りそうだな
刹那「俺は生きる!
生きてマリナと添い遂げる!!!」
生きてマリナと添い遂げる!!!」
ブシドー「どれほどの寒さであろうと、今日の私は、イエティすら凌駕する存在だ!
とりあえず熊鍋でも準備しようか」
とりあえず熊鍋でも準備しようか」
眼鏡「……(かまくらの中、ノーパソでエロゲ、バッテリーはたくさん持参)」
刹那「こんな所で死ねるか!」
ブシドー「同感だ!」
眼鏡「よし、山小屋を発見した、緊急避難だ」
ブシドー「ふむ、腹が減ったな。
熊でも狩ってくるか」
熊でも狩ってくるか」
刹那「じゃあ、俺は火を起こしておく」
眼鏡「僕は救助信号を出しておこう。
こんなこともあろうかと、バッテリーは多めに持っている」
こんなこともあろうかと、バッテリーは多めに持っている」
刹那「……ブシドー遅いな」
眼鏡「……」
刹那「……おい」
眼鏡「……」
刹那「……こんな時でもエロゲか」
ブシドー「なかなかやるな!」
クマ「グルルルル……グラァ!」
ブシドー「なんの! ブシドースペシャル!」
クマ「!」
ブシドー「そして、ブシドーパンチ!
続けてブシドーキィィーック!!!」
続けてブシドーキィィーック!!!」
クマ「グルァー!」
ブシドー「これでとどめ……!」
コグマ「キューン」
クマ「グルゥア……」
ブシドー「……ならば、切る価値も無し」
ブシドー「すまない、木の実しか取れなかった」
刹那「何も無いよりはマシだ」
眼鏡「……(バッテリー替えてエロゲ中)」
刹那「お前はいい加減にしろ!」
ティエリア「雪山で遭難といえば、ビームサーベル風呂だな」
刹那(マリリンと、マリリンと一緒にお風呂…!)
ティエリア「あぁ、そういえばあのシーン、最後は…」
刹那(まままマリリンの、お、おおおっ、おっぱ!?!?)

マリナ「どうしたの!?刹那…しっかりして!!」
ビリー「結局こうなるわけだねw」
匙「あーあ。最近床掃除の機会減ってていいなと思ってた矢先だよ……。」
眼鏡「ふむ。このところ徐々に耐性がついてきたと思い、あえてそういった話を振ってみたのだがな。」
ブシドー「フフ…そこはまだあの頃のままだなぁ少年…。」
刹那「……ん、ブシドー…こんな朝早くに何をしてるんだ?」
ブシドー「すまぬ、起こしてしまったか?朝練の用意だ」
刹那「ん…あぁ…お疲れ…じゃ、お休
ブシドー「折角だから、お前も一緒にやろうではないか!なぁに、遠慮はいらぬ!」
ブシドー「折角だから、お前も一緒にやろうではないか!なぁに、遠慮はいらぬ!」
刹那「い、いや、俺はーーー!!!」
ハッハッハッハ
ラッセ「おう、来たな……って刹那も一緒か、珍しいな!」
刹那「い、いや…ブシドーが勝手に……」
ブシドー「是非にと言うので連れて来た。思いっきりしごいてやろうではないか!」
刹那「ちょ、おま」
ラッセ「ハッハッハ、良い心掛けだ!覚悟しろよ、刹那!」
刹那「マ、マリリン…助けて……」
マリナ「すぅ……すぅ……」
セツニャ「ふぁ…ゴロゴロ…ぐぅ…ぐぅ……」
ラッセ「まずは準備運動代わりの乾布摩擦だ!勿論、裸でだ!」
刹那「お前ら、おかしいって!うわ、なにするやめアッーーー!!!」
イアン「一!二!三!四!」
刹那「い、いち……に……さ、さん……し、し……」
ブシドー「伍!陸!七!八!」
刹那「ご……ろ、ろく……な、なな……は、はち……」
ラッセ「刹那!声が小さいぞ!もっと腹から出せ!!オッス、オッス!」
刹那「お…おっす、おっす……(何故寒くないんだよ、こいつらは!?」
イアン「次はマイスター公園までランニング、その後は30週だ!大丈夫だな、刹那?」
刹那「は、腹がいたたた……タッタッタッタ」
ラッセ「よし、次は腕立て、腹筋、スクワットを各50回!」
刹那「そ、それくらいならなんとかなるな」
ラッセ「………を、五セット!」
刹那「げっ!……し、死ぬ……フンフンフン!」
ブシドー「よし、では最後にマンションを屋上まで往復三セットで終わりだ」
刹那「ハァ……ハァ……あ、足が……」
ラッセ「ハッハッハ、やはり汗を流すのは気持ち良いもんだな!」
イアン「おっと…そろそろミレイナが起きる頃か…じゃな」
ブシドー「どうだ?刹那、良かっただろう?……話す気力も無しか」
ラッセ「弛んでるな!これからも参加するといい。じゃ又な」
マリナ「あ、お帰り。今日は刹那も参加したんだね。ごはん、出来てるよ」
刹那「ハァ…ハァ……!う、美味い!いや、いつもだけど、特に美味い!」
マリナ「そう言って貰えて嬉しいよ」
ブシドー「私はこれも楽しみで続けているのだ。少しは理解できたかな?」
刹那「あぁ……朝練も……悪くないな……パクパク」
翌日、お刹那さん全身筋肉痛。
刹那「うぅぅ…動くと…体が…」
眼鏡「ふふふ」ツンツン
刹那「ああぁぁぁぁぁ…き、貴様ぁ!」
眼鏡「ふっ、仕返しできまい」ツンツン
刹那「やめろおぉぉぉぉぉ」
ポニテ「今なら」ツンツン
サジ「何をしても」ツンツン
刹那「があああああああああ!お前ら…後で…」
マリナ「ふふふ、仲が良いわね(ちょっと楽しそうかも…)」
眼鏡「どうだマリナもやってみるといい」
マリナ「えっ…でも刹那が怒らないかしら」
眼鏡「今なら大丈夫だ。それにいつもマリナは苦労させられているだろう、その仕返しだ」
マリナ「じゃあちょっとやってみようかしら」
マリナ「刹那ごめんね」ツンツン
刹那「なっ…マリリン!おわあああああ…やめてええぇぇぇ」
マリナ「ふふふ」ツンツン
刹那「いやあああああああ(でも何だか幸せ…)」
眼鏡『どうだ?悪くないだろ』ヒソヒソ
刹那『こ、今回は許してやる』ヒソヒソ
ブシドー「どうした少年?筋肉痛とは情けない!ははははは」バシーン
刹那「わああああああああああああああ!ガンダァァァァァァァァァァァァム!」
寧ろ卑しい白豚と激しくなじってください
マリナ「こ、この卑しい白豚さん!!…こ、これでいいですか?」
ポニテ「ハァ…ハァ…た、堪らないぃ…も、もう一回…ハァ…ハァ」
眼鏡「ふむ…一応、もう一度録音しておくか……すまないが、頼む」
マリナ「え…あ、は、はい……じゃ、行きます…ドキドキ」
刹那「待てぃっ!貴様ら、マリリンに何をさせるかっ!!」
ブシドー「白豚か、今宵の飯にしてやろうではないか!成敗!」
ビリー「一応君の上司なんだよ」
ブシドー「私には免許がある!上司など関係ない。たった一人の企業戦士なのだよ」
サジ「というか白豚ってそういう意味じゃないですから」
眼鏡「そもそも豚がしゃべると思ってるのか」
ブシドー「聞く耳持たぬ。食卓を豚で埋めて尽くしてみせる!」
刹那「何を作ってるんだ?」
マリナ「豚汁の下ごしらえよ。今夜はブシドーが豚を調達してくるらしいから」
刹那「マリリン・・・・・」
マリナ「あんな蝿も落とせないなど、そのポニテは伊達ですか!」
ポニテ「ああん。ハァ…ハァ…す、すみません。も、もう一度GNブラッグ魔改造のチャンスを…ハァ…ハァ」
ブシドー「今度こそ@@を金チョールのように捉まえて見せよう!」
刹那「なんだこれは?」
マリナ「今度、近所の児童館でやるカンタム@@の絵本読み聞かせ会の練習よ」
マリナ「刹那も一緒にやる?主人公役が空いてるんだけど」
刹那「いや…俺は…(マリリンを倒す事になってしまう…そのような事は…ハッ!?)」
刹那「これが…俺達の、カンタムだ!!」
ブシドー「オ・ノーレ!」
マリナ「いやぁん!(色っぽく)」ドカーン!
刹那「これであんたに逃げ場は無くなった。さぁ、おとなしく…」
マリナ「くっ…」
刹那「(この手の女幹部は往々にして露出度が高く、更に爆発の衝撃で…)」

匙「…子供向け絵本の読み聞かせで普通こうなる?」フキフキ
眼鏡「全く、彼の妄想力には恐れ入る…」フキフキ
かくなる上はマリナ様に仕置きを受けry
ティエリア(女声)「任せろ」
ブシドー「フム…美味し!やはり丼物の頂点はカツ丼だな!」
ガシャッ
アンドレイ「それは聞き捨てならんクマ。丼物は親子丼こそ最高クマ」
ブシドー「ぬ……カツ丼は勝つ!丼なのだぞ!」
アンドレイ「洒落じゃねーかクマ。それを言うなら、親子丼は『親子』の絆を深めるのに良いのだクマ」
ブシドー「ぬぅ……っ!こうなれば食べ歩いて勝負しようではないかッ!」
アンドレイ「望む所だクマ」
マリナ「ブシドー…遅いわね……ブタちゃんは捕れなかったのかしら…」
刹那「い…いや、だからだな……どうしよう」
眼鏡「僕に任せろ……マリナ、良いか。豚汁に実は豚は入っていない」
刹那「!?い、いくらなんでも……」
マリナ「ええっ?でも、普通に豚肉が入ってるじゃない…」
刹那「食いついた!?」
眼鏡「それは豚肉のような何か、だ。たぬきうどんにたぬきは入っていないだろう?……そういう事だ」
マリナ「な、なるほど……世界の歪みを見た気がしたわ……ありがとう、ティエリア」
眼鏡「礼には及ばない。よって、豚汁のダシを豚肉でとったりすることはない」
マリナ「分かったわ。なら、鶏肉でも入れておくね」
眼鏡「……どうだ、チョロいものさ…」
刹那「い、良いのか!?それで良いのか!?……でも、そんなマリリンも可愛い……」
眼鏡「ふっ……このバカップルさんめ」
アリー「お客様、丼物と言えば豚生姜焼丼に決まってるだろ!」
ブシドー「何!?豚を生姜で焼くなど邪道だぞ!」
アンドレイ「それは君の偏見だクマ」
おやじ「どうでも良いから喧嘩なら外でやってくれ!サーシェスさん、警備のあんたも一緒になっちゃ困る!」
宗教とか出てたけど、お刹那さんやマリリンは豚肉食べてもいいのかなあ
ブシドー「豚肉が食べられないのなら、おからを食べれば良い」
マリナ「味付け次第で、おからは豚肉みたいなんですってね」
ブシドー「胡瓜に蜂蜜でメロン、プリンに醤油でウニのような物だ」
マリナ「そうなの!?一度試してみたいわ」
刹那「マリリンやめてー!!」
刹那「マリリンに弾き語りで自作の歌をプレゼントしたいんだけど…」
ティエリア「今時どうかと思うが、マリナなら喜んでくれるだろう」
沙慈「楽器、弾けたんだね」
刹那「カスタネットだけどな」
ビリー「やめといた方がいいと思うよ」
ブシドー「では私が法螺貝で伴奏してやろう!」ブォーブォー
刹那「気持ちは嬉しいけど、法螺貝はちょっと…」
ブシドー「ならば尺八でどうだ!」ピョロロロ~
ビリー「尺八と言うとアレだね、エロス」
沙慈「この人キモい。去勢されたらいいのに」
ティエリア「ところで肝心の歌はどんなのだ?」
刹那「歌ってみるから感想を聞かせてくれ。
タイトルは直球で『マリナへ贈る歌』
マリリ~ン♪愛…」
タイトルは直球で『マリナへ贈る歌』
マリリ~ン♪愛…」
マリナ「なぁに?」
刹那「してっ!?…マ、ママッ、マリリン!?いつからそこに!?」
マリナ「ついさっき。刹那に呼ばれたから来たのよ。
それで、どうしたの?『あい』とか聞こえたけど」
それで、どうしたの?『あい』とか聞こえたけど」
刹那「…あい…あい…アイスが食べたいな~と思って!」
マリナ「そうなの?じゃあ、みんなでオヤツにしましょうか」
全員「はーい」
刹那(俺は…愛のシンガーソングライターになれない…orz)
ティエリア「あそこでアイスに逃げなければ…」
ビリー「刹那はいざとなるとアレだからダメだよねぇ」
ブシドー「私の尺八の腕前を披露できなくて残念だ…」
沙慈「なら今回は失敗して良かったかもね」
ティエ・ビリ「それもそうだな」
ブシドー「どういう意味だ!」
中の人的にはお刹那さん歌上手いだろw
刹那「中の人などいない!なぁ、マリリ……」
マリナ「ふぅ……着ぐるみを着ていると、流石に冬でも暑いわね」
刹那「!?」
眼鏡「やれやれ。たまには脱がないと蒸れて困るな」
ブシドー「刹那、お前も脱いだらどうだ?暑いだろう?」
刹那「な?な?な……?うー……ん」
バタン
……な、せつ……だい……ぶ?
刹那「……ん?」
マリナ「よかった……急に倒れたから……」
刹那「マリ……リン?皆……普通?あれは……夢だった……のか?……はぁ」
ブシドー「どうやら心配は無いようだな。では、部屋に戻る」
スタスタスタ
刹那「あぁ…心配かけ……!?い、今ブシドーの背中にチャックが見えたようなっ!?な、中の人……?」

マリナ「ブシドーの皮に古くなったお布団の綿を詰めて
ブシドー型抱きマクラの出来上がり!」
ブシドー型抱きマクラの出来上がり!」
刹那「マリリン、それは…」
マリナ「私、今日からこの抱きマクラを使おうかしら」
刹那「やめてえええ!」
お刹那さんも早く皮を脱ぐんだ!
ポニテ「それはどうかなぁ?刹那は剥き方を知らないんじゃないか?」
眼鏡「まだまだお子様だ。剥けないだろう」
匙「エロゲ脳共は黙ってなよ」
刹那「うー…ん…」
「……那……起き……刹……」
刹那「マリ……リン……?も…う少し……」
「仕……い。お仕置き…しな……ダメ……」
刹那「(すわ、キスでおきなさい(はぁと)コースか!?)」
チュッ
刹那「(ばんざああああ……あれ?鼻血が出ない……?それに、何か硬)」
お目目パッチリ
ベッドの脇に立つティエリア。
眼鏡(マリリン声)「やっと起きたか、刹那」
刹那「て……てぃえり……ブクブク」
眼鏡(マリリン声)「ふ、熱いベーゼで殺してあげたわ……っと、変声器Off。それと、コイツは外に出しておいて……と」
少しした後。
マリナ「ティエリア、刹那は起き……わわわ!泡吹いてるじゃない!」
眼鏡「起こしにきたらこうだった……何があったのかは分からない……」
マリナ「い、息が止まってる……フキフキ」
眼鏡「ほぅ?息が止まっているならば……取る道は一つだな……?」
マリナ「ま、まうすつぅまうす………」
眼鏡「僕はエロゲをやらねばならんし、野郎とキスするのも御免だ。任せたぞ」
バタン
マリナ「あ……じ、人口呼吸だからね…け、決してキスじゃないからね……」
眼鏡(言い訳してないで早くしたまえ)
マリナ「い、いくよ……」
パッチリ
刹那「何だ………?ついさっきの記憶が……って、マリリン!?」
マリナ「わ、わ、わ!な、何でもないよ!これで皆起きたから…ご飯つくるわね!」
刹那「……?んー?何か物凄い悪夢をみたような…?ま、いいか……」
眼鏡(やれやれ、お膳立てしてやったと言うのに。なぁ、ポニテ?)
ポニテ「………スゥッ(昇天し音」
匙「(自分が提案したくせにポニテにキスさせるなんて……ティエリア、恐ろしい子……!)」
たまには喪男達と寝ることにしたお刹那さん。
刹那「グー……」
匙「ぐぅ……」
ブシドー「あえて言わせていただこう、グラハム・エーカーであると!!」
刹那「!?い、今何か凄い事言わなかったか!?」
ブシドー「……Zzzz………」
刹那「……気のせいか……すぅ……」
ポニテ「ぐぅ……ぐぅ……」
眼鏡「絶望したぁ!死んだらどーする!!」
刹那「!?ま、また凄い声が聞こえたぞ!?」
眼鏡「………すぅ……すぅ……」
刹那「……今のはティエリア……?久しぶりに普通に寝たと思えば……すぅ……」
ブシドー「Zzzz………」
ポニテ「フヒヒ、良いではないか…良いではないか…」
刹那「!?何か不埒な声が……」
ポニテ「どうだい、もう逃げられないよ……マリリ
マリナ「おはよう!よく眠れた?」
刹那「い、いや……あいつらと一緒に寝るのは懲り懲りだ……」
マリナ「そう……コーヒー作るわね」
刹那「や、やっぱり俺はま、まままま、マリリンと……」
マリナ「?どうかしたの?もうすぐできるわよ」
刹那「い……いや……なんでも……ハァ、駄目だな俺……」
眼鏡「やれやれ、プラトニック君めが」
匙「おは……うわぁ!?」
ブシドー「ぬぅ…面妖な…昨日みた『お面』に祟られたのか!?」
ポニテ「やぁ…クジョウ。朝から酒かい……?肌に悪いよ、ははは」
お刹那さんのランキング
1 マリナ(マリリン)
2 録音(ニール)
3 ガンプラ
2 録音(ニール)
3 ガンプラ
5 眼鏡
6 ブシドー・匙
6 ブシドー・匙
8 ポニテ
11 セロハンテープ
24 録音(ライル)
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