キャラバン
キャラバン
カードタイプ:行動(商人)
コスト:5
連結1
あなたの手札から、好きなカードを2枚選んで捨てる。
そうした場合、【捨てたカードの合計コストの-1に等しいコストを持つ、レア以外】のカードをマーケットから1枚選んで獲得してもよい。
illust:medilore
考察
手札2枚を捨てて「合計コスト-1」のカードを獲得できる、極東の算法姫 オウカをコモンカードにしたような効果を持つ。
オウカとの大きな違いは代償にするカードが追放ではない点と、あくまで獲得なので手札にしてすぐ使えるわけではない点。
追放ではないのでデッキの圧縮目的としては使えないが、その代わり代償(捨てる)カードの種類は何でもよく、かつ再度使用できる。
獲得したいカードとコスト1の農村を捨てれば同じカードを獲得できるため、農村の使いどころも重要となる。
コストが5と重く、手札がかみ合わないと十分な恩恵を得られないという弱点はあるものの、「禁制品トークン」等を無視していきなり公爵を獲得できるなど、ハマるとかなり強い。
大都市+農村で大都市、大都市+都市で公爵、公爵+農村で公爵の組み合わせは最低限頭に入れておこう。
一般的に高コストのカードを代償にするほど、産出コインでの購入より効率良くカードを獲得できるため、ある程度デッキ内に高コストカードがある状況で使用したい。序盤よりも中盤での購入に向くカード。
このカード効果を中心にデッキを成長させる場合、低コストカードを除去しつつ、代償に使いやすい離れ小島や転売屋と相性が良い。
その場合はこのカードを複数購入したり、コスト4のカードも揃えることで常に公爵を狙いに行ける状況を作りたい。
代償を調整しやすいように、コスト5以上の直轄地でキープしたり、捨て山からカードを回収できる大方博雅の姫 ベルガモットなどとの組み合わせが非常に強力。
免罪符等の強圧縮をかけるカードとの組み合わせも強力で、デッキの中身をほぼ空にしてしまえば大都市+都市で公爵を獲得できる確率が高まり、
またそれはカードの効果による獲得であって購入ではないため、そのターンに手札に来た公爵をセットすることもできる。
実はなんとなくで使用しても大都市と言った高コストカードを獲得しやすく、一見するより強めのカード。
ただし調子に乗って無計画にカードを獲得していくとデッキが肥大化して回転率が落ち、結果的に重足になり継承点レースに取り残されやすい。
購入カードと獲得カードの取捨選択は、非常に重要となってくる。