『自分のことを殺し屋だと思われてる一般人』



[登場人物]  新田義史野原ひろし






──………オーイ…





──オーイッ!!! オイッ!!! 隠れてないで出てこいッ!!! 新田ァっ!どうせ見てんだろッ?!!!

──さっさと出てきてケリ付けようやッ!!! オーイッッ!!! どこだ!!!




────………。



 …タ、タ、
 タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、タ、

 タッ


────……は、ははっ。

────………ははははっ、ははっ…。はは……、すげぇな。お前



──……! あっ、テメェ………。…おい。…なんで………、




──笑ってやがんだ………。テメェ。




────いや、…もう呆れて笑うしかねぇよ…っ。はは………。信じられん…。

────シラフじゃできねぇって、この惨状…。お前さぁ酔ってんの?


 タ、タ、タ、タ、


 タッ、



──…………。血と金と暴力に飢えた外道……、おでましだな………ッ。


────……はは…………。……ま………、




────参ったよ………。おいっ………─────。








  プオオオォォ────…



 ガタン、ゴトン


   ガタン、ゴトン


     ガタン、ゴトン


       バクン、バクンッ──



 電車内のドアへ前のめりになり、移りゆく景色を眺めることもうかれこれ一時間。
残り四十八時間という僅かなタイムリミットを、俺はただ汗を滲ませ、痛む胃を堪えながら立ち尽くすだけにロスしてしまった……。
周りは客一人いない車内、車窓からの風景は真っ暗な夜──ド深夜。
普通の観点からしたら、今の俺は残業帰りの疲れたサラリーマンなのだろうが…、────状況が違え…ッ。
何が違えって、この電車の動向を見りゃ一目瞭然なんだが…、さっきからコイツは往復しているだけなんだよ。
つまりはな、[渋谷駅]から[新宿駅までの区間]をシャトルランみてぇに行き来してるんだ。
なんでそんな珍妙な挙動をしてるのか……。
そいつは全て、線路に立ち塞がる『バリアー』だかのせいなんだよ。



 バアアアァァァンッッッ


………

………………



 …ガタン…、ゴトン……


    ガタン、ゴトン


      ガタン、ゴトン


 …この通り、バカみてェに巨大なバリアーに衝突しては、反対方向へ発進し、またバァァァンとぶつかる。…そして、また何事もなかったかのように反対方向へ……の無限ループだ。
一応、渋谷駅に折り返した時は到着のアナウンスと共にドアが開かれるが、さっきからこのエンドレス渋谷区間は止まりを見せねえ。
したがって、今、銀のドアから見える河川敷はもう二十回目の景色となる。

あぁ、…訊きたいだろうよ。


 『何故そんな電車から降りないのだ』

 『電車がそんな奇妙な動きを繰り返して、周りの人間や車掌は何も思わないのか』

 『そもそもバリアーって何なんだ』



 『それ以前にお前は誰だ』


 …そら突っ込みどころ満載だよな。
自分でもさっきからめちゃくちゃな状況説明を言っているのは分かってるよ。

だが、全て見たまんまの事実なんだから困ったものだ……。

 …一番最後の質問だけは簡単に答えられるから、まず、明かしておく。
俺の名前は新田義史。──裏社会でセコセコあぶく銭を稼ぐ非カタギなんだが、まぁ素性なんか今はどうでもいい。
で、一番目から三番目の質問までまとめて答えさせてもらうが、これに関しては全部……、



──『状況が違えから』、としか言いようがねぇんだわ………。






ざわ… ざわ……

 ざわ……



『おかけになった電話番号は、現在電波の届かない場所にいるか…………、』


「チッ…!」


 ピッ



「……親父も、カシラも、アニキも、サブも…………ッ。どいつもこいつも雁首揃えて『電波の届かない場所に~』って……」


「…なんで? 全員山奥に埋められてんの?」



 主催者がボンクラっぷりを露呈したお陰で凄い活気づいた、あの時バス車内。
殺し合いだか何だか知らねえが、現状俺は拉致られてるわけで。
上層部からアホの若手下まで片っ端からヘルプコールを掛けたが、誰一人とて使い物にならない。
示し合わせたように揃って『お掛けになった電話番号は~』と、どうせ皆して地下おっパブで嵩じてらっしゃるんだろうが、サブ共の淫靡な笑い声を想像したら腹が立って来る。


「俺はこんな目に遭ってるつうのによ……ッ」


……。


「いや、『俺らは』こんな目に遭ってるつうのに………ッ」




「むにゃむにゃ……。もう…イクラは食べれないよ~…………」


 …隣でヨダレを垂らしてグースカ眠る俺の義娘────ヒナ。



「ちょっと!! み、皆さん暴力はいけませんからね?! 暴力はっ!!」

「あーん?? うっさいねん! 何も分からんくせにガキは黙っとれやゴラッ!!!!」

「ひっ!!! …な、なんで私怒られなきゃ…………。私だって被害者なのに…………」


 …主催者を囲んで揉めてる輪に入り込む────三嶋瞳。
恫喝一つで完全に意気消沈してるのが実にあいつらしかった。



 こんな具合で、どういう因果か知らねえが、俺の知り合いもちょびちょび紛れ込んじまっている。
陰謀……、俺を陥れる為、敵対組織からの罠………、色んな可能性を考えたが正直今はどうでもいい。
ガキ二人も無論どうでもよかった。

 この混沌としたバス内にて、俺が最も『注視』し、最も『愕然』とさせられた人物が一人いる。──バスの最前で主催者に怒りを飛ばす、その女。
俺とその女子との関係性と聞かれれば、別に妹でも娘でもビジネスパートナーでも、彼女でもない。
…彼女だとしたら、そいつはとんでもない歳の差で、一躍俺はロリコン扱いだ。

だが、少女。
ヤツの見せる屈託のない笑顔と、素直で純粋な心は天使そのもので、アウトローとして汚れ疲れ切った俺の邪心を癒やす、『現代社会のオアシス』だったんだ…──。


ざわっ、ざわっ……

「殺し合いなんてしないわよっ!!!」


…やめろ。



「今すぐわたし達を返しなさいっ!! そしたら許してやっても構わないんだからっ!!!!」


……やめろ。
余計なことを言うんじゃない。



「…さっきから何無視してんのよっ!!! もう、許さない………! ただじゃおかないわよ……」


……やめてくれ。やめてくれっ…!!!
お前…、自分の命が『首輪』で握られていることに気づけ………っ。
これ以上喋ったら危ういんだよ…!



「わたしの超能力で……、あんたなんか……っ!!!」


 やめろっ!!!
俺の……、俺の天使────アンズッ……!!!



「倒してやるんだかっ────…、」





──アンズ────────────────────────ッ……!!!!!!!!





 ピカンッ…






 バアアアァァァンッッッ!!



『…次は渋谷駅ー。渋谷駅。お降りのお客様は、お荷物に注意なさってご降車ください』


『──発車します』

………

………………


  …ガタン…、ゴトン……


     ガタン…、ゴトン……





 『何故お前は電車に降りないのか』。

────答えは、死にたくないからだ。


 眉がピクつく。
歯がギシギシ震え、脂汗がナメクジみてえにじんめり跡を残す。
足裏の震えが電車の揺れに共鳴する。
つり革を持つ右手が握る力の加減を知らない。
胃腸が排泄物ではち切れそうなくらいホロホロする。

全身が、俺の身体あらゆる部位すべてが、動けッ動けッと精神的に追い込んでやがる…。


 ────そうさ。死にたくないだろう。


 ────だが動け。救え。アンズの元へ、今すぐ駆け抜けろ。

 ────走れ、俺…。新田……ッ。



「ぐぅうっ……グッ……………!」


 裏社会じゃ、あらゆる異名を作られ、無数の反社共から畏怖される俺も正体はこんなチキンだ。
ビビっちまって、何十回目となる夜の河川敷を眺めるしかできねえ、腰抜けだ。
だが。
男に産まれたからには、どんなに怖くても、不器用ながら動かなくちゃならねえ時がある。
…愛する者のために………、行動を。

 動いた場合待っているのは、自分の死。
動かざる場合待っているのは、アンズの死。
二つの重荷が天秤にかけられ、ゆらゆらとはかりが延々上下する様が、俺の乱気流激しい精神内と似か寄る。
それと同時に、置き石でもあったのかガタンッと物理的に揺れ動く電車内。
衝撃ゆえに、ここに来て立ち尽くす以外のアクションを取ってしまった。




────尻もちをつかされた俺が、隣の車両にて。
まるでビー玉みたいな死んだ眼の『危険人物』を目にしたのは、この時だった。






 ガタン、ゴトン…




「くんくん…。この香り、くぅ~~~~~~~~!!」


「うまそ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」


 オレの名前は野原ひろし。
愛する妻と二人の子供を持つ平凡なサラリーマンだぜ!
子供の内、長男でさえもまだ五歳児のひよっ子、妹にいたってはつい最近産まれたばからの赤ん坊だ。
このわんぱく坊主たちの成人を見届けるためにも、日々事故や病気に気をつけてきたオレなんだが……。
…最悪なことに「殺し合いをしろ」だなんて物騒なモンに、今巻き込まれちまったんだぜ………。
がび~~~~~~~んっ!!!!


「黄色い麺、優しい色合いのスープ……。それもさることながら、カップ麺にしてこのもやしのクオリティ…!」

「美味そうだぜ!! 我慢できねえ!」


 …しかし、焦りは禁物だ。
普通の人間なら「し、死にたくない~~~!!(;■д■ lllu)」とか、「こ、殺し合い……。怖いけど仕方ない🗿💦」だとか正常な判断ができなくなるところだが、…オレは違ェぜっ!!
現に、オレは電車で席に座りながら、ゆったりもやしラーメンをすする余裕を見せてんだからな!
殺し合いに大事なのは、ズバリ平常心だろう。
したがって、オレは営業のプロであると同時に、バトル・ロワイアルのプロでもあるのだっ!!!
(…バトロワのプロってのは…まぁ語弊があるか……)


「平常心……。これは殺し合いに限らずビジネスでも同じこと言えるだろうぜ。冷静な判断が何事も成功に繋がるからな!」

「ま、そんじゃ。とりあえず……、」


「いっただきま~~~~~~~~~~~す!!!」


 割り箸を口でパキッると、さっそくオレは箸をカップ麺に突っ込んだ。
持ち上げてみれば、湯気を昇らせる麺に、絡まりまとわる無数のもやしたち…。
味噌の温かい香り、日本の伝統調味料である赤茶色いそいつのスープが嗅覚を刺激するぜ。
アツアツのそれを、オレは間髪入れずすすり込むのであった!


 ふー、ふー、ふー……



   ……ズルズルズルズル、ズルズルガーーッ


   ゴクンッ




こ…っ、これは………──!!



「うまいぃ~~~~~~~~~~──…、」



「おいアンタ────」


「ギクッ!!!」


 お、オレとしたことが…。
ラーメンに無知で、眼前の『もう一人の乗客』──参加者に気づかなかったようだぜ……。
不意に話しかけられてビックリしちまった。
…とりあえず箸を置いて、ゆったりと顔を上げることにした。


「…アンタさ、これまで何人ぶっ殺したか。言ってみろよ」


 渋い男の声が響くぜ…。
なんだか嫌な質問をするそいつは、金髪にオールバックで漆黒のスーツを着た男だった。
…一見にして、普通の社会人には到底思えねェー…。
そいつのオーラもさることながら、金のジャラジャラしたネックレスが威圧感あって、裏社会の人間と印象づけられる。そんな男だったぜ。
そいつは何を思ったかオレに銃を突きつけて立っていたんだ。



「……いや銃ッ────???!!!」


「……………」



 いやいやいや!
なんだよ突然?!
…おい、これって……。
かな~りマズいんじゃねェーのか…………??!


「こ、殺してないですよ??! ひ、一人も!!」

「あぁだろうな。返り血は一滴もついてねぇし、そら殺してないだろうよ。────『今は』、な」

「は、はいぃ~~~~???!」


「…アンタ、もしタイムスリップして幼少時代のヒトラーに出くわしたら……、…どうするよ?」

「え??! え????? そ、それより…とりあえず銃を──……、」

「俺なら、殺すっ…。」


「えっ?!」


「例え、ガキでもだ。将来起こる虐殺を食い止める為に、歴史を変える決意をするよ。俺は」

「な、なんのはな──……、」

「すっとぼけた態度取ってんじゃァねえぞ!! あぁッ?!!」

「ヒィッ!!!!」


 の、野原ひろし三十五歳!!
今ヤカラに目をつけられて大ピンチ中!!!!!


「一目で分かんだよ。その風貌…、殺し慣れたって感じの目、殺意にまみれた雰囲気で…! テメェがこの人生で何百人手に掛けてきたかがなぁ!──」

「────…バレバレなんだよ。この『殺し屋』がッ………!!」


「え、……? え~~~~~~~~~~~~~~っ????!!!!!」


 しかも、因縁つけられたとかじゃなく、訳分からん勘違いで絡んで来たんだコイツ!!!!
な、なんだよ!!!?殺し屋って??!!!
オレ、そんなやべーやつみたいな見た目してねェ~~だろ!!!!


「この殺し合いで将来的な犠牲者を出さないためにも、だ。…正史じゃ犠牲となる命を一つでも救ってやる……」

「ま、待て!! 話をし──…、」

「俺が未来を変えるんだ…。今………──」


ひぃい………!


「────アンタを始末してだなぁああっっ!!!!!!!!」



 ひぃいいいいいいっ!!!!!!
助けてぇええ~~~~~~~~!!!!!
神様~仏様~おそっさま~~…、
しんのすけ~、ひまわりぃ~~
…みさえぇえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!



 ──パアアアァァァンッッッ





……
………

…ガタン、ゴトン


  ガタン、ゴトン


    ガタン、ゴトン



「…すみませんでしたァアアア!!!!!!」

「いやいや…、いいんですよ。疑心暗鬼になるのも……ね……」


 …いやホントはよくねェ~~けどっ!!!


「あ、あなたがまさかカタギの方だとは……、本当に本当に申し訳ない…!!! どうか許してくださいィイイ!!!!」

「いや…、もう頭上げてくださいよ~~!! 新田さん……!」


 …いや、まだ許せる気はねェ~~けどよっ!!!
ズリズリズリズリィ────ッと床に頭擦り付けて土下座されりゃあ、オレだってそう言うしかねェぜ…。
サラリーマンとしての礼儀でな…。



「本当にッ、申し訳ありませんでしたァア!!!!」




 ……。
ふぅ…、まったく地獄に来たみたいだったぜ…。テンション下がるなぁ~~~~…。
あれから、営業で培ったトーク力を駆使して、間一髪説得に成功したわけだが、どうやらこの新田という男……相当追い込まれていたらしかった。
無理もないっちゃないわけだから、オレも許してあげるのが筋だぜ。
…それにしても、このヤクザ者……、話せば分かる根は優しい人間でよかったもんだ……。ほ~~っ……。


「ま、ま、新田さん…。お近づきの印にこれを…!」


 新田が頭を擦り続けてもう数分。
額から流血する勢いなもんだから、さすがに……。と、オレはバックから缶ビール二本を差し出した。
話を聞く限り、新田も娘が一人いるという……オレと同じ苦労を持つパパ仲間だ。
キンキンに冷えたこいつをクイッで、似た者同士のお互い親睦を深めようって寸法よ。


「……す、すまねぇ………。すみません…、野原さん……」


 オヤジ二人。
席に座り、いつものこの時間じゃ口にすることなんかない発泡酒の蓋を開ける。


 プシュッ


  ゴクッ、

  ゴクゴクゴクゴク……


 ぷは~~~~~~~~~~っ!!
うまい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!


「…野原さんは……、どこからお越しで?」

「…え、あぁ。オレは春日部からです。双葉商事で冴えないながらやってましてー」

「……双葉商事、ですか。…そいつは良い。…俺なんかゴミみてェな闇金で娘を食わしてやってんですから。野原さんは立派ですよ」

「いえいえそんな………」

「…ふう……。子育てってほんと苦労まみれですよね…。ふと我に返ったら嫌になってきますよ…。なにしてんだ、俺って…ってね……」

「…たしかに。うちのしんのすけも悪ガキとかそんなレベルじゃないから大変です」

「…ヒナのやつ……。ぐーたら飯食って便所に行って寝るだけの可愛げないガキでして。…そんなヤツ相手でも毎日洗濯したり、弁当作ったり世話焼いてやったのですが………」

「はは…っ」


「苦労して子育てした末路が、親子揃って殺し合いに出場とは、ね………」



………えっ?!


「え?! あ、あんた娘さんもここにいるのかっ???! 今??!!」

「…………………………」



 新田はオレの問いかけに無言で頷き、そのまま頭を上げなかった……。

…おいおい……。
そら平静でいられなくなるのも仕方ねぇって話だぜ。
オレだって、しんのすけがここに参加してるとなりゃあ呑気にラーメンなんて食えたもんじゃねェー。
同情するぜ新田さん……。
同じ父としてよ……。


「…まぁ、アイツが死のうが生きようがどうでもいんですが………」


…え?


「…アンズもっ……。アンズも……ッ! 殺し合いをさせられてるんですよ…ッ!!! 娘と友達みたいなやつの………アンズがッ!!!」

「……はい?」

「俺…、恋愛感情とかじゃないんですけど…好きなんですよっ……! アンズが……。あの…天使の微笑み……好きなんです………!」

「………あんたもう酔ってんの…?」

「アンズで癒やされたくて、毎日アンズがいるラーメン屋に行ってるのに………──畜生、畜生っ………!!」



「俺は無力だ………っ。…うっ、ぐっ……うぅっ………」



  …ガタン、ゴトン

     ガタン、ゴトン



 泣き上戸かよ…こいつ……。
号泣しながら片手のビールを震わす新田に、…正直俺は何もできねェ~。引くだけだぜ…。
娘の友達が大好きおじさんって……。
…おいおいやばくね~か?!




  …ガタン、ゴトン

     ガタン、ゴトン


『次は──、渋谷駅ー。渋谷駅です』





実子の命より血の繋がりもないガキを心配する新田と共にして、正直先が思いやられるオレであった……。
とほほだぜ……。





   ガタン、ゴトン

     ガタン、ゴトン


『お降りのお客様はお荷物を、確かめになってご降車ください──。なおー、偽物のほうが圧倒的に価値があります。そこに本物になろうという意思があるだけ────、』















『────────偽物のほうが【本物】といえるだろ。』

(西尾維新『偽物語』 貝木泥舟の台詞──)





────…おい…、俺の人生はつまらなくなんかねぇよ。

────ある日全裸のガキが降ってきて…、そいつの父親役をさせられて…、年下のガキを閣下と崇めて…、壺もベントレーも超能力でぶっ壊された挙げ句…、未来を変えるため四六時中頑張らなくちゃならない……。

────そんな『幸せ』を、あんたにも分けてやりたいくらいだぜ。


──………いらねぇよ。分けんな、ンなもん。

────…………………。



──…じゃ、もうそろそろいいよな? やろうぜ、『バトル・ロワイアル』……!



────…おいおい……。…瞬殺だよ…?




──…! 言うじゃねぇか!! 伊達じゃねぇな…テメェは…。はっはっはっはっはっはっはっ!!!!






──じゃあ『死ね』ッ────────────!!!!!





 ▲  偽  物  語  ▲

────ひろしテーマパーク──


 以上、囘想終了。




【1日目/E1/電車内/AM.00:35】
【新田義史@ヒナまつり】
【状態】健康
【装備】AT拳銃
【道具】???
【思考】基本:【静観】
1:アンズ────ッ!!!! …アンズ────ッ!!!!
2:野原ひろしと行動
3:ヒナは…まっ、どうでもいいだろ……。

※新田の参戦時期は、高校生編以降です。


【野原ひろし@野原ひろし 昼飯の流儀】
【状態】健康
【装備】???
【道具】キンッキンに冷えた5000ペリカの缶ビール@トネガワ
【思考】基本:【対主催】
1:やべーおっさん(新田)と行動
2:常に平静を保って行動する…これが俺の流儀だ!


前回 キャラ 次回
004:『殺したいほどアイ・ラブ・ユー 006:『愛しさと、切なさと、心強さと
新田 028:『新田さんは捨牌だゾ
ひろし 028:『新田さんは捨牌だゾ
最終更新:2025年02月08日 19:06