ヒカマーとは、3通りの意味のあるヒカマニ関連単語。
ヒカマニ界隈で害悪行為をしたり、ヒカマニネタを使って荒らしを行うなどする、ヒカマニ界隈のならず者のこと。
(わかりやすく言うと、淫夢界隈における「
ホモガキ
」に近い。)
Xなどで使われている「ヒカマー」は、多くはこのことを指す。
この使い方の場合、多くは1.のような悪人を除いた善良なヒカマニ愛好家のみを指す。
また、1.との混同を避けるため「ヒカマニ民」とも言われる。
ニコニコ動画のヒカマニ界隈では「ヒカマー(1.の意味)」と「ヒカマニ民」を分離する考えが定着してるが、その他SNSではまとめて「ヒカマー」と呼ぶ傾向が強い。
- 3. ヒカマニと「真夏の夜の淫夢」に関連するコンテンツの両方を好む人の総称。
「ヒカ」マニ+イン「マー」で「ヒカマー」。語呂の良さから3.の意味で使われることがあったものの、1.の意味である「迷惑なヒカマー」も淫夢を好む傾向があり、1.の意味と融合しつつある。
この記事では主に1について解説する。
なお、このページでは、「ヒカマニが好きな人」を「ヒカマニ愛好家」と呼称する。
前置き
ヒカマーとは、上でも述べたとおり、「迷惑なヒカマニ愛好家」と「善良なヒカマニ愛好家」の2通り、そして正反対の意味がある言葉である。
そのためひとえに「ヒカマー」といっても、平和な考えのヒカマーも居れば、過激な考えのヒカマーもいる、ということ、
「ヒカマー」と「迷惑な悪人」はイコール、というわけではない…ということは念頭においてほしい。
「迷惑なヒカマニ愛好家」としての概要
迷惑行為
彼らはかなりの頻度、しかもX (旧Twitter) という多くの人が居るSNSで、迷惑行為を繰り返している。(2019年ごろから行われていたが、2023年ごろから規模が巨大化した。)
一例を上げると、
- HIKAKINやその関係者への中傷や、酷いバッシング、デマ、感想の域を遥かに超えている根拠のない批判を繰り返す
(ヒカマニ界隈自体が、本家 Hikakin Mania 氏本人の愛とHIKAKINさんらの寛容さで成り立っているにもかかわらず)
- HIKAKINに無関係な特定の人物の顔写真や肉声を晒しあげる、不快な内容のMAD動画の素材にする
- 不祥事を犯した人物 (犯していないときもしばしば) や、ヒカマニへの批判をした人物などを晒しあげ叩く
- 特定の人物やヒカマニ投稿者を、何らかの事件の首謀者や関係者に仕立て上げる
- HIKAKIN及びヒカマニネタに触れてしまった人物のチャットを荒らす
- 自身をブロックした者のプロフィールを晒す (いわゆる「ヒカマーズブロック」)
- 特定のマイノリティや事件・事故・災害の被害者、精神/知的障がい者に対し侮辱的な言動を取る
- 無関係な人物や界隈に喧嘩を売ったり、他人のトラブルや敏感な話題に首を突っ込み、場を荒らす
- 著名人などの訃報や災害に対し、不謹慎ポストを相次いで投稿する
- ニコニコ動画で活躍するヒカマニ投稿者に対し、悪質な粘着、デマ拡散、脅迫、なりすましなどの嫌がらせを複数人で数年間やり続け引退に追い込む
(ヒカマニ界隈自体が、ニコニコ動画のヒカマニ投稿者の活躍によって支えられている側面が大きいのにもかかわらず)
- 音MAD関連のイベントでの迷惑行為・音MAD作者に対する嫌がらせ
…などなど、枚挙に暇がない。
そんな非行少年のような、倫理・道徳が欠如している一部のヒカマニ愛好家を、差別化するために「ヒカマー」という呼び名が使われているのである。
そのため、「善良なヒカマニ愛好家」からは「彼らは厄介者」と認識されているところがある。
また一般ネット民から「ヒカマニは民度が低い」などと思われてしまう原因になったり、更には上記の行動に呆れ果ててしまった善良ヒカマニ愛好家達が界隈を脱してしまうなど、彼らの存在は界隈のイメージダウンや衰退にも繋がっている。
しかし、彼らは自分たちを表す「ヒカマー」の言葉自体にそこまで悪印象を持っておらず、
それどころか「ヒカマー」を批判されると逆ギレに近い形で怒り、批判した相手へ攻撃を行う。極めてたちが悪い。
(YouTubeやニコニコ動画でヒカマニ関連のMAD動画を楽しんでいるだけの)善良なヒカマニ愛好家から批判されると
「自治厨、民度厨」「一般ヒカマニ民もHIKAKINの人権を侵害している時点でヒカマーと同類」といった反論をする傾向がある
。
(典型的な
ホワットアバウティズム
であり、詭弁)
もちろん、ヒカマニ自体がHIKAKINの肖像権や動画の著作権を侵害している事実は否定できない。しかし、彼らの行う迷惑行為は到底容認できるものではなく、「ヒカマニだから」という理由で正当化することはできない。
ネットミームと言えども最低限のモラルは必要である
。
余談 - 現実世界での迷惑行為
上では「SNSで迷惑行為を繰り返している」と述べたが、2024年3月以降、一部の過激なヒカマーが現実世界にまで迷惑行為を持ち出し始めている。
一例を上げると
- やらかした著名人の自宅に突撃する
- 具体例1. 「HIKAKIN宅に突撃し、邸のフェンスドアを蹴りながら過去のポストについて大声で抗議し、飲んでいた飲み物をフェンスドアに吹きかける」
- 具体例2. 「性加害や問題行動等でネットで炎上していた某コスプレイヤーの自宅(と思われる)マンションに覆面コスプレをした複数名で突撃し、動画を撮りながらドアポストに火を付けた爆竹を投函し逃走する」
- 大規模イベントで暴れる
- 具体例: 「『第二十一回 博麗神社例大祭』の会場内においてエアガンを複数回発砲する」
- 8月10日、いわゆる「野獣の日」に、いわゆる「野獣邸」に訪れ大声を上げる
- ほか、無賃乗車・コンビニでの万引き等の犯罪
…などなど。一応ヒカマーらの保身のため言っておくが、これらの行為はほんのごく一部の過激なヒカマーによってのみ行われており、またヒカマー界隈内でもその評価・賛否は割れている。が、ヒカマーやヒカマニに対し「犯罪者」のレッテルを貼り付ける口実になっていることも否めない。
またこれらの犯罪行為にはヒカマーとは無関係のツイ廃(Twitter/X廃人)等が自分でやったことをヒカマーに罪を擦り付けるなどの行為もあるため、一概にヒカマーの行いとは言えない。
活動場所と特徴
(※この節での「ヒカマニ界隈」は、X (旧Twitter) 内のヒカマニ界隈を指す。)
彼らは主にX (旧Twitter) を中心として、活発的に活動している。年齢層としては10代の中学・高校生が最も多いが、成人済みと思われる人物も少なくない。
2019年頃、もともと反
例のアレ
傾向の強いヒカマニと淫夢と結びつけようとした勢力の間で誕生した。例のアレ自体が荒らし文化に立脚して誕生したという歴史もあってか「ヒカマニという誹謗中傷コンテンツに倫理も道徳もないし何でもあり」といった思想が流布され、X (旧Twitter)で馴れ合いや荒らし行為が常態化していった。
また、ヒカマニがコンテンツとして発展していくとともにその勢力を伸ばし、近年(特に2022年以降)は多くのフォロワーを抱える人物が増えており、半ばインフルエンサー化している。またそのため、彼らのヒカマニ界隈での影響力は厄介なことにかなり強力になり、派閥や囲い集団が存在するほどである。
さらに、ヒカマニ界隈ではない他の界隈などにもヒカマーや元ヒカマーは珍しくなく、ヒカマニ界隈外での影響力もかなり大きい。
その影響で、新しくヒカマニ界隈に入ってきた新参者が、彼らの思想に大きく影響され、彼らの協力員になる…という流れが多発している。
また、Xのヒカマー界隈を長い目で見れば、新参でありながら古参ぶる者や、界隈の重鎮・顔を名乗る者、それでいて界隈のイメージダウンに繋がる行為を行い、それを「戦争」と称する者もおり、さながら無法地帯化している。
なお「攻撃」は、自分やその囲いに対して反対的意見を述べたヒカマーや一般ユーザーなどへ、しつこくメンション・リプライしたり、しつこく暴言を吐いたり、自分の囲い集団に命令し攻撃対象の凍結を目的とした虚偽通報を行わせる…という「私怨を元にした粘着質な攻撃」が主である。
ヒカマニ界隈を代表しているという強い自負心を持っており、「ヒカマニ民」と「ヒカマー」という用語で界隈を区別することを嫌う傾向がある。しかしながら、ヒカマニに対する造詣はお世辞にも深くなく、
淫夢語録
の使用率の方が高い場合もある。
また、ヒカマニと淫夢を混合することを目的としているヒカマーも一定数おり、「Hikakin_Mania」タグや「真夏の夜の淫夢」タグを用いたタグ荒らしまがいの低クオリティ動画を投稿するユーザーもいたので、淫夢界隈からも良く思われていない。淫夢界隈からは「ヒカマニ好きは無法者」、ヒカマニ界隈からは「淫夢好きは無法者」と思われる一因になっており、両界隈の関係悪化に少なからず影響している。
ニコニコ動画のヒカマニ界隈では「ヒカマニ民」と「ヒカマー」の区別が浸透してるものの、その他ネット上では名実ともに同義として扱われていることが多いため、Xのヒカマーの問題行為が、あたかも関係のない一般ヒカマニ愛好家までそうした行為をする傾向があるかのように批判されることがある。
彼らの共通点
こうしたヒカマーらに多く見られる共通点として、
- 基本的な価値観や倫理観が社会一般的なものから逸脱している
- ネットリテラシーや倫理観が欠けているが、承認欲求だけは非常に強い
- 「承認欲求を満たせるなら炎上商法でもなんでもやる」という考えを持っている可能性
- 世間で騒がれている社会問題や事件について、逆張りをする (早い話が「天邪鬼」)
- 犯罪の前科あるいは犯行経験、職業の解雇の経験がある
- 自身の社会的立場に大きな問題・不安がある (=現実逃避をしている)
- 引きこもりである
- 学校を休みがち、または完全に通っていない(不登校)状態の小中学/高校生である
- 年齢的には立派な社会人だが、相応の責任感や精神を持てていない(精神年齢の低い)大人である
- 親がいわゆる「毒親」であったり、虐待・ネグレクトを受けていたり等、複雑な家庭環境に置かれている
- 学校や会社などでの人間関係が悪く、いじめられているまたは孤立状態にある
- なんらかの病気や精神面での問題を抱えている
…の2点が挙げられ、所謂無敵の人・非行少年の属性を持っている。
他にも、
- ヒカキンをひどく嫌っている (ヒカキンのアンチである)
- (失うものが無いためか) 自ら本名や顔写真、電話番号等を公開している
- 障がい者や同性愛者などのマイノリティ全般に対し、激しい差別感情や嫌悪感情を持っている
- ヒカマニ愛好家のはずなのにヒカマニ以外の無関係の作品の話をすることの方が多い
- (例: 真夏の夜の淫夢、妖怪ウォッチ、ブルーアーカイブ…など。 )
- ヒカマニと真夏の夜の淫夢といった例のアレ界隈ネタを混合する傾向にある (いわゆる「ヒカ淫」)
- ヒカマニと淫夢を融合させたがる割には両コンテンツに対する理解度が低い
- 投稿者内輪ネタを含む動画を使ったタグ荒らしを行っている
…などの共通点もある。
また、先程述べたようにインフルエンサー的側面もあるため、独自のネタを編み出し周りに普及させる特徴を持っており、そういったネタが数多く存在している。
ただそれらの殆どはヒカマニとはほぼ無関係な個人の私怨やいじりなどといった内輪ネタであり、そのようなネタをむやみに使うと顰蹙を買うため、ヒカマニネタと絡めて出すような真似は控えた方がいい。
そのためほかのプラットフォーム(YouTube、ニコニコ動画など)におけるヒカマニのコミュニティと、Xでのヒカマニ界隈では雰囲気に温度差があり、完全にガラパゴス化している。
対処法
基本的に彼らに対して言及をしない限り一切害はないと言えよう。
ただし、先ほども述べたように突然無関係な人間に対して嫌がらせを行うような人物もいるため、完全に安全とは言えない。(しかし、それを言ってしまえばインターネットそのものが誹謗中傷のオンパレードなので何とも言えないが…)
ヒカマーにもし絡まれる事態に陥った場合は、
- 冷静になり感情的にならない / (ヒカマーを感情的に)させない
- ヒカマーの煽りに流されないように気をつける
…この2点を意識しながら解決するのがベストである。
なお、ヒカマーを逆撫でしかねないため、レスバトルの最中や直後、解決後にブロックはしてはならない。
また攻撃してきたヒカマーらに対し何かしらの不満があったとしても、それについてどうこう言ったりするのは喧嘩を売っているに等しいため、してはならない。
因みに、先ほどヒカマーはインフルエンサー的性質を持つと述べたが、多くのヒカマーは様々な理由をきっかけに去ってしまう(足を洗う)ため、ヒカマー界隈は世代交代が起きやすい。
また、ヒカマー界隈は常に新たな“叩けるネタ”を探し回っていおり、多くの嫌がらせは短期間で終わり、また“次”へ移っていく…というのが定石となっている。
よって、これらの嫌がらせを一度受けたとしてもそれが永久的に続く可能性は低く、(余程浸透しない限りは)一過性であると考えた方が楽である。
最終更新:2025年04月06日 15:24