雨天井

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雨天井 - (2023/12/12 (火) 16:53:09) のソース

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|&nicovideo(https://www.nicovideo.jp/watch/sm39246775)|&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=bpK032KgqDc){342,187}|
作詞:[[夜命]]
作曲:[[ると]]
編曲:[[ると]]
唄:IA

**曲紹介
>&bold(){降る雨を受け入れてこその命だ。}
>もう夏も終わりますねー…ということでつゆのうたです。よろしくお願いします。
-ると氏のVOCALOID処女作。
-歌詞は 夜命氏 が、イラストはると氏自身が手掛ける。

**歌詞
([[piapro>>https://piapro.jp/t/Ib6a]]より転載)

手をかざす空一面に
漂う気配は
雨に打たれ
所々ほつれている

たった一歩進むだけ
ただそれだけのことが
いつしか錆びを帯びた鉄格子


ひびは既に全身を蝕んで
どうしてこんなに切なくなるんだ


白黒だけの海原から
覗く人影は雨色だった
ひびはいずれ僕を崩して行くのだろう
白黒だけのアルプスから
叫ぶ僕達は雨色だった
それでも歩こう
これが正しい道だと信じて



気づいたら誰かが
隣を歩いていたんだ
けれど雨で
顔が良く見えなくて

鋭い雨脚が視界を
隠す煙を突き抜けて
いつしか出来上がる水天井


靴は底が抜けて偽りすら隠せない
それでも捨ててはいけない気がした


白黒だけの海原から
覗く人影は雨色だった
裸足で駆け抜けた赤い横断歩道
白黒だけのアルプスから
叫ぶ僕達は雨色だった
それでも走ろう
これが正しい道だと信じて


脱け殻の夏に向かって
走っているのは
雨が頬を伝うからじゃない


白黒だけの海原から
覗く人影は雨色だった
打ち付ける雨が心まで跳ね上がる
白黒だけのアルプスから
叫ぶ僕達は雨色だった
晴れ間に背を向け
目指す僕だけの夏が来るはずだから


**コメント
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