死ぬ蝉は考える。

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#right(){&furigana(しぬせみはかんがえる)&furigana()【登録タグ:&tags()】} &nicovideo(sm23950078) 作詞:[[Haniwa]] 作曲:[[Haniwa]] 編曲:[[Haniwa]] 唄:初音ミク **曲紹介 - **歌詞 (アルバム『[[アメリカ民謡研究会によるVOCALOIDの研究。]]』歌詞カードより転載、一部表記を動画に合わせ変更) 夢想。理想。窓辺の席で。 非凡。無能。全部並べて。 蟲騒。余剰。蝉が転がる。 鋳熱。渦中。風に揺られてる、 君。飄然。気にも留めずに。毅然。 「所詮、戯言だね。」と。 笑う。笑う。雲が泣き出す。 「ほら。ほら。君が踊る日だ。」 予定。既定。変えられもせず。 惰性。虚栄。我楽多集め。 途方。自暴。行き着く先は。 否定。止停。 「我身が一番。だろう? ご覧。君も一人だ。」 「擬態。似態。みんな偽者。」 「所詮。偽装。囈言だね。」と。 笑う。笑う。良い子が、唄うよ。 あぁ。ここは戦場、誰も逃げられずに、変な友情、作り上げてさ。 隣のあいつは、知らないふりをして、 「僕ら永遠親友だよね。」 失くした夢幻、探して歩く。君の声だって、疾うに忘れたんだ。 狭い空間、僕だけが迷子か。それでもういいや。楽にさせて。 「気付いたの? 助けはない、と。」「恨んだの? どうでもいい、と。」「嘆いたの? 孤独のことを。」「判ったの? 蝉が死ぬことを。」「叫んだの? 君の言葉で。」「走ったの? 自分の足で。」 「殴ったの? 手が裂けるまで。」 「行け。行け。時は過ぐから」 ここは戦場、誰も逃げださずに、変な愛情、握り締めては。 隣のあいつと、要らない夢を見て、 「僕は絶対、今日を忘れないよ。」 夜中の幻想、壊して憂う。君の顔だって、もう解らないんだ。 赤い夕景、僕だけが迷子だ。 それでもういいか。明日は、来るだろう。 **コメント #comment()

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