ice

「ice」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ice - (2011/10/29 (土) 21:58:53) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

#right(){&furigana()&furigana()【登録タグ:&tags()】} &nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm15920143) 作詞:[[whoo]]・eau. 作曲:[[whoo]] 編曲:[[whoo]] 唄:初音ミク **曲紹介 -[[FRENZ2011>>http://frenz.jp/]]出展作品 -Direction / MotionGraphics : eau. -Illustration + Waterpaint Materials : 笹篠 -Vocalやなぎなぎ版 &nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm15920946) **解説 -[[eau. - La Mer ArtWorks / Movie:ice>>http://lamer-e.tv/movie/ice_vocaloid_swf.html]] から -&bold(){我が罪は大にして負ふこと能はず} ∕ &bold(){視よ汝今日斯地の面より我を逐出し給ふ} ∕ &bold(){我汝の面を觀ることなきにいたらん} ∕ &bold(){我地に吟行ふ流離子とならん} ∕ &bold(){凡そ我に遇ふ者我を殺さん}  ( Genesis 4:13 ) -――のしかかってくる猛々しい巨像のような極寒の氷の波が、今まさに少女の頭上で砕けようとしている。氷から放射される死の寒気に凍りつき、氷の結晶の強烈な輝きに視力を奪われて、少女は自身もまたこの極地のヴィジョンの一部になったように感じる。自分という構造が、氷と雪の構造と一体化したように感じる。みずからの運命として、少女はこの輝き揺らめく死の氷の世界を受け入れ、氷河の勝利と世界の死に自身を委ねる。  ( アンナ・カヴァン著 山田和子訳 「氷」 より引用 ) **歌詞 透き通る手、砂雑じりの雪に ひとすじの詩、描かれモノクロに、 焼き付いて、瞳から 離れない、 まだ 有り触れた、終焉の、言葉、 美しく、染まろうと揺れながら 裏切と絶望を落とし、 コキュトスに煌かせた 脈打つ河、輝く海、 その最期に僕らは佇む 遠ざかる手、凍り果てる街に 君の歌は、呼応し 響いてく 有り触れた、終焉の、言葉、 無慈悲さの、欠片から 生まれ得た 君の歌 君の歌 声が、響いては、 反射して永遠に 僕達を、僕と君だけを 閉ざし行く、緩やかに輪を描き 鳴り響く、メロティは、やがて 狂おしい、叫喚しい、呑み込まれ 音楽を、(僕たちの音を) 君の歌、(君の歌だけがまだ) 紡ごうと、(紡ごうとしている) 僕たちを、赦しあうために そして、せかいは、ひらかれてゆく **物語 #region(Story) &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”アンナ”>} &color(#999){ <”アンナ”、我が至上の幻影>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”情報”と”被虐”の夢>} &color(#999){ <”創作的死”の庇護者>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”僕”は>} &color(#999){ <”彼女”と共に眠り逝く>} &color(#999){ <すべての”創作的死骸”に救済を>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ 〈彼女〉は} &color(#999){ <被虐された少女>} &color(#999){ <独身者の機械>} &color(#999){ <灌がれる血は>} &color(#999){ <その祈りの中に>} &color(#999){ <規定される>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ 〈彼女〉は} &color(#999){ <たった今>} &color(#999){ <四億三千回目の>} &color(#999){ <"死"を重ねた>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <新たな”死”は”彼女”の身体に転送され>} &color(#999){ <新たなる凌辱と>} &color(#999){ <新たなる被虐を>} &color(#999){ <その白晰な肌に焼き付け>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ 静かに 細く 打ち震えて 泣いた} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <その”区界”では>} &color(#999){ <”彼女”は象られた”恐怖”だった>} &color(#999){ <”彼女”の存在は断続的に脳裏に蘇り>} &color(#999){ <その”死神”の顔を>} &color(#999){ <”死骸”は畏怖した>} &color(#999){ <”彼女”は冷酷な氷河の中で>} &color(#999){ <”死骸”を殺し>} &color(#999){ <その”死”を取り込み>} &color(#999){ <僕と”死”の情報を共有した>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <すべてに>} &color(#999){ <おやすみなさい>} &color(#999){SHE SAID:} 透き通る手、砂雑じりの雪に ひとすじの詩、描かれモノクロに、 焼き付いて、瞳から 離れない、 &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <人為的な”死”>} まだ &color(#999){ <”かみさま”の氾濫>} &color(#999){ <”原罪”としての虐殺>} &color(#999){ <そのかなしみを>} &color(#999){ <僕らは>} &color(#999){ <緩和し>} &color(#999){ <排除するために>} &color(#999){ <”死骸”を甚振ると>} &color(#999){ <偏執していた>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <すべての物語に>} &color(#999){ <すべての終焉に>} &color(#999){ <翳られた死に>} &color(#999){ <永遠の”無”を>} &color(#999){ <すべてを凍結せしめることで>} &color(#999){SHE SAID:} 有り触れた、終焉の、言葉、 美しく、染まろうと揺れながら 裏切と絶望を落とし、 コキュトスに煌かせた 脈打つ河、輝く海、 その最期に僕らは佇む 遠ざかる手、凍り果てる街に 君の歌は、呼応し 響いてく &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”僕”たちは>} 有り触れた、 &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”運命”に反逆する>} 終焉の、 &color(#999){ <”彼ら”を氷に閉ざし>} 言葉、 &color(#999){ <”死”の重ね書きから>} &color(#999){ <”彼ら”を救う>} 無慈悲さの、 &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <無慈悲なシステムを>} &color(#999){ <氷の欠片に留め>} 欠片から &color(#999){ <我々の罪の>} 生まれ得た &color(#999){ <償いとしよう、と>} 君の歌 &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”彼女”は歌う>} 君の歌 &color(#999){ <亡びの歌を>} &color(#999){ <”反射”>} 声が、響いては、 反射して永遠に &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <歌は”区界”を包み>} &color(#999){SHE SAID:} 僕達を、 &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”死骸”の恐怖をも凍結する>} 僕と君 &color(#999){ <”死”から”虚無”へと>} だけを &color(#999){ <冷たい焰は遷移して>} 閉ざし行く、緩やかに輪を描き &color(#999){ <歌で世界は凍る>} 鳴り響く、 &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <救済を>} メロティは、やがて 狂おしい、叫喚しい、呑み込まれ 音楽を、(僕たちの音を) 君の歌、(君の歌だけがまだ) 紡ごうと、(紡ごうとしている) 僕たちを、赦しあうために &color(#999){SHE SAID:} そして、せかいは、ひらかれてゆく &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <”死骸”の慟哭が聞こえ>} &color(#999){ <”彼女”は震える>} &color(#999){SHE SAID:} &color(#999){<すべてが なくなる>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <氷河は夢幻的に”彼女”に迫り>} &color(#999){ <”せかい”と ”しびと”が>} &color(#999){ <”我々”の選択の可否を>} &color(#999){ <眼前に突きつける>} &color(#999){SHE SAID:} &color(#999){<”かみさま”>} &color(#999){<わたしを>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <酷寒の牢獄の庇護者は>} &color(#999){SHE SAID:} &color(#999){<ゆるしてください>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <環状の氷の中で>} &color(#999){ <泣き続ける>} &color(#999){SHE SAID:} &color(#999){<ゆるして><ください><ゆるして><ください>} &color(#999){<ゆるして><ゆるして><ゆるして><ゆるして>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <すべてのフィクションは>} &color(#999){ <世界から喪われ>} &color(#999){ <氷の慈悲の内に>} &color(#999){ <人々の記憶から>} &color(#999){ <忘卻される>} &color(#999){ HE SAID:} &color(#999){ <すべてに>} &color(#999){ <おやすみなさい>} #endregion **コメント - 追加有難う! -- 名無しさん (2011-10-21 07:16:30) - 有り難う御座います! -- トフィー (2011-10-22 15:19:41) - whooさんの曲は本当に素晴らしい… -- 名無しさん (2011-10-22 23:46:34) - 曲もいいけれどPVも綺麗ですね! -- らと (2011-10-23 00:31:08) - うわすごい…。物語の追加ありがとう! -- くじゅ (2011-10-27 13:14:35) - whooさん素敵 -- 名無しさん (2011-10-29 21:58:53) #comment()
#right(){【登録タグ:&tags()】} //↑タグ忘れ防止のための表示 曖昧さ回避のためのページ ---- -[[ヴィックスベポラッP]]の曲 --[[ICE/ヴィックスベポラッP]] -[[whoo]]の曲 --[[ice/whoo]] -作り手 --[[ice/作り手]] #include(曖昧さ回避の追加の仕方/告知)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: