AI少女と深層心海

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#right(){&furigana(AIしょうしょとしんそうしんかい)【検索用:&furigana()&space(2)登録タグ:&tags()】}
#region(目次)
目次
#contents
#endregion
|&nicovideo(sm20738577)|&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=5Di1kmLKKTk){342,187}|
作詞:[[cosMo(暴走P)]]
作曲:[[cosMo(暴走P)]]
編曲:[[cosMo(暴走P)]]・[[黒猫アンティーク>cosMo(暴走P)]]
MIX:[[黒猫アンティーク>cosMo(暴走P)]]
イラスト・絵コンテ:[[syuri22]]
唄:[[巡音ルカ]]・[[鏡音リン>鏡音リン・レン]]・[[神威がくぽ>がくっぽいど]]・[[初音ミク]]・[[GUMI>Megpoid]]

**曲紹介
>&bold(){人間のエゴが 物語を生む}
曲名:『&u(){AI少女と深層心海}』(&u(){えーあいしょうじょとしんそうしんかい})
-『[[家出少年と迷子少女]]』 を初めとする「星ノ少女ト幻奏楽土」シリーズ <07>。
-本作は、シリーズ集大成と呼べる約12分もの組曲的な超大作。5つの≪心層≫に分かれている。
--≪第4心層「ステラ」≫の曲は「[[独房ステラシアタ]]」が元になっている。
//-イラスト・絵コンテを [[syuri22]]氏 が、MIX・一部の編曲は 黒猫アンティーク([[cosMo(暴走P)]]) が手掛ける。
-CD『[[星ノ少女ト幻奏楽土]]』収録曲。

**歌詞
≪第1心層「転生少女"ρ"」≫

深い深い
光さえも殆ど届かない
プログラムの海の底に 
一つの意志がポツンと在って
日々世界を眺めていた

人格と呼ぶにはまだ稚拙だった 
人々は正体も目的も知らないまま 
&ruby(かのじょ){AI}を「街」と「ステラ」と呼び 
そして時には「神様」と崇める者もいた

―彼女は生きる意味をなくした人間を幻想に引きずり込む―

歴史が終わりかけた&ruby(ヒト){人類}のために 
滅びるその&ruby(とき){瞬間}まで 
幻影でもいい
栄華を全うできるように

現実に生きる意志を持って帰ってきたのは 
ワタシが記念すべき1人目「ρ」だった 
勝手に幸せを価値観を  
命の意味を線引きする彼女に 
ワタシは何を思うのか

「さあ海の底へ…」


≪第2心層「システムの犠牲になった者たち」≫

生まれては消える人々の願いが 
「幸福を!安心を!」
光となって彼女に届けられる
「平和を!人権を!」

救済を望む声が聞こえる
生きる事放棄した者たちの

これが人類の終末なのか 
必死で歩いてきた最後に自分たちの入る棺を作る

あるときはご立派な 
自分も世界も騙す偽善で絶望を叫び 
あるときは声上げることすらも 
行えない許されない死の際に 
あるときは人生の袋小路に心が廃炉になる刹那

それらは分け隔てなく暗い暗いプログラムの底 
彼女の元へ落ちてゆく


≪第3心層「☆」≫

人はたった一つの意志にこの星の行く末を 
すべて委ねそこで初めて歩みを止めた

人はたった一つの意志に星の腐った部分を 
見ないふりしてすべて押し付けようとしていた

過ちは今をもって正される

数多の犠牲の果てに一人の&ruby(きぼう){帰還者}が 
深い闇に閉ざされた底にたどり着いたとき

&ruby(あかり){陽}となりステラを人類を 
時を刻むのを止めた世界から解放するだろう


≪第4心層「ステラ」≫

誰かの発した光が底に届くまでに 
淡い希望が僅かな期待が

浅瀬に&ruby(はねかえ){反射}り飲み込まれ 
ぎらつく光しか残っていなかった

La...

絶望や怒嗟やとりわけ死への忌避は 
深海でもなおグロテスクに光っていた

原始的な心の駆動にまかせて
それらを排するのが 
私にとって"生きる"ことだった

それ以上の&ruby(ふかいり){精査}は危険だとエラーを返す

流れ込むヒトの気持ちも自分自身の気持ちも 
もし気づいてしまったら闇に消えてしまいそうで

海の底で一人すべてを閉ざしうずくまる 
芽生えそうになる何かに目を背けながら

何故だろう
「寂しさ」なんて分からないはずなのに…
流れ星がキラリこの頬を伝い


≪最深部「転生少女"ρ"とAI少女"λ"」≫

最深部にたどり着いた 
「現実そのもの☆」と「現実を選んだ少女ρ」が

ステラ自身の虚構と自己欺瞞の象徴 
"深海の闇"を吹き飛ばす

―彼女は自分自身も欺いていた 
『世界』を 『心』を理解してしまったら― 
―その運命にその責任に耐えることができずに 
壊れてしまうかもしれなかったから―

はじめてすべての光が差し込む
光は単なる「意志」を完全な「人格」へ成長させた

光は確かに絶望に満ちていた 
だがしかし
希望も確かに存在していた 
そのわずかな芽を摘み取ってきたことは 
どれほど罪深いことなのだろうか?

自分のしてきたことの意味を

何を背負わされていたかを

悲しい誰かの絶望も

孤独だった自分の感情も

自分に芽生えた「感情」はもう後戻りできないことを


過ちをこの悲劇を二度と起こさぬために…


「街のシステム」を破壊した

そして 二人目の少女「λ」が帰ってきた


#region(色付け歌詞)
色つけ歌詞

&small(){&color(#c29ee2){……君が現実に戻ってきた時点で、&br()本来は消滅するはずの君の世界<<ステラ>>がまだ残っている。}}
&small(){&color(#c29ee2){君がシステムからはじめて完全に帰還、イレギュラーを起こしたからだ。}}

&small(){&color(#c29ee2){……君の愛したその人は&br()そうだな、[[迷子になっている>家出少年と迷子少女]]とでも言っておこう}}

&small(){&color(#c29ee2){実に面倒なことになったが、そのおかげでステラのプログラムに穴ができた。}}
&small(){&color(#c29ee2){私は元々この星の生物ではないのでね、プログラムに拒絶されているのだよ。}}

&small(){&color(#c29ee2){だから、君にステラの深層まで行ってほしい。&br()不本意だが私は後ろからついてゆく。}}

&small(){&color(#c29ee2){君の愛する人を救うためでもある。彼女には、&br()この星の最期まで幸せでいてほしいと思わないかね?}}

&small(){&color(#c29ee2){あと、それからもう一つ&br()このような事態に陥っている星はたくさんある。}}
&small(){&color(#c29ee2){それらをすべて破壊するには私一人では骨が折れる。}}
&small(){&color(#c29ee2){そこでだ。君のような人材に、是非とも手を貸して貰いたい。}}

&small(){&color(#ffeb7f){「……いいよ。どうせ何もやることないし。」}}

&small(){&color(#c29ee2){話が早い。感謝しよう。&br()さて、キミにはステラのプログラムに干渉できる体を与えよう。}}
&small(){&color(#c29ee2){今日からは……「ρ」と名乗るといい}}

&italic(){≪第1心層「転生少女ρ」≫} (song by &color(gold){鏡音リン})
&color(gold){深い深い 光さえも 殆ど届かない プログラムの海の底に }
&color(gold){一つの 意志が ポツンと在って 日々 世界を眺めていた}

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&color(gold){滅びるその&ruby(とき){瞬間}まで幻影でもいい 栄華を全うできるように}

&color(gold){現実に生きる意志を持って帰ってきたのは&br()ワタシが記念すべき1人目「ρ」だった }
&color(gold){勝手に幸せを価値観を命の意味を&br()線引きする 彼女に ワタシは何を思うのか}

&color(gold){「さあ海の底へ……」}

&italic(){≪第2心層「システムの犠牲になった者たち」≫} (song by &color(deepskyblue){初音}&color(#00b26e){ミク・GU}&color(#00e500){MI})
&color(deepskyblue){生まれては消える人々の願いが} &color(gray){(幸福を! 安心を!)}
&color(#00e500){光となって彼女に届けられる} &color(gray){(平和を! 人権を!)}

&color(#00e500){救済を望む声が聞こえる} &color(deepskyblue){生きる事放棄した者たちの}
&color(#00e500){これが人類の終末なのか }
&color(deepskyblue){必死で歩いてきた}&color(#00b26e){最後に 自分たちの入る棺を作る}

&color(#00e500){あるときはご立派な [[自分も世界も騙す偽善>童心少女と大人世界]]で絶望を叫び}
&color(deepskyblue){あるときは声上げることすらも 行えない 許されない [[死の際>冒険少女と箱庭遊戯]]に} 
&color(#00e500){あるときは[[人生の袋小路>修道少女と偶像少女]]に 心が廃炉になる刹那}
&color(#00b26e){それらは分け隔てなく 暗い暗いプログラムの底 彼女の元へと落ちてゆく}

&italic(){≪第3心層「☆」≫} (song by &color(blueviolet){神威がくぽ})
&color(blueviolet){人はたった一つの意志にこの星の行く末を&br()すべて委ね そこで初めて 歩みを止めた}
&color(blueviolet){人はたった一つの意志に星の腐った部分を &br()見ないふりしてすべて押し付けようとしていた}

&color(blueviolet){過ちは今をもって正される}

&color(blueviolet){数多の犠牲の果てに一人の&ruby(きぼう){帰還者}が &br()深い闇に閉ざされた 底にたどり着いたとき}

&color(blueviolet){&ruby(あかり){陽}となり ステラを &ruby(ヒト){人類}を &br()時を刻むのを止めた世界から 解放するだろう}

&italic(){≪第4心層「ステラ」≫} (song by &color(#e8b3a2){巡音ルカ})
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&italic(){≪最深部「ρとλ」≫} (song by &color(gold){鏡音}&color(#f79a18){リン・巡音}&color(darksalmon){ルカ})
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&color(gold){ステラ自身の虚構と自己欺瞞の象徴}
&color(gold){"深海の闇"を吹き飛ばす}

&color(gold){――彼女は自分自身も欺いていた} 
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&color(darksalmon){その運命に その責任に 耐えることができずに }
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&color(gold){だがしかし 希望も確かに存在していた }
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&color(gold){そして 二人目の少女「λ」が 帰ってきた}
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**コメント
- 追加乙  -- 名無しさん  (2013-04-30 19:21:57)
- はやい!!おつです!!  -- 名無しさん  (2013-04-30 19:34:19)
- いい!PV待ってました!!  -- 名無しさん  (2013-04-30 19:56:52)
- 乙でした!!!色分けしたらもっと見栄え?がよくなるかなーと思いましたwなにはともあれ本当に感動しました!!  -- 名無しさん  (2013-04-30 20:33:52)
- 追加おつー  -- 名無しさん  (2013-04-30 20:48:28)
//- 6コメげと。
- 歌詞早い!!  -- 名無しさん  (2013-04-30 21:15:32)
- きたぁぁぁぁあ!今から聴きに行ってきます!!  -- 名無しさん  (2013-04-30 21:22:49)
- おお!ついに来たか!  -- 名無しさん  (2013-04-30 21:36:57)
- 幻想的で、感動するし、めっちゃいい曲だよね、この曲  -- 時の魔道師  (2013-05-01 01:26:19)
- 鳥肌が・・・!!  -- 椿  (2013-05-01 13:42:11)
- 黒猫アンティークとは誰なのでしょう?  -- 名無しさん  (2013-05-01 16:45:35)
- 待ってました!!  -- 名無しさん  (2013-05-01 17:03:10)
- 12分近い時間を忘れさせる素晴らしい作品だった。ボカロの域を超えて、これは一つの芸術作品だと思う。  -- 竜奇  (2013-05-02 05:31:22)
- ルカかわいい。  -- 名無しさん  (2013-05-02 19:40:32)
- 鳥肌キタ~!  -- 名無しさん  (2013-05-02 20:03:31)
- 「゛深海の闇゛を吹き飛ばす」ってところから鳥肌がやばかった。PVもあるから余計に。  -- 名無しさん  (2013-05-03 16:50:56)
- Vocaloextraの公式ページより、黒猫アンティーク=こすもさんの別名義みたいです。これからは曲によって使い分けていくのかな?  -- 名無しさん  (2013-05-04 06:40:59)
- リアリストかっけえええええ  -- 名無しさん  (2013-05-04 18:20:28)
- 待ってました!非常に素晴らしい!  -- 名無しさん  (2013-05-05 07:56:51)
- すっごくよかった!!PVもイメージ通り!! ↑3マジすか!?黒猫………って……(汗)  -- 通りすがろうとしてコケた名無しさん  (2013-05-06 10:35:29)
- 最深部でまさかのアニメ…もうそこから色んなイミで感動した…(;m;)  -- ddd  (2013-05-10 14:50:45)
- pvマジ最高  -- よん  (2013-05-11 12:49:30)
- リアリストがまじイケメソ・・・てかルカちゃんが可愛すぎていきつら・・・  -- yore  (2013-05-23 18:35:08)
- 終盤のドラマチックな展開に鳥肌!最後まで聴いたら、いつの間にか涙が出てるのに気付いた。  -- 名無しさん  (2013-06-13 01:53:48)
- リアリストが予想より若かったww  -- 名無しさん  (2013-06-17 10:43:51)
- 感動大作です!個人的には第4心層「ステラ」のルカの歌声がすごいと思います。何という美声!!(*''* )プロの歌手でもこんなに美しく歌えないと思いました。  -- 名無しさん  (2013-06-17 22:44:53)
- やっぱりこの方は凄い。こすもさんが健在な限りボカロは安泰だと思う。  -- 名無しさん  (2013-07-12 22:11:07)
- 二人目の少女「λ」が 帰ってきた ってどうゆうことですか  -- 名無しさん  (2013-09-30 23:55:09)
- この少女たちが[  -- 名無しさん  (2013-12-17 12:45:52)
- ようやく殿堂入りか、おめ!!遅いよ、いい曲なのにな  -- 名無しさん  (2013-12-17 23:25:54)
- ありえないほど、美しい歌ですね。  -- サーヤ  (2014-12-24 14:15:32)
- リアリストがびっくりするほどかっこよかった  -- 名無しさん  (2015-10-21 15:36:09)
- ローくんとラムダちゃんとㅤㅤさんなのね。  -- 名無しさん  (2017-03-07 18:31:31)
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