クローカー

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クローカー - (2012/03/22 (木) 03:20:35) の編集履歴(バックアップ)



作詞:くるりんご
作曲:くるりんご
編曲:くるりんご
唄:初音ミク

曲紹介

  • くるりんご氏 の11作目。
  • 大好きな作品の猫又娘からつくりました(作者コメ転載)
  • この曲の世界観についての解説はこちらから。

歌詞

屋敷の3階 よろり身を乗り出して
どこまでも続く 青い空見ていた
日だまりで昼寝は 至福の時間だが
工事現場と人間は嫌いだ

屋根の上から常時 人間観察
思考怠って 気まぐれに眺める
空っぽ胃袋に 流し込む青魚
腹が減っていては戦は出来ぬ

大事なものを守るその為には
何らかを犠牲にする人間らの習性
我輩は時間と労力費やしてる
だが、実際は双方有り余るほどに有る

理解したか?

破り損なった 感情回路は未だ出来ず
宵越しの空に咆哮 転じては響く
安直の観覧車、頂辺まで登っても心配御不要
身軽なのが唯一の自慢なんでね

屋上の隅にて 稀に天体観測
興味はないんでね ただぼんやり眺める
流れる星、三度 願い事口ずさむ
叶えたい事など ひとつしかないのだが

大事なものは 人間の数だけ
事を異にして 存在しているのだ
他者の大事なもの 解していても
ただ、守るもの 守る為対峙している

理解できた

老いてこうなった 願望成就は未だ出来ず
維持できる精神は崩壊 転じては歪む
状態の臨界点 滑稽な姿で街徘徊する
珍しがるなよ白子ではないんでね

我輩は観察者
ただ傍観したわけではないのだ
知っているよ
「知らない」ということを知ってる
君は我輩に
終止符を打ってはくれないのだな
わかったよ
そろそろ観察を終えようか

姿形を変えて、いつかのどこかで逢いましょう
幾千の閃光に足救われながら消える
感情を持った頃 絶望しかなかったもんだが
まぁなんだ人間も悪くはなかったな

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