鬼は敲く月下の門

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鬼は敲く月下の門 - (2010/11/03 (水) 17:26:35) のソース

#right(){&furigana(おにはたたくげっかのもん)&furigana()【登録タグ:&tags()】}
&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm12110243)
作詞:[[てにをは]]
作曲:[[てにをは]]
編曲:[[てにをは]]
唄:初音ミク

**曲紹介
-和風味なロックです。鬼っ娘のお話です。(作者コメ参照)

**歌詞
([[作者ブログ>>http://blog-imgs-47.fc2.com/d/o/u/doughnutsorc/20100915004508943.txt]]より転載)

花も十七 娘も鬼よと
暗い屋敷に 祀られて
坐した少女は人身鬼面よ
鬼産め蛇産め かしこみかしこみ

春の間に間に座敷を抜け出し
訪ねてまわる「もういいかい」
初めての外 初めての遊び
己が素顔も知らぬまま

明けの藍 蒼鷺仰ぐ
洗朱の畔に薊あり

鬼が来たりてカラコロリ
乱髪結いてひらひらり
闇夜に火の粉はらはらり
よくよくごらんぜよ
椿の首をかたわらに
寂しさだけを同胞に
春の野を駆ける

雉も鳴かずば喰われまいに
腥風を背に受けながら
古戦場火よ照らしておくれ
散らした花がよく見えるように

行燈に燃ゆ羽虫がのたうつ
様をよく見てよしと言い
ひとり襖に爪立て眠れば
袖にウワバミ 忍び込み

東雲の白鷺死せり
赤銅の褥に樒

かあさまに手を引かれ
神楽を見ていた
かあさまどうして
鬼の面を被っているの

鬼が来たりてカラコロリ
乱髪結いてひらひらり
闇夜に火の粉はらはらり
よくよくごらんぜよ
椿の首をかたわらに
寂しさだけを同胞に
鳥居を潜る

ひとりになってほろほろり
乱心騙りくるくるり
彼岸と此岸ゆらゆらり
春の野を駆ける

**コメント
- これはもっと評価されるべき  -- 名無しさん  (2010-11-03 17:26:35)
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