その汽車には乗らなかった

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その汽車には乗らなかった - (2012/03/22 (木) 19:30:42) のソース

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&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm16389419)
作詞:[[くるりんご]]
作曲:[[くるりんご]]
編曲:[[くるりんご]]
唄:初音ミク・GUMI 

**曲紹介
-くるりんご氏 の18作目。
-死神さんが自暴自棄の女の子をカウンセリングする曲(作者コメ転載)
-この曲の世界観についての解説は[[こちら>>http://kururingo.zouri.jp/sknk.html]]から。

**歌詞
「ああ、またここに来ちゃったの?」
廃墟ビルの奥、階段の下にある古い非常扉
12桁数字ダイヤルして、錆びついたドアノブ回せば
そこは夢の国
人形ある待合過ぎて、白い衝立の向こう側から
カウンセラーは囁いた
「また迷い込んでしまったね、さて君はこれからどうしたいの?」
少女は俯いた

生きていたって、死んでいたって
誰の目にも僕は映ってないから
はじめからなかった事にして
そう考えなさんな、誰かしらきっと
君の存在を祝ってくれる輩は
確立しているから

「ああ、またここに来ちゃったね」
回転椅子に白衣かけて、カウンセラーは微笑んだ
ネオンテトラによく似た魚が、空中をひらり泳いで
その軌跡は輝いた
フォーマルハウト行きの切符を2枚、頭上高く放り投げて
カウンセラーは仄めかした
「また迷い込んでしまったね、さて君はこれからどうするの?」
少女と目があった

生きていたくて、死んでいたくて
何の為に生きているか判らないから
一緒に連れてって
そう考えなさんな、少なくとも僕は
君の存在証明書、発行したいと思うから
もう一度、よく考えてみて

開かなくなった非常扉が
語る事は、たった、たった一つだろう
もう既に答えは出ていた
世界は廻る、感傷は止まる
「また会える日を楽しみにしてる、それまでお元気で」
遠くの汽笛に耳を澄ました

**コメント
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