孤独なアイスクリーム。

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孤独なアイスクリーム。 - (2015/05/23 (土) 00:36:59) のソース

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&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm26218003)
作詞:[[Haniwa]]
作曲:[[Haniwa]]
編曲:[[Haniwa]]
唄:初音ミク,結月ゆかり

**曲紹介
-アメリカ民謡研究会 こと Haniwa氏の、20曲目の投稿。

**歌詞
(動画から書き写し)

言葉が散った。
空気を切って。
罵ら撒く嫉妬。
誰に刺さるかな?

あいつはきっと、
スープを啜って、
微笑むベッド。
今日も忘れるね。

放課後蹴った、
遠くへ跳んで、
あの子は泣いた。
「私のメリィ。」と。

過ごす日。
神社の鳥居に、雲が架かるようにしている。
私は其れに、烏が垂れ下がるのを見ている。
鳥居の下では、成り損ねた蟲が、未だに変態を続けようとする。
真っ黒な烏の眼が、不図した拍子に彼を向く。
羽叩く音は乾き。
君は哀しく転輾ち廻る。
臓が散らかる阿っという間。
烏はちらと私を見て、それだけで飛んで行く。
まだ肌寒い熱が吹いていて、
手に持ったアイスクリームは溶けてしまっていた。
烏の子は蟲を喰うのだろう。
とても美味しそうに。
傍らでは騒ぎ声が聞こえる。
それは頁を作っているのかもしれない。
傍らでは騒ぎ声が聞こえる。
傍らでは騒ぎ声が聞こえる。
とても眩しいと思った。

名も無く翔ぶ羽蟲を見ろ。
誰も知れず羽蟲は舞う。


**コメント
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