文学 in the 少女

「文学 in the 少女」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

文学 in the 少女 - (2024/04/16 (火) 19:27:01) のソース

#right(){&furigana(ふんかくintheしょうしょ)【検索用:&furigana()&space(2)登録タグ:&tags() 】}
#region(close,目次)
目次
#contents()
#endregion
&nicovideo(sm27672457)
作詞:[[HaTa]]
作曲:[[HaTa]]
編曲:[[HaTa]]
イラスト:[[テグリ32号]]
唄:[[初音ミク]]

**曲紹介
曲名:『&u(){文学 in the 少女}』(&u(){ぶんがく in the しょうじょ})
-HaTaです。コンピアルバム「Anemone」の収録曲をリメイクしました。(作者コメ転載)
-「ぼくたちの頭はちょうど神様と同じ重さ&br()ほら、二つを正確に測ってごらん&br()ちがうとすれば、それは&br()言葉と音のちがいほど」&br()エミリー・ディキンソン(作者ブログより)

**歌詞
([[piapro>>https://piapro.jp/t/_4TU]]より転載したものに動画に合わせて編集)

寄る辺のない孤独な旋律は
たおやかに&ruby(こだま){谺}する夜の声と消え 
幸福はアイスのように溶け落ちて
少女は淡い本の上で踊る

&ruby(かか){呵々}と笑う鈍色の月
&ruby(ふつつ){不束}かな夢を&ruby(ひとくさり){一齣}の言葉で結べ、
繰り返す放課後はやがて時を止め
少女はかくて夜に溺れていく

憂い、惑い、&ruby(くら){昏}い、未来
救い、期待、宵待ちに浮つく
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待つ)

メランコリア、いつまでも
いつまでもその声を聴かせて
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待った)

此の世の果てまで
汽車で連れていってよ

何もないようなこの世界のページに色を塗るから
頭の中に限りない空の&ruby(あお){碧}を広げて
ひとりぼっちだと気づいてたけど
いつか大人になるまではそばに居て欲しいから

閑となる図書館の寝息、
蛇行する&ruby(きざはし){階段}を登ったセカイで
想像と現実は&ruby(たもと){袂}を分かち
少女は暗い本の上で眠る

&ruby(めくるめ){目眩}く捲られゆくページ
やがて来ん&ruby(ひとひ){一日}に砂糖菓子の栞を挟めば
&ruby(さ){然}る程にくぐもった夜気が満ち、
少女はかくて&ruby(あだばな){徒花}と散りゆく

憂い、惑い、&ruby(くら){昏}い、未来
淡い、想い、耳鳴りの向こうへ
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待つ)

メランコリア、いつまでも
いつまでもその声で語って
(狭い狭い檻の中、近い近い夜を待った)

あなたが見ている
景色を見させてよ

味気ないようなこの世界の続きを書き換えるから
頭の中に限りない海の&ruby(あお){碧}を注いで
意味は無いのだと分かってたけど
いつかあなたがいてくれて良かったと思うから


**コメント
- すっごい好き!「頭の中に海の碧を注いで」とか、「世界のページに色を塗るから」とか、  -- あいく  (2018-03-11 22:30:18)
- もっと評価されて欲しい!!  -- ななし  (2018-09-11 12:57:03)
#comment()