一縷、散る、満ちる

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一縷、散る、満ちる - (2017/08/19 (土) 16:45:11) のソース

#right(){&furigana(いちるちるみちる)&furigana()【登録タグ:&tags()】}
&nicovideo(sm31534168)
作詞:[[HaTa]]
作曲:[[HaTa]]
編曲:[[HaTa]]
唄:初音ミク

**曲紹介
-HaTa氏の24作目。
-イラストは茉吏氏が手掛ける。

**歌詞
([[piapro>>http://piapro.jp/t/x9nK]]より転載、一部改行削除)

翼広げ、どこか遠く、
ひとりという名の鳥になり飛んで
いけたらいいな、そこには見たことない
きれいなものがあるの


不幸の森で惑った少女
誘蛾灯の下で華麗に笑う。
こよなく愛した言葉を摘んで結わえた
花束を持って歩く。
&ruby(つぎき){接木}のような時制の不連続。
広場に&ruby(し){殺}した感嘆符の葬列。
夜半に書いた詩は夜霧と星を連れ
朝にはいなくなってた。

鏡の私は泣きそうな顔。
そちらの世界は楽しくはないの?
水底に&ruby(しず){沈}く彫刻の太陽。
悲しければ悲しいほど夕日を
美しく感じたんだ。

O, wonder!
The stormy story.
濡れそぼつ髪、舞って舞って。
雨が止む頃には消え行く
幸福を迎えに行こう。
catcher in the rainy scenery.
オリーブの種を咥えた
あの鳥が戻ってくるのを待つだけなんてまっぴらだ


幸せの捕まえ方をさあ早く
私に教えてよ。

獣の凱歌、いつしか絶えた。
糸杉は黒く&ruby(おとな){音無}しく燃える。
最低なもの、最高なものだけ抱いて
ずっと眠ってたいの。

檸檬の水晶、つとに光って。
御影石の街は明け初め濡れる。
月下で描いた絵は太陽の下で
ひどく汚れて見えた。


あなたはどこに隠れていますか?
&ruby(とお){十}、数える間の短い永遠。
絵本で捕まえた青い蝶々。
虫籠の中で貝殻に変わり
音を立てて砕けた。


O, wonder!
The starry story.
星明かりは黙って舞って。
弱い光にしか住めない
幸福を探しに行こう。
catcher in the windy scenery.
止まり木は魂の中に。
鳥籠がないと逃げ行く
幸せなんて嘘だわ。

&ruby(さざめごと){私語}を交わす木々と蒸気仕掛けの幽霊。
損ないながら補いながら、望み一縷散る、満ちる。

O, wonder!
The stormy story.
濡れそぼつ髪、舞って舞って。
雨が止む頃には消え行く
幸福を迎えに行こう。
catcher in the rainy scenery.
オリーブの種を咥えた
あの鳥が戻ってくるのを待つだけなんてまっぴらだ

**コメント
- 追加おつ!いつもながらサビの中毒性やばし  -- 名無しさん  (2017-08-19 16:45:11)
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