Haven(ヘイヴン)
ペザント(Peasant)
農民。HoMMシリーズの伝統を受け継いでレベル1ユニットの中でもっとも能力値が低い。フットマン(Footman)が雇用できるまで壁役を務めたあとは、大抵Ellaineの元で納税要員になっている。高難易度では1体ずつに分割して足止めや反撃削ぎ要員として使っていこう。
コンスクリプト(Conscript)
徴集兵。ヒットポイントが倍の6になり、たまに攻撃に気絶効果がつくバッシュ(Bash)を持つ。人数が増えると気絶のチャンスも増える。これを雇用するのは敵に街を攻められて兵をかき集める場合だろうか。足止めぐらいにしか使えないので、大抵の場合ペザントでいい。ToEでは納税(Taxpayer)の能力が追加されている。
エンフォーサー(Enforcer)/ ブルート(Brute)
荒くれ者。HoFでは反乱兵(Renegade)ユニットとしてエンフォーサー(用心棒)という名前で、街の住居からは雇用できなかったが、ToEでペザントのアップグレードとして雇用できるようになった。ToEではバッシュのかわりに、たまに2回攻撃になる猛襲(Assault)の能力に変更されている。コンスクリプトより攻撃的だが、どちらを選ぶかは好み。
アーチャー(Archer)
弓兵。ヘイヴン序盤のダメージ源。ナイトの「訓練」を使ってペザントからアップグレードできるので、資金に余裕ができたら積極的に増やしていきたい。3×3のエリアに通常の半分のダメージで範囲射撃ができる散射(Scatter Shot)の能力を持つが、よく忘れられている。
マークスマン(Marksman)
狙撃兵。イニシアチブが1減っているが、ダメージ最大値が8と倍増しているので大幅な強化になっている。精密射撃(Precise Shot)を持ち、3マス以内のターゲットなら防御力を無視した射撃を行える。
クロスボウマン(Crossbowman)
HoF追加の弩弓兵。精密射撃の代わりに長距離射撃(No Range Penalty)を持つ。長距離ペナルティがないので遠距離で敵を仕留めることができ、壁役は農民でも十分になる。ToEではマークスマンよりこのクロスボウマンを選択することが多い。
フットマン(Footman)
歩兵。イニシアチブもスピードも遅いが、弓兵を守る盾として、また撃ちもらした敵の掃討役として活躍する。序盤、どうしても確保したい鉱山を守る射撃ユニットを排除したいときに、分割して突っ込ませよう。
スクワイア(Squire)
従兵。ヒットポイントが10増加し、周囲の味方の受ける矢のダメージを半減する能力がついた歩兵。対射撃ユニットとしてかなり優秀だが、住居建設に鉱石10が必要なので、鉱山を守る敵に射撃ユニットが多い場合以外はアップグレードを急ぐことはないだろう。
ヴィンディケーター(Vindicator)
護衛兵。バッシュがなくなった代わりに、相手を1体倒せば追加でもう一度攻撃できる叩き切りを持つ。強力な対射撃ユニットかつ掃討ユニット。ペザント1体部隊で反撃を削ったあと攻撃すると2連撃が入るのでグリフォンに勝るダメージが叩き出せる。
グリフォン(Griffin)
ヘイヴンの象徴となっている神聖獣。イニシアチブが高いのでヒット・アンド・アウェイが可能だが、何も考えずに突撃しているとタコ殴りにあって全滅しやすい。飛行ユニットだがスピードは高くないので対射撃ユニットとしては扱えない。とどめを狙うタイプ。住居建設に木材10と鉱石10、水銀5を使用するので、高難易度ではIrinaでプレイしていない場合は住居建設をスキップしてヴィンディケーターやプリーストに進んだほうがいい。
インペリアル・グリフォン(Imperial Griffin)
高高度からの急降下突撃ができるようになったグリフォン。資源があるなら即住居建設してアップグレードしたい。危なくなったら一旦戦場外に脱出できるのは便利。対射撃ユニットとしても使用できるが、損害ゼロで相手を撃破することはなかなか難しい。対射撃ユニットとしては数が減っても痛くないスクワイアやヴィンディケーターのほうが使いやすい。
バトル・グリフォン(Battle Griffin)
急降下突撃の代わりに1回だけなぎ倒しのような攻撃ができるグリフォン。ヒットポイントが大幅に増加した代わりにイニシアチブが減っている。攻城戦や敵ヒーローとの交戦で、敵陣に突っ込ませて無限反撃で敵を倒すことに特化しているので、終盤の決死隊として活躍するかもしれない。
プリースト(Priest)
僧兵。射撃ユニットだが、ダメージが低く頼りない。ヒットポイントが54と高く、接近戦持ちなのでフットマンの代わりに壁役にしてもいい。
インクイジター(Inquisitor)
異端審問官。物騒な名前に反してヘイスト(Haste)、ディバイン・ストレングス(Divine Strength)、エンデュランス(Endurance)という3つの祝福魔法を持つ。ヒーローが低レベルのとき分割して軍勢に入れておくと良い。サイズが小さいマップならキャバリアやエンジェルの住居建設を急ぐより、インクイジターの住居建設に向かったほうが強い。
ゼロット(Zealot)
宗教熱狂者。クレンジング(Cleansing)とライチャス・マイト(Righteous Might)を持ち、射撃に敵にかかっているプラスの効果を消す浄化の能力がつく僧侶。ヒーローがマス・ヘイストなどのマス系呪文をすでに習得しているならこちらの選択が良いだろう。
キャバリア(Cavalier)
騎士。スピードはグリフォンと変わらないが、グリフォンより強く頼りになるユニット。施設建設に鉱石を必要としないので、プリーストより先に雇用できる場合もある。ユニットをすべて雇ってもお金に余裕があるようになったら、訓練でプリーストをキャバリアに変換していこう。すぐに10体、20体の騎兵団になるので軍勢の中心ユニットとして活躍する。
パラディン(Paladin)
聖騎士。イニシアチブとスピードが1増えるので、資源があるならなるべく早くアップグレードしたい。ほとんどの状態異常を治すことができるレイハンドを持つので、敵ヒーローが闇魔法使いなら分割して解呪専門部隊を作ると便利。
チャンピオン(Champion)
重騎兵。すぐ後ろの部隊に対しても半分のダメージを与えるチャンピオンチャージを持つ。ドラゴンのブレスのように貫通するのでパラディンよりダメージ能力が高い。インフェルノやネクロポリスなどの闇魔法勢以外にはこのチャンピオンを選んでおけばよい。
エンジェル(Angel)
天使。レベル7ユニットにしてはダメージが若干低く、スピードも6でグリフォンより移動距離が短い。防御力とヒットポイントはあるので反撃削りに活躍する。
アークエンジェル(Archangel)
大天使。戦闘中1回だけ味方部隊を復活させることができる能力を持つ。敵に突進して数を減らした騎士などを回復できるのはやはり強い。スピードも8になるので対射撃ユニットとしても活躍できる。資源があるようならこちらも即アップグレードしたい。ただし、住居建設に黄金がかなり要求されるので、建設のせいで他のユニットが雇えないという状況にならないようにしよう。
セラフ(Seraph)
復活が無い代わりにライチャス・マイト(Righteous Might)とディバイン・ヴェンジャンス(Divine Vengeance)を詠唱できる天使。ディバイン・ヴェンジャンスがあるので、敵ヒーローとの決戦時の選択に良い。一方、対野良では復活があるアークエンジェルの方に安定感がある。