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ほ食の錬金術師

最終更新:

homuhomu_tabetai

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作者:lW05xFB7o

311 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/04/24(火) 23:43:06.66 ID:lW05xFB7o



杏子「すごい事を思いついた!」

さやか「すごい事?」

杏子「おぅ。すごい事だ! うまくいけば大金持ちだぞ」

さやか「へぇ。聞かせてよ」

杏子「いいぜ。でも、アタシの助手として働いてくれるならな」

さやか「うーん……。怪しい話には乗りたくないなぁ……」

杏子「大丈夫だって。絶対にもうかる予定だからさ」

さやか「予定ねぇ……」


杏子「じゃあ、簡単に説明すんぞ」

さやか「はいはい」

杏子「まずは、元気のいいほむほむを用意するんだ」

ほむほむ「ホムッ♪」ヤッホー♪

さやか「あっ、ほむほむ絡みの話なんだ」

杏子「おう。さやかは、ほむほむには詳しかったよな」

さやか「うん。まぁ、普通の人よりはね」

杏子「謙遜すんなって」

さやか「はいはい。誉めても何も出さないよ」

杏子「ちぇっ。誉め損かよ……」

さやか「あ?」

杏子「冗談だよ」

さやか「アンタねぇ……」

杏子「悪い悪い」

ほむほむ「ホムホム」ピョコピョコ


さやか「ふぅ。それで?」

杏子「えーとな。実は、今から錬金術を使うんだよ」

さやか「錬金術?」

杏子「おぅ。錬金術だ」

さやか「…………」ジトーッ…

杏子「……さやか。厨二病患者(マミ)を見る目はやめてくれ……」

さやか「……ごめん。一瞬、杏子も感染したのかと思った……」

杏子「まぁ、錬金術ってのは、ただの言葉のアレだよ」

さやか「……あやね」

ほむほむ「ホムゥ?」キョトン


杏子「…コホン…ともかくアタシは、そんなメルヘンで非科学的な事は考えてねぇよ」

さやか「おい。魔法少女がメルヘンを否定すんな」

杏子「それはそれ。これはこれだ」

さやか「はいはい。続けていいよ」

杏子「あぁ。とりあえず見てなって」

ほむほむ「ホムー」ニコニコ


杏子「じゃあ、始めるぜ」

さやか「はーい」

さ杏子「えーと。まず、この普通のほむほむに、ハンカチを被せて……」パサッ…

ほむほむ「ホムッ?」ピクッ

さやか「なんで隠すの?」

杏子「……なんとなくだ」

さやか「まあいいけど……」

ほむほむ「ホムーッ!」モソモソ モソモソ


さやか「それで、どうすんの?」

杏子「見てろよ。今から、いちにのさんで……えーと……さん……さんっ……」モソモソ

ほむほむ「ホムッ!ホムホムッ!」ジタバタ モゾモゾ

さやか「……十秒こえたよ」

杏子「うるせぇなぁ。まだ慣れてないんだよ」

さやか「はいはい。頑張れ頑張れ~」

杏子「クッ……気の抜けた応援しやがって……」

さやか「じゃあ、杏子(あんこ)ちゃ~ん。ファイト♪」←黄色い声援

杏子「やめろ///」

さやか「ワガママだなぁ」

杏子「お前なぁ……」


ほむほむ「ホムーッ!ホビャーッ!!!」ジタバタ バタバタ

杏子「よしっ。出来たぞ」

さやか「お疲れさん」

ほむほむ「ホッ…ホムゥ…」ハァ ハァ…

杏子「へへっ、ハンカチ外すぞ。見て驚けよ。さやか」

さやか「うっ、うん……」ゴクリ…

杏子「ほらよ。ご対面だ!」バサッ!

りぼほむ?「ホッ!?ホムッ?」ビクッ

さやか「あっ、えっ? りぼほむ?」

りぼほむ?「ホムムッ?」キョトン


杏子「どうだ。すごい技だろ?」ドヤッ

りぼほむ?「ホムムゥ…」ピョコピョコ…

さやか「うっ、うん。えーと……。どうやって?」ヒョイッ

杏子「この技を使えばさ、二束三文で買ったほむほむが僅か三秒で高級食材だぞ」

りぼほむ?「ホム?」キョトン…

さやか「へぇ。案外マジで凄いかも……」チョイチョイ

りぼほむ?「ホムン…」モソモソ

さやか「……って、おい! 頭に塩昆布を結んだだけじゃん!」

偽りぼほむ「ホビャッ!?」ビクッ

杏子「あれ、バレた? さすがだな。さやか」

さやか「あのねぇ。アタシじゃなくても気づくって……」

杏子「そうかなぁ……」

さやか「つーか、羽も無いのよ。一目瞭然じゃん」

杏子「いけると思ったんだけどなぁ」

さやか「こんなの高値で売ったら、客が暴動おこすわ」

杏子「ダメかなぁ?」

さやか「ダメだよ」

偽りぼほむ「ホムムッ?」キョトン


杏子「でもな、味も美味いんだぜ」

さやか「……そうなの?」

杏子「昆布と相性がいいんじゃねぇかな? グルタミン酸のうま味と……」ナンタラ カンタラ

さやか「……ふぅん。一応は真面目に考えたんだね」

杏子「ほら、試しに食べてみろよ。コイツ」ヒョイ

偽りぼほむ「ホムムッ!?」ピクッ

さやか「いいの? ありがと」ハムッ

偽りぼほむ「ホッ!? ホビャァァアアーッ!!!!!」ジタバタ ジタバタ

さやか「あっ、ホントだ。地味に美味しい」アムアムアムッ

杏子「なっ。そうだろ」

偽りぼほむ「ホビャッ!ホギャッ!! ホギィィーッ!!!」バタバタ ピクピク

杏子「やっぱり行けるんじゃね? この商売で大もうけしようぜ」

さやか「いや、それは別問題。ぶっちゃけ昆布と一緒に食べてるだけだし」アムアム

偽りぼほむ「ホッ…ホヒャッ…アァッ…」ピクピク…

杏子「はぁ……。いけると思ったのになぁ……」

さやか「不正は良くないって。杏子」

偽りぼほむ「ホッ…ヒ…ィ…」…


杏子「……しかたねぇな。じゃあ、錬金術その二だ」

さやか「……は?」

杏子「錬金術その二」

さやか「まだあんの?」

杏子「あぁ。次はコイツ」

まどまど「マドッ?」キョトン

さやか「あっ、まどまど……」

まどまど「マドッ♪」コンニチハ

杏子「今度は、コイツを白まどにクラスチェンジだ」

さやか「ペンキとか塗らないでよ?」

杏子「バカにすんなよ」

さやか「あれ? 違うの?」

杏子「ペンキなんか塗ったら食えないだろ?」

さやか「あっ、そっか……」

まどまど「マドド?」ピクッ

杏子「レンコンみたいに漂白するんだよ。安全に食えるレベルで」

さやか「おい……」

杏子「いい考えだろ?」

さやか「……だから、そんなの売ったら詐欺だって」

杏子「これもダメか?」

さやか「絶対ダメ。それに絶対すぐバレるって。そもそも服の形が違うんだし……」

杏子「……そうか。……じゃあ、錬金術その三」

さやか「え? まだあるの?」

杏子「あぁ。まだまだあるぞ」

さやか「杏子。真面目に生きようよ……」

杏子「ん? アタシはいつも真面目だぞ?」

さやか「……ハァ……杏子ぉ……」

杏子「えーと。次はこの…………」



『ほ食の錬金術師(詐欺師[未遂])』 ──完──





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