ワッツ・射手座 - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 身長　160cm
• 体重　43kg
• 3サイズ　79/62/76
• 趣味　歌うこと、おしゃべり

• 親ページ　ワッツ

ナンバーOS-03-ARの空想神格。「ミス射手座」という神格に重ねられた状態。
おしゃべりと歌が好きで、あちこち動き回るスーパー楽天家。自分が見たものに対して、ストレートな意見を述べる。相手が聞きたいと思う限り、彼女はひたすら話し続ける。

絆ストーリー

ミス射手座

「そんなに怖い顔しないでよ。この世界には楽しいことがいっぱいあるんだから。太陽はこんなに明るいし、鳥も歌っているよ。ワッツがワッツがみんなに歌を披露してあげる……」
『星座の旅人』の中のミス射手座は、最初から最後まで、とてもおしゃべり好きなキャラクターだった。なんの役にも立っていないように見えるし、発言するたびにミス獅子座に遮られている。しかし、物語の後半、皆が大きな困難に直面して自信を失いかけていた時、ミス射手座は話し続けていたことで、唯一の光となった。特にいつも遮られながらも、最後に彼女が歌ったオリジナルの歌は、本当の意味で皆が暗闇から抜け出し、最後の挑戦を迎えるのに役立った。
ミス射手座は評価が非常に分かれるキャラクターだ。いつも楽観的な彼女を好きな人もいれば、彼女をうるさいと思って好きになれない人もいる。
しかし、ミス射手座を演じる現実世界の役者ワッツに対しては、「ワッツは本当にうるさすぎる」という評価で見事に一致している。

広告スター

『星座の旅人』が大ヒットした後、12人の俳優に多くの広告会社から主演公国の話が舞い込んできたが、広告会社にとって、ワッツは悪夢のような存在だと誰もが認めている。
ワッツがセリフを読み上げる時、アドリブを大量に入れ、さらには急に歌まで歌い出す。しかも、セリフを読む口調も普段のおしゃべりとは違いとても早口だったので、読まれたセリフを聞いてもブランドの名前が分からないほどだった。
最終的にワッツは、レベッカたちのような、まったくお金を気にしない経営者と契約し、何本か広告を撮り、適当な場所で放映された。
しばらくすると、ショートムービーのサイトに同じようなタイプの人気動画がいくつか現れた。その内容は、ワッツという少女がとても早口で難しいことを話すというものだった。たとえば、「寿限無」のような単語を繰り返し話し、話し終えると急に歌い出す。皆はその動画で一体何が語られているのか、寿限無とは一体何なのか知りたくなり、大量の複製やリポストがされた。
かなりの時間がたってから、ある人が「寿限無」とは「呪術の根源」のことであり、このシリーズはレベッカが貴重な「呪術の根源」を買い求めるための広告だと指摘した……。

芸術評論家

ワッツは芸術界を長く悩ます存在だった。なぜなら、ワッツは美術館に入るなり、評論をはじめ、さらには急に歌を歌い出し、皆が落ち着いて見学できなくなるからだ。
そのため、多くの美術館では「ワッツおよび無関係な人は立ち入り禁止」という看板を掲げるようになった。
ワッツの人気が高まるにつれ、こうした美術館も徐々にワッツの入館を認めるようになったが、それでもワッツが美術館の中で話すことは禁止していた。ワッツはすぐに了承したが、展示されている絵画の前に来ると、評論の欲求を抑えられなくなった。そこで、絵の横の壁紙に自分の評論を大量に書き残した。しばらくすると、展示室のすべての作品の横にワッツのコメントが記されていた。
最初は、このような落書きまがいの行為に対して、皆は強い反感を抱いていた。しかし、ワッツのコメントを見た多くの入館者は、彼女の視点がとても鋭く、皆の共感を呼ぶことができ、何を言っているのかよく分からない芸術評論よりもはるかに説得力があると思うようになった。中には「ワッツが評論しようとしない作品は失敗作に終わる運命」といったことを口にする入館者まで現れた。
しかしその後、ワッツはあまり美術館に行かなくなってしまった。絵画鑑賞は好きだが、美術館に行った後、1週間も手が筋肉痛になってしまうのだ。自分の言いたいことをすべて書くのは本当に疲れてしまう。

モチベーター

ある日、ワッツはとあるメイドカフェにやって来た。店のメイドであるジークフリートはおっちょこちょいで有名なメイドだった。ミスするたびに先輩のリフが尻拭いをしている。
ワッツはここに来て、カフェやメイドの仕事ぶりについてコメントし始め、おしゃべりしながら歌い、それを午後の間ずっと続けていた。ジークフリートはメイド魂を発揮し、ワッツの意見をすべて真剣に聞き、試しに改善してみた。すると本当にミスが少なくなった。
それからしばらくの間、ジークフリートに頼まれたワッツは、毎日無料のコーヒーを飲みにやって来た。そして、カフェの中でのミスは日に日に減っていき、1週間連続でノーミスという快挙を成し遂げた。
しかし、カフェの客数は目に見えて減っていった。なぜなら、客たちはおっちょこちょいなジークフリートに慣れており、ジークフリートの失敗を見るために来ていたからだ。
一方、カフェに足しげく通うようになった人たちもいる。彼女たちはワッツに自分の問題点を指摘してもらい、それによって自分自身を向上させようとしていた。相談する人がいる限り、ワッツは自分の考えを包み隠さず話した。ただし、相談する前に十分に覚悟しておく必要がある。
なぜなら、ワッツが話し出すと午後の間はずっと話続けている可能性があるからだ。

一般人

ワッツが一体どのような人物かについて、インターネット上で激しい議論が繰り広げられたことがある。ほとんどの人は、ワッツは謙虚で、なんでも知っているのに、わざと知らないふりをしているため、的確なコメントができるのだと思っていた。他のことはともかく、ワッツは話しているときに急に歌い出すことが多い。彼女の歌は即興で作られたものだが、普通の人が思いつきで歌えるだろうか？
しかし、そのような考えを抱いてワッツのことを見る人たちは、最終的に認めざるをえないだろう。ワッツがストレートな物言いをする普通の人に過ぎず、皆の考えを代わりに口にしているだけで、決して特別な才能があるわけではないということを。
ワッツに関する議論がおさまるにつれ、ワッツも次第に人々の話題から消え、騒がしい普通の人に戻っていった。
しかし、今でもなお、ワッツの話を聞きたがる人がいる。楽観的なワッツのことが好きな人もいれば、ワッツのようにおしゃべりが好きな人もいる。さらには聴衆としてワッツに楽しく話してもらいたい人や、彼女の歌を聴きたい人もいる。
この点に関して、皆の見方は「ワッツの歌声は本当に素晴らしい」という意見で見事に一致している。