サブ任務:リストの部品 - 崩壊学園wiki

姫子
ここが目的地のスクラップ工場ね。任務の分担をみんなに割り振るわよ。
あなたたちが持っているのは、今回集める材料のリストよ。具体的な説明は全部そこに書いてあるわ。
それぞれが担当する部分もはっきりと書いてあるから。ただ、いくつかの部品はどのようなものか分からないの。だから、できる範囲で似たような材料を集めてちょうだい。
最後に、スクラップ工場に着いたからといって油断はしないで。崩壊生物がどこに潜んでいるか分からないからね。
警戒を保ちながら広がって。いつでも戦闘をできるように準備を。30分後にここに集合。行動開始！

灰蛾隊員
はッ！

バンッ！

姫子
きっとこれね。でも、こんなに長く放置されていて、まだ正常に使えるのかしら……。
かつては大空を翔けていたハイペリオン号が、今ではこんなサビだらけの部品を利用して生き延びようとしているなんて、散々ね。
やっぱり戦艦は艦長に似るのかしら……本当に皮肉だわ。

■選択肢

① ハイペリオン号は姫子のように強いと思う。
② 大崩壊の中を生き延びただけでも大したもの。

姫子
私に同情なら結構よ。適当に嘆いてみただけだから。
本当に不思議だわ……あなたと一緒にいると、いつも以前の自分を思い出すの。あのときも、若い子に自分の愚痴を漏らしてた。
あのときから今まで、私とずっと一緒にいるのはハイペリオン号だけね……機会があればゆっくりと休ませてあげなくちゃ。
よし、おしゃべりはおしまい。あそこの車に注意して……屋根の部分に崩壊生物が踏んだ足跡がある、痕跡もまだ新しい。ここは私たちが考えているよりも危険かもしれないわ。
ただ、気にしすぎて命を落としたなんてことになったらバカらしいから、心に留めておく程度にしましょう。
探索を始めてもう10分経ったわ。急ぎましょう。なんだか嫌な予感がするわ……。

姫子
やっぱりこういう任務は得意じゃないわね。拾った物が合っているのかどうかもわからないわ。……それにしても、これじゃ予定の重さを遥かにオーバーするわね。
他の隊員も大体同じような状況ね。そうと知っていれば、あなたを加えるよりもイザーリンを連れてきた方が手間が省けたわ。
あ、ごめんなさい。あなたが役に立たないってことじゃないのよ……。

グルルル——

姫子
シッ！この音は……やっぱり崩壊生物が潜伏しているのね。
そろそろ時間よ。集合場所に戻りましょう。物品を確認したら速やかに撤退よ。
私はまだ部品を見つけきれてないから、あとでスクラップ工場の入口で落ち合いましょう。

……。
…………。

灰蛾隊員
姫子隊長はどうしてまだ戻ってこないの。
隊長は時間を守る人なのに。どうやら、いつもの癖がまた出たのね……。
みんな武器を準備して。付近に崩壊獣の活動した痕跡があるはず。隊長はきっと1人で倒しに行ったのよ！

バンッ——！

灰蛾隊員
戦闘音！こっちよ！

ガキンッ！
グォォォォォ！！

姫子
ふんっ！なかなかやるじゃないの！
でも、これまでよ！

バンッ！！

灰蛾隊員
隊長！手伝いに来ました！

姫子
もう、お節介なんだから！たまたま遭遇したから、ウォーミングアップしていただけだっていうのに！
はぁッ！

ザシュッ！！

姫子
ふん、もう少し骨があるやつかと思ったわ。

灰蛾隊員
姫子隊長、何度も言ったはずです！いつも1人で戦わないでください！

姫子
崩壊獣はスクラップ工場を徘徊していてとても危険よ。あなたたちが単独で遭遇したら、ケガだけじゃすまないわ。それなら、私が倒した方が楽でしょ。

灰蛾隊員
ですが……。

▼選択肢分岐

① 姫子はもっとみんなの力を信じるべきだと思う。
灰蛾隊員
その通りです！姫子隊長、いつも1人で敵に立ち向かわないでください！私たちにも手伝わせてください！
チームワークを意識するようにってあなたが言ったんじゃないですか！私たちが足を引っ張ると思っているんですか！
姫子隊長と一緒だったら、たとえ死んでも……。

姫子
もう……どいつもこいつも強情なんだから。分かったわよ！もうこんなことはしないわ！

② 私でも倒せると思う。
灰蛾隊員
何言っているの！あなたみたいな新人でも大丈夫なら、私たちにだってやれるわ！
そうよ！姫子隊長！私たちもあなたと一緒に戦います！だから、いつも1人で戦わないでください！
この新人に私たち灰蛾部隊のすごさを見せてやりましょう！崩壊獣は他にどこにいるんですか？

姫子
もう……どいつもこいつも何を張り合っているのよ。ほら、ほら。分かったわよ！次からはあなたたちも一緒に連れて行くわ！

▲分岐終わり

灰蛾隊員
早く探しましょう！この近くに崩壊生物がまだいるかもしれない。任務の邪魔はさせないわ！

姫子
ああ、こんな姿、あなたに笑われちゃうわね。戦闘能力は最強の灰蛾部隊だけど、中の隊員はみんなまだ子供なのよ。
本当に困っちゃう……。

▼選択肢分岐

① 姫子隊長も同じ。
姫子
何よ？私も彼女たちと同じように勝手だって言いたいの？
ふんっ……いいわ。今回は確かに単独行動が過ぎたわね。でも、これも彼女たちのためなのよ。

② みんな想像以上に面白いね。
姫子
私の目には、彼女たちが本当に子供のように映っているの。心も身体も。
普段は冷淡に振舞っているけれど、実は打たれ弱いのよ。まだまだ訓練が必要ね。

▲分岐終わり

姫子
……。
何よ、その目は？早く集合なさい。