ローレライ - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 身長　172cm
• 体重　54kg
• 3サイズ　92/59/94
• 趣味　歌う

この物語では、ローレライが船を座礁させる妖女だ。だがローレライ自体が物語の被害者だったりする。
そしてローレライは悔しがりながら世を去っていった。

「なぜこのようなことになってしまったの……」

ローレライ以外にも、そう願っている人がいるようだ。

看板娘・スキンなど

• ローレライ・萌萌の駅

神格覚醒ストーリー

文字通りの妖女

ローレライは妖精のように美しい容姿をしているが、高慢ではない。むしろ付き合いやすい性格で誰に対しても穏やかな様子。
ローレライは物語の神格である以上、彼女の歌声には特別な力があるのだろう。
しかし、ローレライが歌ったとき、何も起こらなかった。むしろ、彼女の歌唱力は普通で音楽の訓練を受けていない普通の人のように感じられた。
これはローレライに対して少し落胆しているようだ。何しろバビロンには音楽の強い神格がたくさんいる。
つまり、キャラも普通、歌も普通、特別な能力もない。
だが、間もなくしてローレライに隠された能力があるという噂が流れた。

日常動乱

ある日、厄を吸った紅贄人形が爆発寸前だ。ローレライが通りかかるが、紅贄人形は爆発しなかった。これは初めてのことだった。

パンクラシン「お前が紅贄人形を倒したと聞いた。お前は強そうだ」
ローレライ「あの……あなたは？」
パンクラシン「問答無用！覚悟ッ！」

ローレライは驚いてうずくまると、彼女の頭の上を拳が通り過ぎた。パンクラシンの拳は命中しなかった。

パンクラシン「まさか……私の必ず当たる挨拶パンチが外れるなんて！一度も外したことがないのに！」

負けてはいなかったが、パンクラシンはそのとき落ち込んでいた。
だから、みんなはローレライを傷つけるものは何もないと言っていた。まるで何かが彼女を守っているかのようだ。

能力の謎

ローレライがどのような能力を持っているのかは、バビロン内の学術研究のひとつとなった。非常に知的な神格が、以下のように自分の意見（一部は自称）を述べている。

パンクラシン「彼女の身は、底知れない……」
森羅万象「実に簡単で、そのまま展開を変えてしまった」
アガサティ「能力発働の条件は？本当のことを知らないと、ローレライさんが困る」
メティス「図書館にはローレライさんのバックストーリーが載っているだけで、能力についての説は載っていませんね」
アバドン「物事が逆に進むのは、ヘルの能力と同じではない？」
みんな「全然違う！！」

能力の作用範囲、具体的な実現メカニズム、テキスト研究、信仰源の検証……そんなことは何の説明もない。ちゃんと研究して、十万字の論文を書いて発表して、読者や同業者に評価されないと、人は納得できない。

ローレライ「皆さんそんなに真剣になる必要はないのではないでしょうか」

ローレライの生涯

疑問を解決するためには、ローレライに自分のことをいろいろ語ってもらい、零次文献を提供してもらうしかないようだ。

「何も言えそうにないけど、何から話せばいいの？」

ローレライは普通の農村で生まれ、生まれつきの麗しさに恵まれ、川で歌の練習をするのが好きだった。ある日、船の座礁事故に遭遇し、川に飛び込んで一人の遭難者を救助した。この犠牲者は自分に求婚したが、ローレライは彼の誠実さに心を打たれて好意的に断った。

「あなたには以前からプロポーズが多かったの？」
「はい。全部お断りしました」
「どうして？」
「彼らはみんな意地悪だから」
「よく船を座礁させるの？」
「意味が分からないけど、船を座礁させることができるわけがない」

以降、メーティスは質問を続けず、図書館でローレライの生涯の続きを見つける。

存在しない原罪

そもそも美貌と魔法のような歌声で船員を惑わすことが現実にもあるのだろうか。
物語はいつも粉飾と美化を醸し出さなくてはならないのに、現実は往々にして残酷でつまらないことが多い。
彼女に嫉妬する人、および拒絶される人は、彼女を軽蔑してきた。ローレライは難に落ちた船員を助けて、この下で彼らはついにチャンスが巡り、寧ろでたらめに彼女が歌声で船を座礁させる女妖を害するのだと言って、自分が「悪」の側を代表していることを認めたくありません。
ローレライの噂は広がり、たった一度の座礁は「すでに何度も座礁させた」と伝えられた。もはや反論する力はない。追っ手を逃れるために川に落ち、姿を消した。

「最後に私を受け入れてくれたのは、この川だけだった」

誰にも言っていないのに、きっと彼女の中では、自分の人生を受け入れることができなかったのだろう。しかし著者は最後に、ローレライを命の恩人だと思っている。あの少しの密かでまた誠実な善良で、まるで見えない結界のようで、ローレライの周囲のことを考えて遠く離れさせた。