崩壊学園wiki
永遠の子供3-1
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——あの日の景色を、私は決して忘れてはいけない。
高い所に立つと、目の前にある街頭がひとつひとつ灯っていった。まるでステージの足元の照明のように。
日頃、何度歩いたか数えきれない歩道ですら、あの時はとても美しく感じられた。
あの場所で踊りたい。あの道をずっと走り続けたい。
たとえ悔し涙を流す最後の場面しか記憶に残っていなかったとしても、信じずにはいられない——
その先の未来が訪れることを。
高い所に立つと、目の前にある街頭がひとつひとつ灯っていった。まるでステージの足元の照明のように。
日頃、何度歩いたか数えきれない歩道ですら、あの時はとても美しく感じられた。
あの場所で踊りたい。あの道をずっと走り続けたい。
たとえ悔し涙を流す最後の場面しか記憶に残っていなかったとしても、信じずにはいられない——
その先の未来が訪れることを。
……。
3月11日、星綺先輩が部長として全国大会に挑戦するグループを結成した。
紋章の推薦を受けた私は、初めて主役として出場することになった。
3月12日、私は紋章や他の演劇部のメンバーたちと共に演技について学び始めた。
4月14日、ティンカーベルの衣装を初めて着た。その後も役に近づけるように、練習の際はほぼ毎回、その衣装を着た。
そして5月3日、3日間行われた大会の最終日、私たちは演技に臨み——
同じ日の午後5時に予選の結果が発表された。
バビロン演劇部の『大きくならない子』は予選を勝ち抜くことができなかった。
3月11日、星綺先輩が部長として全国大会に挑戦するグループを結成した。
紋章の推薦を受けた私は、初めて主役として出場することになった。
3月12日、私は紋章や他の演劇部のメンバーたちと共に演技について学び始めた。
4月14日、ティンカーベルの衣装を初めて着た。その後も役に近づけるように、練習の際はほぼ毎回、その衣装を着た。
そして5月3日、3日間行われた大会の最終日、私たちは演技に臨み——
同じ日の午後5時に予選の結果が発表された。
バビロン演劇部の『大きくならない子』は予選を勝ち抜くことができなかった。
アルテミス
その翌日の5月4日から、私たちは演劇部に集まらなくなってしまったわ。
みんなが自信を失ってしまったということが私には分かった.......いいえ、私はこれまでずっとそう思っていたの。
あるいは、演劇部で辛抱強く取り組む意欲を失ってしまったのだと。
気分が落ち込む中、5月6日に.......。
私はまた「未経験」の役者としてバビロン演劇部のリハーサルに参加した。そう、存在しないはずの劇のリハーサルに。
そうして繰り返し自分を騙してきた。もし私たちの劇が初めから全国大会に参加するためのものではなかったら。
どうでもいい、ただの出し物のようなものだったら。
一連の記憶も忘れ去ることなく私の中に残り続けたかもしれない。劇の後にみんなが.....演劇部が散り散りになってしまうこともなかったかもしれない。
その翌日の5月4日から、私たちは演劇部に集まらなくなってしまったわ。
みんなが自信を失ってしまったということが私には分かった.......いいえ、私はこれまでずっとそう思っていたの。
あるいは、演劇部で辛抱強く取り組む意欲を失ってしまったのだと。
気分が落ち込む中、5月6日に.......。
私はまた「未経験」の役者としてバビロン演劇部のリハーサルに参加した。そう、存在しないはずの劇のリハーサルに。
そうして繰り返し自分を騙してきた。もし私たちの劇が初めから全国大会に参加するためのものではなかったら。
どうでもいい、ただの出し物のようなものだったら。
一連の記憶も忘れ去ることなく私の中に残り続けたかもしれない。劇の後にみんなが.....演劇部が散り散りになってしまうこともなかったかもしれない。
貪欲にも結果を欲してしまったがあまりに。
私は頭の中で、自分の視線すら完全に遮って.....現実には存在しない舞台を作り上げてしまったわ。
私は頭の中で、自分の視線すら完全に遮って.....現実には存在しない舞台を作り上げてしまったわ。
アルテミス
そして今日——
そして今日——
最高の劇は演じられないかもしれないけど......身勝手なお願いかもしれないけど——
どうか、戻ってきて一緒に劇をやって欲しい。
あなたたちの心の中の物語を私に聞かせて。
あなたたちが夢見たネバーランドを私の前で描いて見せて。
またバカみたいなことを繰り返すだけ、そう思ってもらってもいいから.....。どうかもう一度、私と一緒に演じて欲しい。
……。
どうか、戻ってきて一緒に劇をやって欲しい。
あなたたちの心の中の物語を私に聞かせて。
あなたたちが夢見たネバーランドを私の前で描いて見せて。
またバカみたいなことを繰り返すだけ、そう思ってもらってもいいから.....。どうかもう一度、私と一緒に演じて欲しい。
……。
アルテミス
それにあなたもね。
勝手に逃げたりしたらダメよ。
それにあなたもね。
勝手に逃げたりしたらダメよ。
ティンカーベル
だって私は——もうこっちの世界にいるんだから。
だって私は——もうこっちの世界にいるんだから。
学園の枝門と舞台の緞帳。それらはまるで重なり合っているかのよう。
そして……。
幕が開けた。
そして……。
幕が開けた。
ピーターパン
ティンクはもう戻ってこない。
ティンクはもう戻ってこない。
ティンカーベル
ふたつ目の角を右に曲がって、夜が明けるまでまっすぐ行くとあなたの家——
ピーターパン、そこがあなたの家なの。
ネバーランドに戻りたいと誰よりも望んでいるのはピーターパン、あなたよ。
ネバーランドが消滅することを、あなたはきっと望んでいないはず。
永遠に成長しないとしても、ネバーランドが消滅することなんか望んでいない。
あなただけじゃない。みんなもそんなことは望んでいないわ!
今から.....私がそれを証明するわ。
チリンチリン、ティンクが戻って来たよ!
ふたつ目の角を右に曲がって、夜が明けるまでまっすぐ行くとあなたの家——
ピーターパン、そこがあなたの家なの。
ネバーランドに戻りたいと誰よりも望んでいるのはピーターパン、あなたよ。
ネバーランドが消滅することを、あなたはきっと望んでいないはず。
永遠に成長しないとしても、ネバーランドが消滅することなんか望んでいない。
あなただけじゃない。みんなもそんなことは望んでいないわ!
今から.....私がそれを証明するわ。
チリンチリン、ティンクが戻って来たよ!
双子A
ティンク、戻ってきたんだね!
ティンク、戻ってきたんだね!
双子B
でも僕、もう戻りたくないよ。フック船長すごく怖いし、ネバーランドは危険過ぎるよ!
でも僕、もう戻りたくないよ。フック船長すごく怖いし、ネバーランドは危険過ぎるよ!
ティンカーベル
ネバーランドには本当に危険しかないの!?フック船長は絶対に倒せないとでもいうの!?
ネバーランドには本当に危険しかないの!?フック船長は絶対に倒せないとでもいうの!?
双子A
ピーターですらどうにもならないんだから、ティンクにも無理だよ!
ピーターですらどうにもならないんだから、ティンクにも無理だよ!
双子B
絶対に勝てっこないよ!
絶対に勝てっこないよ!
ティンカーベル
私もそう思う……。
でもネバーランドには恐ろしくて危険な事しかないわけじゃないの。
私......もう一度見たいの!
かつてネバーランドでみんなと一緒に見た、今では完全に忘れてしまったあの景色を。
あなたたち、出てきなさい!
私もそう思う……。
でもネバーランドには恐ろしくて危険な事しかないわけじゃないの。
私......もう一度見たいの!
かつてネバーランドでみんなと一緒に見た、今では完全に忘れてしまったあの景色を。
あなたたち、出てきなさい!
ティンカーベル
私に見つかっちゃったわね。
今回のかくれんぼもあなたたちの負けね!
私に見つかっちゃったわね。
今回のかくれんぼもあなたたちの負けね!
双子A
負けるのも無理ないよ。だってティンクは飛べるから。
負けるのも無理ないよ。だってティンクは飛べるから。
双子B
僕たちは飛べないもん。僕たち、ティンクみたいにすごくないし。
僕たちは飛べないもん。僕たち、ティンクみたいにすごくないし。
ティンカーベル
バカ!
すてきで素晴らしい事さえ考えていれば、あなたたちも空を飛べるのよ!
あなたたちが言うように私が本当にすごいだけの存在なら、過ちをおかしてウェンディにケガをさせてしまうこともなかったはずでしょう。
……。
私、あなたたちに本当に一緒に来てもらいたい。でも......。
でも、そのあとみんなが何を得られるのか、私にはわからない。
だから私、自分のことを説得したいと思ったの!
ねえ、あなたたちにとってこのネバーランドの真の姿ってどういうものなのかな?
バカ!
すてきで素晴らしい事さえ考えていれば、あなたたちも空を飛べるのよ!
あなたたちが言うように私が本当にすごいだけの存在なら、過ちをおかしてウェンディにケガをさせてしまうこともなかったはずでしょう。
……。
私、あなたたちに本当に一緒に来てもらいたい。でも......。
でも、そのあとみんなが何を得られるのか、私にはわからない。
だから私、自分のことを説得したいと思ったの!
ねえ、あなたたちにとってこのネバーランドの真の姿ってどういうものなのかな?
ティンカーベル
私、聞きたいの。あなたたちにとって.......。
私、聞きたいの。あなたたちにとって.......。
アルテミス
このネバーランドの真の姿が......どういうものなのかを。
このネバーランドの真の姿が......どういうものなのかを。
双子A
……。
……。
双子Aの役者
私にとっての……。
私にとっての……。
双子B
真の……。
真の……。
双子Bの役者
姿がどういうものかを?
姿がどういうものかを?
アルテミス
私は勝てない大会に出てプレッシャーと後悔の念を感じたわ。
あなたたちもきっとそうよね?
じゃああなたたちにとって、演劇部で過ごした時間はどういうものだったのかしら。
それを聞きたいの。
あなたたちにとってそれがどういう世界だったのか、あなたたちの口から聞きたいのよ——
私は勝てない大会に出てプレッシャーと後悔の念を感じたわ。
あなたたちもきっとそうよね?
じゃああなたたちにとって、演劇部で過ごした時間はどういうものだったのかしら。
それを聞きたいの。
あなたたちにとってそれがどういう世界だったのか、あなたたちの口から聞きたいのよ——
双子Aの役者
う〜ん……。
う〜ん……。
双子Bの役者
もちろんそれだけじゃないわ!
もちろんそれだけじゃないわ!
双子Aの役者
あなた……。
あなた……。
双子Bの役者
みんなとお化粧をして、かつらをかぶるだけでまったく別の人になれるだなんて想像もしてなかった。
以前だったらそういうの笑い飛ばしてたかもしれないけど、今じゃこれまで体験したことのない人物ですら演じることができるんだってわかった。
ここには新鮮なものや、普段の生活では体験できないものがたくさんあふれてて......それまではテレビでしか見なかったような事とかもね。
私はここで勇者になったこともあるし、双子のお姉ちゃんなったりしてさ!
こういうのって、本を読んだりして学ぶことのできるものじゃないと思うのよね!
みんなとお化粧をして、かつらをかぶるだけでまったく別の人になれるだなんて想像もしてなかった。
以前だったらそういうの笑い飛ばしてたかもしれないけど、今じゃこれまで体験したことのない人物ですら演じることができるんだってわかった。
ここには新鮮なものや、普段の生活では体験できないものがたくさんあふれてて......それまではテレビでしか見なかったような事とかもね。
私はここで勇者になったこともあるし、双子のお姉ちゃんなったりしてさ!
こういうのって、本を読んだりして学ぶことのできるものじゃないと思うのよね!
双子Aの役者
……。
私も同じ!
失敗が続けばもちろんすごくつらいよ。
でもだからこそ、なんとしても一度は勝ちたいと思うの。
初めの頃はこれが先輩たちの夢なんだって思ってたけど、何度も劇をするうちにいつの間にか私自身の事になって。
私、ここに来るためだったらどんなに早起きだって平気だし、練習がいくら長引いたって一度も退屈しなかった。
私はそういう世界がすごく好きだったんだ。
……。
私も同じ!
失敗が続けばもちろんすごくつらいよ。
でもだからこそ、なんとしても一度は勝ちたいと思うの。
初めの頃はこれが先輩たちの夢なんだって思ってたけど、何度も劇をするうちにいつの間にか私自身の事になって。
私、ここに来るためだったらどんなに早起きだって平気だし、練習がいくら長引いたって一度も退屈しなかった。
私はそういう世界がすごく好きだったんだ。
アルテミス
……。
それはつまり......とてもいい思い出があるという事よね。
あなたたちの気持ちは伝わったわ。
……。
それはつまり......とてもいい思い出があるという事よね。
あなたたちの気持ちは伝わったわ。
ふたりに差し出したその手に、もう以前のような迷いはなかった。
なぜなら私もそうした思い出があったからこそ再び舞台へと戻ってきたのだから。
なぜなら私もそうした思い出があったからこそ再び舞台へと戻ってきたのだから。
アルテミス
一緒にやりましょう。もう一度......もっとたくさんの新しい思い出を作るのよ。
一緒にやりましょう。もう一度......もっとたくさんの新しい思い出を作るのよ。
ティンカーベル
恐ろしい敵がいるからこそ、心に恐怖を抱く人も存在する。
私も例外じゃないわ。
だからあの時、逃げてしまった。
そういう恐ろしい敵が、また他の人たちを傷つけてしまうのが怖かった。
みんなの苦しい表情を再び目にするのが怖かったの。
だけどそれだけじゃない。
ピーター!これまで私たちが出会った、このネバーランドでずっと暮らす人々は......。
一度挫けたらもう立ち上がれない人たちばかりじゃないのよ。
恐ろしい敵がいるからこそ、心に恐怖を抱く人も存在する。
私も例外じゃないわ。
だからあの時、逃げてしまった。
そういう恐ろしい敵が、また他の人たちを傷つけてしまうのが怖かった。
みんなの苦しい表情を再び目にするのが怖かったの。
だけどそれだけじゃない。
ピーター!これまで私たちが出会った、このネバーランドでずっと暮らす人々は......。
一度挫けたらもう立ち上がれない人たちばかりじゃないのよ。
トゥートルズ
ティンク、戻ってきたんだね!
君ならきっと戻ってくると思っていたよ。
ティンク、戻ってきたんだね!
君ならきっと戻ってくると思っていたよ。
ティンカーベル
あなたずっと頑張ってるわね!
みんながいなくなってあなただけになっても、粘り強く戦い続けているだなんて。
あなたずっと頑張ってるわね!
みんながいなくなってあなただけになっても、粘り強く戦い続けているだなんて。
トゥートルズ
あの時、後悔した気持ちがまだはっきりと残っているから。
僕はもう二度と——
あの時、後悔した気持ちがまだはっきりと残っているから。
僕はもう二度と——
トゥートルズ役の少女
二度と自分のために言い訳を探すようなことはしたくないから。
私たちに正しい選択が何かを教えてくれる人はいない。
採点の基準もわからない。加点項目も禁止項目も、結局自分たちが決めているだけなのよね。
私たちがいるのはそういう世界なのよ。
二度と自分のために言い訳を探すようなことはしたくないから。
私たちに正しい選択が何かを教えてくれる人はいない。
採点の基準もわからない。加点項目も禁止項目も、結局自分たちが決めているだけなのよね。
私たちがいるのはそういう世界なのよ。
アルテミス
「あの時、ぐるりと回る動作をしない方がよかったのかしら」、「場所がずれるミスがなかったら、評価はまた違ったんじゃないかしら」、「もし道具をあの時落っことさなかったら」……。
「あの時、ぐるりと回る動作をしない方がよかったのかしら」、「場所がずれるミスがなかったら、評価はまた違ったんじゃないかしら」、「もし道具をあの時落っことさなかったら」……。
トゥートルズ役の少女
「動作が終わった後にふらつかない」、「飾りや道具が落ちたとしても、何事もなかったかのように演じ続ける」、「演技を間違ったとしても自然に振る舞い演じなおさない」....。
「動作が終わった後にふらつかない」、「飾りや道具が落ちたとしても、何事もなかったかのように演じ続ける」、「演技を間違ったとしても自然に振る舞い演じなおさない」....。
アルテミス
基準となる答えはないとしても、それでも私たちがしっかりやろうとこだわり続けた事はたくさんあったわ。
世界全体のルールを私たち自身が決めているかのように。
基準となる答えはないとしても、それでも私たちがしっかりやろうとこだわり続けた事はたくさんあったわ。
世界全体のルールを私たち自身が決めているかのように。
トゥートルズ役の少女
小さい頃ゲームをした時みたいに、世界を自分で作ったみたいだったわよね。
私たち、こんな素晴らしい世界にいるのよね。自分たちの手で作り上げることができる世界に。
だからもう自分のために言い訳なんか探す必要なんてない。
小さい頃ゲームをした時みたいに、世界を自分で作ったみたいだったわよね。
私たち、こんな素晴らしい世界にいるのよね。自分たちの手で作り上げることができる世界に。
だからもう自分のために言い訳なんか探す必要なんてない。
アルテミス
これからどうするの?
これからどうするの?
トゥートルズ役の少女
最後の最後までついていくわ。
そして、たくさんの人に見てもらう。
最後の最後までついていくわ。
そして、たくさんの人に見てもらう。
カーリー
ピーターが「君たちはもうこれ以上進むな」って言ってたよ。
ピーターが「君たちはもうこれ以上進むな」って言ってたよ。
ティンカーベル
それはピーターの意思なの?それともあなたの意思!?
それはピーターの意思なの?それともあなたの意思!?
カーリー
どっちだって一緒だろう!結末は初めから決まっていて、何をしようと変えられないんだから。
それはティンクが来たって同じだ!
違う。おまえたちが原因でこの状況になったと言うべきだよ。
僕たちの家は元々こんなんじゃなかった.....おまえたちがフックを怒らせなければ、僕たちがこんな目にあうこともなかったんだよ!
レッドスキンズもそう思ってるし!
どっちだって一緒だろう!結末は初めから決まっていて、何をしようと変えられないんだから。
それはティンクが来たって同じだ!
違う。おまえたちが原因でこの状況になったと言うべきだよ。
僕たちの家は元々こんなんじゃなかった.....おまえたちがフックを怒らせなければ、僕たちがこんな目にあうこともなかったんだよ!
レッドスキンズもそう思ってるし!
ティンカーベル
確かにそうかもしれないけど......。
初めから、自分の考えにみんながついてきてくれるだなんて期待してはいけないのよ。
フックに挑戦することだって、全員が賛成することなんてあり得ないじゃない。
だけど私たちがあなたに強制してはいけないのと同じよ。
私たちの前に進み続けたいという心だって、あなたに阻止されるべきじゃないし、そうされるつもりもないわ。
確かにそうかもしれないけど......。
初めから、自分の考えにみんながついてきてくれるだなんて期待してはいけないのよ。
フックに挑戦することだって、全員が賛成することなんてあり得ないじゃない。
だけど私たちがあなたに強制してはいけないのと同じよ。
私たちの前に進み続けたいという心だって、あなたに阻止されるべきじゃないし、そうされるつもりもないわ。
カーリー
今の島が嫌い。
今の島が嫌い。
アルテミス
早く追いついて、出発するわ!先輩たちはずっと待ってるんだから。
早く追いついて、出発するわ!先輩たちはずっと待ってるんだから。
カーリー
かって過ごした時間......。
かって過ごした時間......。
カーリー役の少女
あの頃はすごくよかった。
学園ではふざけたり騒いだりで色々あるけど、演劇部に来るとどんな悩みだって忘れられた。
次はどこに行って劇をするのかなって、毎日のように楽しみにしてた。
でも昔からの慣例だからって大会に参加したことで——
すべてが変わってしまったのよね。
あの頃はすごくよかった。
学園ではふざけたり騒いだりで色々あるけど、演劇部に来るとどんな悩みだって忘れられた。
次はどこに行って劇をするのかなって、毎日のように楽しみにしてた。
でも昔からの慣例だからって大会に参加したことで——
すべてが変わってしまったのよね。
アルテミス
いいえ、昔からの慣例だからやり始めたわけじゃないわ。
あれは未だ実現していない夢だったから、みんなが追い求めるものが目の前にあった、だからこそみんな夢中になったのよ。
でもそうね.......あなたの言う事ももっともよ。
みんなが同じ考えを持つなんてこと、最初から期待すべきじゃないわ。
みんながみんな同じ夢を抱いているわけじゃないもの。
いいえ、昔からの慣例だからやり始めたわけじゃないわ。
あれは未だ実現していない夢だったから、みんなが追い求めるものが目の前にあった、だからこそみんな夢中になったのよ。
でもそうね.......あなたの言う事ももっともよ。
みんなが同じ考えを持つなんてこと、最初から期待すべきじゃないわ。
みんながみんな同じ夢を抱いているわけじゃないもの。
カーリー役の少女
私はとっくに幻想を捨てて現実を受け入れてた。
そんな私だったけど、あなたたちのその輝きに戸惑いを感じて.......。
とても苦しかった....。
初めは勉強のストレスから逃げようとして演劇部に来てたから。
私はとっくに幻想を捨てて現実を受け入れてた。
そんな私だったけど、あなたたちのその輝きに戸惑いを感じて.......。
とても苦しかった....。
初めは勉強のストレスから逃げようとして演劇部に来てたから。
アルテミス
うん。
今思うと、大会の参加もそうだけど…。
題材選びだって、完全に意見を一致させられた事なんてなかったわよね。
ひとりひとりにとってのネバーランドはみんな異なるんだから。
うん。
今思うと、大会の参加もそうだけど…。
題材選びだって、完全に意見を一致させられた事なんてなかったわよね。
ひとりひとりにとってのネバーランドはみんな異なるんだから。
カーリー役の少女
それにしてもあの頃、私たちはその目で一体何を見据えていたんでしょうね。
生まれたてのひよこみたいに、ものすごく無邪気に笑ってた気がする。
……。
私はあなたたちに強制されたくないけど、でも逆に言えばあなたたちを止める権利だって私にはない。
だからもし一緒にやらないとしても、私はあなたたちのこと応援するわ。
それにしてもあの頃、私たちはその目で一体何を見据えていたんでしょうね。
生まれたてのひよこみたいに、ものすごく無邪気に笑ってた気がする。
……。
私はあなたたちに強制されたくないけど、でも逆に言えばあなたたちを止める権利だって私にはない。
だからもし一緒にやらないとしても、私はあなたたちのこと応援するわ。
ピーターパン
ティンク、戻ってきたのかい。
この島はもう君にふさわしくないよ。
ティンク、戻ってきたのかい。
この島はもう君にふさわしくないよ。
ティンカーベル
勝手にここに私を連れてきたと思ったら、今度は自分勝手に私のことを追い出そうとするのね。
ふざけるのもいい加減にして。
勝手にここに私を連れてきたと思ったら、今度は自分勝手に私のことを追い出そうとするのね。
ふざけるのもいい加減にして。
ピーターパン
僕は君の事を心配して言ってるんだ。
ティンクは空を飛び続けられないとダメなんだ。
でもそういう君を見ていると、君の妖精の粉がどうしても欲しくなる。
君とこの青い空を羽ばたきたいから。
でもそうすると君の妖精の粉はいつの日か尽きて地上に落ち——
あの残忍なフックに殺されてしまう。
僕は君の事を心配して言ってるんだ。
ティンクは空を飛び続けられないとダメなんだ。
でもそういう君を見ていると、君の妖精の粉がどうしても欲しくなる。
君とこの青い空を羽ばたきたいから。
でもそうすると君の妖精の粉はいつの日か尽きて地上に落ち——
あの残忍なフックに殺されてしまう。
ティンカーベル
私のことを心配して……。
私のことを心配して……。
アルテミス
今のあなた、常に自分が正しいと思ってる大人たちと何も変わらないじゃない。
永遠に子供だから?ピーターパンという人物にピッタリですって?笑わせないでちょうだい。
本当は誰よりも成熟してて物事が分かってるじゃない。だから普段の生活でも余裕を持てているのよ。
もし本当に小さな子供と同等だなんて言うのなら、最後まで気ままな性格を貫いて、私に対しても泣いたり笑ったり叫んだりすればいいのよ。そしてまた——
「僕のティンカーベルになって。」って言えばいいの。
今のあなた、常に自分が正しいと思ってる大人たちと何も変わらないじゃない。
永遠に子供だから?ピーターパンという人物にピッタリですって?笑わせないでちょうだい。
本当は誰よりも成熟してて物事が分かってるじゃない。だから普段の生活でも余裕を持てているのよ。
もし本当に小さな子供と同等だなんて言うのなら、最後まで気ままな性格を貫いて、私に対しても泣いたり笑ったり叫んだりすればいいのよ。そしてまた——
「僕のティンカーベルになって。」って言えばいいの。
紋章
うう……。
アルテミス先輩がこんな風に怒るの、初めて見たわ。
うう……。
アルテミス先輩がこんな風に怒るの、初めて見たわ。
アルテミス
……。
だって私、聞いたし。
見たんだもの。みんなが心の中で追い求めている楽園がどういうものなのか。
ここで私たちはそれぞれ違う人物を演じ、異なる人生を体験しているわ。
他人の足跡を歩み、無意識の内に星の光をその身に浴びているのよ。
そして次第に自分自身も輝きはじめて、後から来た人たちが追いかけて行く道しるべとなるの。
でも、世界にはそうしたひとつひとつの輝きを見えないように覆ってしまう恐ろしい雲があるのかもしれない。
それが理由で私たちの元から誰かが去ってしまうと、かつての思い出もひとつまたひとつと剥がれ落ち、時間の経過と共に塵と化してしまっているのかもしれないわ。
たとえそうだったとしても、私たちは追い求めるの。
子供の頃にしたゲームのように、いつの日か、世界が私たちの望む方向へと良くなっていくこを。
そしていつの日か、ずっと目指して登り続けていた高みへとたどり着き、果実を手にできることを。
……。
だって私、聞いたし。
見たんだもの。みんなが心の中で追い求めている楽園がどういうものなのか。
ここで私たちはそれぞれ違う人物を演じ、異なる人生を体験しているわ。
他人の足跡を歩み、無意識の内に星の光をその身に浴びているのよ。
そして次第に自分自身も輝きはじめて、後から来た人たちが追いかけて行く道しるべとなるの。
でも、世界にはそうしたひとつひとつの輝きを見えないように覆ってしまう恐ろしい雲があるのかもしれない。
それが理由で私たちの元から誰かが去ってしまうと、かつての思い出もひとつまたひとつと剥がれ落ち、時間の経過と共に塵と化してしまっているのかもしれないわ。
たとえそうだったとしても、私たちは追い求めるの。
子供の頃にしたゲームのように、いつの日か、世界が私たちの望む方向へと良くなっていくこを。
そしていつの日か、ずっと目指して登り続けていた高みへとたどり着き、果実を手にできることを。
紋章
その高みって、一生かかってもたどり着けないかもしれないわよね。
その高みって、一生かかってもたどり着けないかもしれないわよね。
アルテミス
それならずっと、ずっと登り続けて動けなくなるまで登り続ければいいのよ。
動けなくなるまで登ったら、足元を見てみるの。
登りに登って木が揺れたことで、別の果実がたくさん落ちてきているかもしれないじゃない。
私は願ってる。ううん、信じているの…....。
忘れてしまったものって、理にかなわない、過度に理想化された未来を信じようとする心なんじゃないかしら。
それならずっと、ずっと登り続けて動けなくなるまで登り続ければいいのよ。
動けなくなるまで登ったら、足元を見てみるの。
登りに登って木が揺れたことで、別の果実がたくさん落ちてきているかもしれないじゃない。
私は願ってる。ううん、信じているの…....。
忘れてしまったものって、理にかなわない、過度に理想化された未来を信じようとする心なんじゃないかしら。
紋章
だけど、それはもう取り戻すことができたわね。
だけど、それはもう取り戻すことができたわね。
アルテミス
さて、私にとってのネバーランドの話はこれでおしまい。
——聞かせてくれないかしら、あなたのネバーランドのこと。
さて、私にとってのネバーランドの話はこれでおしまい。
——聞かせてくれないかしら、あなたのネバーランドのこと。
紋章
私の……。
私にはそういうのないわよ。
先輩が言ったように、小さい頃から「物分かりが良い子ども」をずっと求められてきたタイプだから。
ほめてもらうために、その人が一番喜ぶであろう役を演じてきたわ。
だから......人に合わせて生きてきた私には、自分だけのネバーランドなんてあるわけがないの。
私の……。
私にはそういうのないわよ。
先輩が言ったように、小さい頃から「物分かりが良い子ども」をずっと求められてきたタイプだから。
ほめてもらうために、その人が一番喜ぶであろう役を演じてきたわ。
だから......人に合わせて生きてきた私には、自分だけのネバーランドなんてあるわけがないの。
アルテミス
本当にそうかしら。
私、みんなの事連れてきたわよ。
本当にそうかしら。
私、みんなの事連れてきたわよ。
紋章
!?
!?
アルテミス
もし本当にどうでもよかったら、あなたが演劇部の活動に参加している時のあの集中力、それに屈託のないあの笑い声は——
すべてうそだったとでもいうの?
あなたは誰よりも演劇部を大切にしていると私は思う。
ここにはみんなもいる事だし..…。
あなたにとってのネバーランドがどういうものか、自信をもって、ここにいるみんなに教えてちょうだい。
もし本当にどうでもよかったら、あなたが演劇部の活動に参加している時のあの集中力、それに屈託のないあの笑い声は——
すべてうそだったとでもいうの?
あなたは誰よりも演劇部を大切にしていると私は思う。
ここにはみんなもいる事だし..…。
あなたにとってのネバーランドがどういうものか、自信をもって、ここにいるみんなに教えてちょうだい。
紋章
……。
……。
アルテミス
もし誤魔化そうとしたら、手刀じゃすまないんだから。
やっとの思いで家を離れ、やっとの思いで世界を築きあげたんだもの。
それをいとも簡単に終わりにしてしまうのはもったいなさすぎるわ。
さあ、紋章。
今度はあなたが私に「付き合う」番よ。
この抂気に満ちた崩壊に瀕する世界に、ね。
もし誤魔化そうとしたら、手刀じゃすまないんだから。
やっとの思いで家を離れ、やっとの思いで世界を築きあげたんだもの。
それをいとも簡単に終わりにしてしまうのはもったいなさすぎるわ。
さあ、紋章。
今度はあなたが私に「付き合う」番よ。
この抂気に満ちた崩壊に瀕する世界に、ね。
紋章
ものすごく強気ね。
いいわ、その誘いに乗ってあげる。
ものすごく強気ね。
いいわ、その誘いに乗ってあげる。
アルテミス
えっ?
えっ?
紋章
だって先輩からのお誘いなのよ?これまで一度も断ろうだなんて考えた事ないし。
むしろ、先輩が私に手を差し伸べる時をずっと待ってたというか。
心の準備はいいかしら。私たちの敵は想像しているよりも手強いわよ。
だって先輩からのお誘いなのよ?これまで一度も断ろうだなんて考えた事ないし。
むしろ、先輩が私に手を差し伸べる時をずっと待ってたというか。
心の準備はいいかしら。私たちの敵は想像しているよりも手強いわよ。
アルテミス
ええ。でも挑戦できる時間は限られているから、この時間をもっと大切にしないと。
こうして、何度も何度も.....ずっと挑戦してきたわよね。
ええ。でも挑戦できる時間は限られているから、この時間をもっと大切にしないと。
こうして、何度も何度も.....ずっと挑戦してきたわよね。
家柄や時代なんて関係ない。
すべての子供がいつかはこういう試練に直面することになる。
甘えれば欲しいものが与えられることもなくなり、
童話を信じれば人に笑われる。
誇りをもって自分の夢を語っても、現実的ではなく高望みしすぎだと思われてしまう。
「正しさ」を振りかざされ、未来へのあこがれを絶えず修正されてしまう。
そうして打ち負かされた子供は、成長するにつれて美しいものを失ってしまう。
そういう時は皆、妖精が出てきてこう語りかけてくれることを望むだろう。
大丈夫。すごくいいよ。試しにやってみればいい。うまくいかなくたって思いっきり泣けば済むことじゃないか、と。
そして妖精も望むだろう。あなたの心の奥底に押し込められている理想の世界の話を聞かせて欲しい、と。
それが実現できるかどうかにかかわらず、
妖精はその話に静かに耳を傾け、
あなたが話し終わると、妖精の粉をくれる。
そして妖精はあなたと共に、この世界を自由に飛び回ることだろう。
すべての子供がいつかはこういう試練に直面することになる。
甘えれば欲しいものが与えられることもなくなり、
童話を信じれば人に笑われる。
誇りをもって自分の夢を語っても、現実的ではなく高望みしすぎだと思われてしまう。
「正しさ」を振りかざされ、未来へのあこがれを絶えず修正されてしまう。
そうして打ち負かされた子供は、成長するにつれて美しいものを失ってしまう。
そういう時は皆、妖精が出てきてこう語りかけてくれることを望むだろう。
大丈夫。すごくいいよ。試しにやってみればいい。うまくいかなくたって思いっきり泣けば済むことじゃないか、と。
そして妖精も望むだろう。あなたの心の奥底に押し込められている理想の世界の話を聞かせて欲しい、と。
それが実現できるかどうかにかかわらず、
妖精はその話に静かに耳を傾け、
あなたが話し終わると、妖精の粉をくれる。
そして妖精はあなたと共に、この世界を自由に飛び回ることだろう。
紋章
結局、ここに戻ってきたね。
先輩も私も。
結局、ここに戻ってきたね。
先輩も私も。
アルテミス
今さら後悔しても遅いわよ。
今さら後悔しても遅いわよ。
紋章
後悔なんてしないわ。
元々、先輩に寄り添って——
先輩が現実を受け入れるだけの勇気を得られるか、現実にあらがうだけの思い出を作ることができたら、先輩のそばから離れようと思っていたのよ。
先輩を支えられる何かがあれば、先輩が演技の中から戻ってきた後も、ちゃんと歩み続けていくことができるだろうしね。
でも、実は私も自分に対してうそをついていたのよね。
後悔なんてしないわ。
元々、先輩に寄り添って——
先輩が現実を受け入れるだけの勇気を得られるか、現実にあらがうだけの思い出を作ることができたら、先輩のそばから離れようと思っていたのよ。
先輩を支えられる何かがあれば、先輩が演技の中から戻ってきた後も、ちゃんと歩み続けていくことができるだろうしね。
でも、実は私も自分に対してうそをついていたのよね。
アルテミス
どういうこと?
どういうこと?
紋章
私にとってのネバーランドもずっとあったんだ。
小さい頃、ある人のキラキラと輝く目を見てね。
その人が見た星空が、私の心の中のネバーランドになったのよ。
私は彼女を信じたい。いつの日か私たちがあの場所へとたどり着けると信じたいの。
そしてすべての大人たちに、自分の未来を決める能力が私たちにあることを証明したい。
私にとってのネバーランドもずっとあったんだ。
小さい頃、ある人のキラキラと輝く目を見てね。
その人が見た星空が、私の心の中のネバーランドになったのよ。
私は彼女を信じたい。いつの日か私たちがあの場所へとたどり着けると信じたいの。
そしてすべての大人たちに、自分の未来を決める能力が私たちにあることを証明したい。
アルテミス
それは本当に、誰かに語る価値のある物語だと思うわ。
それは本当に、誰かに語る価値のある物語だと思うわ。
紋章
あの光り輝く目は、一度は現実によって暗く閉ざされてしまったけれど。
でも今.....また再び輝きを放ち始めたわ。
あの光り輝く目は、一度は現実によって暗く閉ざされてしまったけれど。
でも今.....また再び輝きを放ち始めたわ。
アルテミス
!?
!?
紋章
ふふっ。
先輩、どうしたの?まさかさっき......「紋章が言ってるのって私のこと?」だなんて思ってなかったわよね?
ふふっ。
先輩、どうしたの?まさかさっき......「紋章が言ってるのって私のこと?」だなんて思ってなかったわよね?
アルテミス
……。
そ、そんな事——
……。
そ、そんな事——
紋章
そうよ。
そうよ。
アルテミス
えっ?
えっ?
紋章
これからもお願いね。私のティンカーベル。
アルテミス。
これからもお願いね。私のティンカーベル。
アルテミス。
アルテミス
……。
やらなきゃいけない事がたくさんあるわよ。
まずはみんなを呼んできましょう。
……。
やらなきゃいけない事がたくさんあるわよ。
まずはみんなを呼んできましょう。
そして、新たな物語が始まった。
——拍手の音。
高学年の先輩
本当に先輩の送別パーティーでこの劇をやるだなんて、さすがね。
本当に先輩の送別パーティーでこの劇をやるだなんて、さすがね。
八重凛
姉様、舞台劇って本当に面白いね〜。
姉様、舞台劇って本当に面白いね〜。
八重凛
そんなの関係ないよ〜。今回は凛たち、裏方みたいなものだし!
そんなの関係ないよ〜。今回は凛たち、裏方みたいなものだし!
高学年の先輩
オードラン学園にも演劇部はあるんでしょう?
オードラン学園にも演劇部はあるんでしょう?
八重桜
似たような部はあるが......。
うちの経費は全然比べ物にならないぞ。
似たような部はあるが......。
うちの経費は全然比べ物にならないぞ。
演劇部の部員
カーテンコールよ!
カーテンコールよ!
高学年の先輩
みんなとてもうれしそうね。これでなんだか安心したわ。
大会で挫折して、一時はもう立ち上がれないんじゃないかと思ってたけど。
これで安心して引退できるわね〜。
みんなとてもうれしそうね。これでなんだか安心したわ。
大会で挫折して、一時はもう立ち上がれないんじゃないかと思ってたけど。
これで安心して引退できるわね〜。