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ロックス・D・ジーベック

登録日:2025/08/11 Mon 00:27:00
更新日:2026/04/09 Thu 20:16:26
所要時間「読めるよな約 23 分」!!!






ロジャーの前は間違いなく奴らの時代じゃった!!



※本記事は『ONE PIECE』に関わる単行本・アニメ未収録の凶悪なネタバレが含まれています。

閲覧する際はご注意ください。


























































繰り返します。

ネタバレが苦手な方は、ブラウザバックで退避してください。











































よし!!「ハイ」と2回答えろクソガキ!!
なぜならそれがおれの求める答えだからだ!!

1つ目!!「ここは巨人の国」“エルバフ”だよな!?
2つ目!!「いるよなハラルド」!!!



ロックス・D・ジーベックとは漫画ONE PIECE』の登場人物。



プロフィール

本名:デービー・D・ジーベック
異名:山嵐(ヤマアラシ)
所属:ロックス海賊団船長
悪魔の実:不明
覇気武装色覇王色
身長:不明
懸賞金:不明
出身地:西の海(ウェストブルー)・ゴッドバレー
誕生日:不明
星座:不明
血液型:不明
好物:不明
初登場:単行本95巻・第957話・『ULTIMATE』
笑い方:ヴォハハハ
CV:藤真秀


【概要】

伝説とされた禁忌の海賊団“ロックス海賊団”船長。
作中では珍しくファミリーネームで呼ばれてその名が浸透しており*1、それ故本名はあまり知られていないが、海にしばしば現れるDの名前を持つ者の1人である。
約40年前に海賊島“ハチノス”にて一つの「儲け話」を持ちかけて、後の大海賊白ひげ”、“ビッグ・マム”、“金獅子”や当時は見習いだった“カイドウといった錚々たるメンバーを集めてロックス海賊団を結成した。

彼が起こした事件はどれも世界の“禁忌(タブー)”に触れすぎており、その殆どは揉み消されているため、ロックスの名前は現在の海軍に所属している若い海兵達の中に知る人物は少ない*2

長らくシルエットで容姿が隠されていたが、原作1154話では遂に姿と詳細が明らかになった。
四皇の“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチ父親である事が判明した。

また、ロックスという名は隠し名であり、本当の名前は「デービー・D・ジーベック」という。
800年以上前に存在した海賊”デービー・D・ジョーンズ”を先祖に持つ「デービー一族」の一人である。


【人物】

◆容姿

後ろに逆立った白・藍色のツートンカラーのドレッドヘアが特徴的。
左目には雷が走った様なタトゥーが彫られている。
また、黒ひげの父親という事もあり、目や鼻周りといった顔立ちは彼とよく似ている。
しかし体つきは肥満体型の息子と違って筋肉質であり、「黒ひげ痩せろ」とネットで言われる。ついでに無駄毛の類も無い。

白ひげやリンリン達と比べると体格は二回りほど小さい。それでも3mは優にありそうだが。
そもそもあっちが人間にしては大きすぎるだけだが。

◆性格

白ひげとシキは「バカ」とストレートに罵倒し、リンリンもカイドウへの忠告という形で「ロクでもねェ男」と評するなど、船員からの印象は大方悪い。
だが、一癖二癖どころか百癖千癖もある"あの"面子を曲がりなりにも纏め上げるだけの「器」「胆力」「実力」を兼ね備えた豪傑である事は疑いない。
実際上記の4人も含め大半の船員は海賊団が滅ぶまで付き従っており、ビジネスパートナー然とした信頼関係はあったと思われる。
ロックスもまた己に信用が置けないのなら去っても構わないと言っており、身勝手・横暴なだけの男ではない。

とはいえそこは後々名を消されるほどの大海賊。
エルバフで当時子供でありながら船に乗せるようせがんできた巨人族のロキ「おれはお前みてェなガキに会いに来たんじゃねェ!!」と一喝し、決闘を挑まれれば刃物で刺して深傷を負わせるという大人気なさと子供相手でも容赦がない残虐性を見せている*3

一方で、「友」や「家族」には確固たる情を向け、蔑ろにしないという真っ当な感性も持ち合わせており、目的の為なら長年連れ添った親友だろうと良心の呵責無く殺せてしまう息子とは対照的。
当時のエルバフの王ハラルド「ダチ」と尊び、幾度となく勧誘しながらも彼の意思を汲んで強要はせず、カイドウに「無理やりにでも従わせればいい(意訳)」と提案された際は「二度と言うなコノヤロー!!」と激昂しながら足蹴りにした。
妻子の存在に満ち足りた幸福を感じ幸せそうな顔で過ごしていた時に女性陣にからかわれた際には焦ってもいる。
ゴッドバレー上陸時には妻子の安全をすぐに確認するために島を駆け抜けており、「(エリス!!ティーチ!!どこだ!?)」と内心焦燥感に駆られていた。
イーダとお互い軽口を叩き合い、シャクヤクにハート目でメロメロになる*4等、息子と比較して可愛げ・親しみを感じさせる言動も多い。


【戦闘能力】

さながら巨大なハンマーあるいは砲撃の如く周囲の全てを吹き飛ばす豪剣の振るい手。描写を見る限り覇王色武装色も扱える。
センゴクが後年ロジャーにとっても最初にして最強の敵だったかも知れんな…」と述懐するだけあってその戦闘能力は絶大。
後述するが当時の海軍大将相手に事実上余力を残した状態で圧勝し、その直後にも古代巨人族の血統を色濃く発揮するハラルドと互角に打ち合える程で、戦闘力のみならずスタミナも桁違い。
その他
  • 子供とは言えハラルド同様古代巨人族の血を引くロキを完封する
  • ハラルドと覇王色を伴って激突した際は余波だけで周辺一帯を吹き飛ばし直径5kmの人影を消し去る
  • 軽い一振りで島を両断する斬撃を放つ
など、その実力の高さは未だ底知れない部分がある。

・エクリプス
ロックスの愛剣。位階は不明。
造形を見る限り恐らくサーベルかカットラスの部類。
eclipse(エクリプス)は月食、日食などの意味を持つ英単語。

  • 深淵の呪い(パンデモニウム)
「覇王色の覇気」を込めたエクリプスを両手で持って思いっきり振り下ろすシンプルな技。


【野望】

ロックスは「世界の王」になる野望を抱いており、それ故まるでテロ組織の如く世界政府に牙を剥き続けていた。
1155話では、ハラルドに王になる為の具体的な計画を話していた。
ロックス曰く、「ハチノス」に海賊の楽園を作り、そこを拠点として「海軍の殲滅」「“聖地”の陥落」を目標とし、「世界の王」に立つ事を考えているとの事だった。

【生涯】

◆56年前

マリージョアで開かれていた世界会議(レヴェリー)を単身で襲撃し、5人の王達を誘拐して人質に取った。
更に、パンゲア城内の「花の部屋」に侵入するなど二重の意味での暴挙を犯しており、「世界の王」に君臨している存在の事を認知していたのか世界の王と邂逅。
世界の王は、「王達の命など ムーには何の脅しにもならぬぞ」と事件など気にもかけていない様子であった。
だが、ロックスは自らを「デービー・ジョーンズの崇拝者」であるとし、それ以上は何もする事はなかったが、「おれは戻ってくるぜ……!!!ここへ(●●●)!!!」と宣戦布告とも取れる様な言葉を残して逃走した。

逃げる道中で、王達の護衛に着いていた海軍大将に致命傷を負わせて返り討ちにし、同じ頃「王達の誘拐事件」の容疑をかけられ衛兵に追われていたハラルドと遭遇。
ハラルドが自分を捕まえようとを抜いてきたので、ロックスもそれに応戦。
双方とも武器に「覇王色の覇気」を纏っていたため、覇王色の衝突が起こり、直径5kmの人影を消し去る大被害が発生。
しかしロックスはハラルドも追われている身だと察し、お互いここはこの場から逃げる為にハラルドを上手く扇動し、街に混乱を起こす。そうして共に聖地から逃げおおせた*5

ロックスが討ち取った海軍大将はその後救命措置も虚しく死亡しており、これが元でロックスは政府から高額の賞金首として指名手配され海賊の道へ。
時を経てもロックスの快進撃は止まる事はなく、マリージョアへ向かう大口の「天上金」を運んでいた船を襲撃して乗っ取り、更には「正義の門」を破壊して逃亡する事件を起こした
この時に得た金と船を取っ掛かりに本格的に海賊として活動を始めた。

次の標的として海賊船を狙い、「仲間」「旗」を奪い合うゲーム「デービーバックファイト」を各地で行っていた*6
このゲームを利用してめぼしい船員をかき集め、エルバフに来航時はニューゲート、シキ、ステューシー、王直、首領・マーロン、ガンズイを引き連れていた*7

◆48〜44年前

エルバフの冥界に上陸し、陽界から飛び降りて心身共々ボロボロだったロキと遭遇。
彼にここはエルバフでハラルドがいる事を確認した。ロキからハラルドは遠征で不在と言われるが、ロックスはロキに「ロキが大ケガをしたから至急エルバフに帰還されたし」とハラルドに連絡させる様に命令。
これにロキが反抗してきたので、彼に剣技の衝撃波をぶつけてケガを負わせた。

その後、紆余曲折があったと思われるがハラルドがエルバフに帰還し、彼とアウルスト城で再会。
ハラルドに自身が作る海賊団の仲間になってもらうため、壮大な野望を話した。
元々は凶悪犯罪者の流刑島であったハチノスに金鉱脈が見つかり、罪人達が徒党を組んで巨万の富を得、これに多くの闇組織が出資をしている。
これを利用し政府と交渉して罪人達の討伐を代償に莫大な金を得ようと提案。
だがそれは表向きの計画で、実際は金だけ手に入れたロックスはハチノスを支配し、罪人達を引き渡す事なく彼等と共に「海賊の楽園」を築き上げ、ハチノスを拠点に海軍の殲滅と聖地の陥落を目指し、「世界の王」に君臨する……、これこそが真の狙いであった。


永遠に続く権力などこの世にゃねェんだ!!!
行こうぜハラルド!!おれとお前が組めば無敵だ!!!


結局ハラルドへの勧誘は4年を費やしても実らず物別れに終わったが、ロックスの作戦に賛同した者達は多く集まり、しばらくしてロックスは本格的に海賊団を旗揚げ。
錚々たる顔ぶれを率いて世界を震撼させる事件を巻き起こすことになる……。


行くぞ野郎共ォ〜〜〜!!!


海賊島占領から数ヶ月達、ロックスの元にはリンリンとシュトロイゼンに、ナマズ魚人のバーベルにキャプテン・ジョン、見習いとして入ってきたカイドウや、シキのライバルである殺し屋「凶(後の銀斧)」がロックスの元に集まってきた。

ロックスは手に入れたい2つの“悪魔の実”の内1つ、それをハラルドが食べる事で力を発揮する実がエルバフにあると推測。何処かで氷漬けにされているとされる巨人族の船大工集団「大槌戦団(ガレイラ)」の発見も目的とする事を船員達に明かす。


運命の日におれに付いて来るかどうかはお前らの自由!!!

───だが腹を決めたなら!!!
ちょっとおれに付き合えよ…!!

世界の頂点を見せてやる!!!!


◆42年前

海賊団結成から2年で数々の事件を起こしたが、主な事件の殆どは記録から抹消されていった。
後の「海賊王」ロジャーのいる海であったが、ロックス達が駆け抜けた数年は「ロックスの時代」であったと言われていた。
一方、当時の海賊達のアイドル的存在であったシャクヤクが突如として海賊島に住む事となった時は、彼女の美貌に一目惚れし、「シャッキー′sぼったくりBAR」の営業を船員達と共に手伝う一面もあった。

◆40年前

シャクヤクのバーで酒を飲む事はあったが、シャクヤクから「心が私に向いていない」と気付かれていた。
実はこの時点ではどうやら妻と子供ができており、この事はリンリンやステューシー達女性陣は勘づいていた。
当のロックスは「全方向秘匿案件だ…!!」として他の船員達には内緒にしていた。

そしてある日、エルバフを世界政府加盟国にするために、五老星から「ロックスを殺せ」と条件を提示されたハラルドとエルバフの冥界で決闘を行う事となった。
世界政府の闇を知るロックスは、「政府は巨人族を軍事力としか見ていない」「戦士の誇りとハラルドの意志はどこへ行った」という旨を伝えてハラルドの翻意を試みる。
だが、ハラルドもまた信念は固く、巨人族ひいてはエルバフが世界の輪の中に入れる様にするためにも、悩みに悩んだ末「友を殺す」という選択肢を選んだ。
これにロックスはハラルドの意志を変えられないと悟り、渾身の一撃を叩き込み、「交渉決裂だ!!!お前は二度と誘わねェ!!!」と言い放って事実上の絶交を宣言し、決着の着かない奇妙な友情に終止符が打たれる事となった……。

◆39年前

首領・マーロンが何者かに殺害され、シャクヤクが拉致された事を耳にして驚愕していた。

◆38年前

奴隷のジニーが流したとされる情報を元に、モルガンズがハチノスへ天竜人による人間狩りの情報をリーク。
これを聞き、海賊島の宝であるシャクヤクを奪還する為に船員達や傘下を引き連れて西の海(ウエストブルー)の「ゴッドバレー」へ出航した。
向かう最中、政府からロックスを止めるように命令されたハラルド率いる巨人族の船に阻まれるが、ロックスはハラルドと2人きりでの対談を申し出る。
ハラルドに自身の素性である「デービー一族」や妻子について明かし、妻子をゴッドバレーから逃すための協力を依頼する*8
だが、ハラルドは既に政府に与していた事もあり、またしても交渉決裂となったため巨人族の船を使用不可にまで追い込んだ*9

ゴッドバレー近海に着いた時、一刻も速く妻子を救助するために船員達に発破をかけると同時に一時協力体制の指示を出した。


おう野郎共!!!
「シャッキー」「財宝」「悪魔の実」
ここでおれらが殺し合ってもしゃあねんだ!!一時協力体制で!!

宝は帰って“山分け”だ!!!文句はねェよな!!?野郎共!!!

ムダだ海軍!!
おれに続けェ!!「ロックス海賊団」!!!


島を囲む軍艦を蹴散らし船員達と共にゴッドバレーへ上陸、島内にいる海兵と戦闘を開始した。

島内を駆け巡り、エリスとティーチを探し出して彼女らと出会うが、神の騎士団のガーリング聖達と悪魔の様な姿へと変貌してしまった自身の父や祖母を含めたデービー一族の者達に追われてしまう。
2人を抱えて逃げる一方であったが、エリスが自分達を降ろすように進言。
そして、もし捕まりそうになったら「私はティーチを殺して自害する!!!」と強い覚悟をロックスに伝え、「それぞれで生き延びて「ルルシア」でまた会おうよ」と約束した。
ここで2人と別れ、ガーリング聖達に後を追えない様に島の半分程に響く斬撃を放つ。


この先の進入は遠慮願う!!

かかって来い!!化け物共ォ!!!


戦いの結果、身内を全員殺す事となりガーリング聖も制圧。
だが、ここに来て更なる強大な覇気が突如現れたのを感知。
そこへ飲み代のツケの借りを返しに駆けつけて来たニューゲートと、新たな能力を手に入れて試してみたいと浮き足立つカイドウが集まる。
そして、異形の姿へと変貌していく何かを見てニューゲートから「ありゃ何だ!?」と問われる。


アレが何かって? そうだな さしずめ…あれは

“世界”!!!


世界の王は無差別に攻撃を始めるがそんな王にロックスは「ドブネズミの王!!!」と挑発する。
王はロックスの事を「デービー・ジョーンズ」と呼称するが、ロックスは人違いとしてそれを否定するも、「“約束(●●)”は果たされるべき」として王に立ち向かう。

王へ渾身の一撃を叩き込もうとし、ニューゲートとカイドウも加勢に入るが、そこに「ウオウオの実」を奪われた報復にやってきたリンリンと、強大な覇気に感知し駆けつけてきたロジャーとガープも攻撃体制に入る。
この時、偶然とは言え6人による同時攻撃が入り、王の肉体を崩壊させる程の威力と島中に覇気が駆け巡る衝撃が走った。
だが、それでも致命傷には至っておらず、王は島から離れようとするエリスとティーチを見つける。
嫌な予感がしたロックスは王を止めようと再度攻撃するが、隙をつかれて王の能力を食らってしまい、悪魔の様な姿へと変貌しようとしていた……

だが、完全には支配される事なく「人間をナめんな怪物…!!」と抵抗。
王に向けて「『デービー・D・ジョーンズ』こそが…!!かつての“世界の王”だ!!!」と言う。
王はそれを聞いて激昂し否定するが、ロックスは王が「デービーの意志」が受け継がれいつか「約束」を果たしに来る事を恐れているのを看破。

どっちが恐い!?
“デービー・D・ジョーンズ”!!“ジョイボーイ”!!!

王は「あんな奴らはもう二度と現れぬ…!!」とそれすらも否定するが、ロックスに対して巨大で無害な“いい兵士”を見つけたと扇動。
ロックスはそれに「ハラルドには手ェ出すな!!あいつらは平和を望んでんだ!!!」と反論するが、王は支配を強めていき“デービーの夢”を終わらせるべくロックスを完全に配下へと置く。
支配されたロックスは自身が消えつつある事に気づいたが、完全なる支配を受けて王の命令通りに動き始め、「“ゴッドバレーに関わった全ての命を消せ」という言葉に反応し、駆けつけて来たカイドウとリンリンを攻撃。ロックスの身に何かあったと察したニューゲートは、「邪魔か?ロックス… おれ達が…!!」と聞くが、ロックスは「ジャマだ…」と一撃を喰らわせようとする。
ニューゲートのグラグラの海震と激突した余波により、ゴッドバレーの渓谷の山が崩れ落ちた。

次にロックスはエリスとティーチを狙い2人の元へ来て攻撃しようとするが、割って入った奴隷の少年の能力により2人は危機一髪でその場から逃げる事ができた。
遠くから監視していた王は、次の命令で「島中の命の灯を消せ」と命令し、ロックスは海賊達を無差別に攻撃。
そんなロックスを止めるべくロジャーとガープが覇気を放出し、それに反応して2人の元へ向かい立ちはだかる。
そして、目に涙を浮かべながらロジャーとガープに介錯を行って欲しいと伝える……


(ロジャー!!ガープ!!頼む!!)
(頼む…!!おれを殺してくれ…!!)


ただひたすらに暴れまわる怪物と化してしまったが、そこには無念の表情を浮かべながら大粒の涙を流すロックスがいた。
無念の感情を汲み取ったロジャーとガープは、ロックスが纏っている覇王色のガードを破るために最大質量の「覇王色の覇気」を纏った渾身の火之加具土命慧士(ひのかぐつちのえいす)無限拳骨(インフィニトゥムエクスプロージョン)を喰らわせる。

渾身の一撃を喰らい倒れたロックスは「呪い」が解けて意識を取り戻し、生きてこの島を脱出できるかもしれないと考えた。
だが、それを否定するかの様に神の騎士団達が現れ、ガーリング聖から刃を向けられたことでロジャー、ガープに逃げるよう願う。

かくして志半ばにして、世界政府の凶刃に倒れ伏すロックス。
世界を震撼させた大海賊が最期に思ったのは、己を止めてくれた宿敵2人への感謝の言葉であった。



(ああ…ダメか… おいロジャー…ガープ 逃げろ…)
(お前らが死ぬ事は…ない…)


(……そうだ 言い忘れてた 暴走を止めてくれて)



(ありがとよ…)




【人間関係】

  • エドワード・ニューゲート、シキ、ステューシー、首領・マーロン、王直、ガンズイ
48年前時点のロックス海賊団結成前に集めたメンバー。
大方がデービーバックファイトにて集められた。

特にニューゲート、シキ、ステューシーはこの中でも初期からロックスと行動を共にしていたような描写が見られる。
とはいえチームワーク自体はこの頃から皆無で、ハラルドから「お前らだってこんな男についてったら破滅するだけだぞ!!」と忠告されつつも、「ついてく!?このバカに!?」とシキは一笑に付しており、「ウチは自立しているからロックスが死のうとおれ達は何も揺るぐ事がない」と断言した。

白ひげはロックスに度々苦言を呈する一方、ロックスの要望を聞いてカイドウのスカウトをするなど、ロックスの指示に従っていたり、密かにロックスにバーの支払いを押し付けている描写もある。
ゴッドバレーではイムと対峙したロックスの援助に駆け付けた理由を飲み代のツケの借りと笑みを浮かべながら語っているため、実際には白ひげの本心としてはロックスを自身の仲間としっかり認識していたようだ。

なお、白ひげは結果的にロックスの遺児を自身の海賊団で預かった末に彼の裏切りが原因で命を落とすという皮肉な運命を歩むことになるが、白ひげがロックスとティーチの関係にどの程度気付いていたのか、どう考えていたのかは不明。
ただ、白ひげはエースが「自分はロジャーの遺児だ」と打ち明けても「小せェ事」「親が誰だろうとも、皆海の子だ」と一笑に付していたので、気付いていても特別気にはしていなかったと思われる。

  • シャーロット・リンリン、シュトロイゼン、キャプテン・ジョン、バーベル、カイドウ、凶、グロリオーサ
上述の初期メンバー達より後、ロックス海賊団結成後に加入したメンバー達。

リンリンはロックスの事を「ロクでもねェ男だ」と認識しており、彼女からの信用自体は無いも同然だった。
ただし、氷漬けの巨人族の噂を信じていないながらも自身の情報網を使って捜索するなど一応はサポートをしていたりはする。
また、上述したようにロックスが妻子持ちになったことを把握しており、それをネタにロックスを楽しげにからかっている。
また、ゴッドバレーでイムにロックスが黒転支配を喰らった際は、ロックスの身を案じてか彼の元へ駆けつけてきており、ロックスに対して仲間としての情も何処かあったと思われる。

カイドウは当時見習いだったが、ロックス相手でも生意気な口ぶりを聞く事があったため、ロックス本人と衝突しかける事があり、周囲から止められていた。
ゴッドバレーではリンリンを出し抜いて悪魔の実の力を手に入れた際に楽し気にその姿をロックスと白ひげの元に見せようと駆けつけていたり、後年の脳裏では自身と戦える数少ない相手として白ひげと共にロックスのことを思い出しているため、カイドウの生涯において強く意識する相手だった可能性は高い。

  • シャクヤク
42年前にハチノスでバーをオープンした時に彼女の美貌に一目惚れし、バーの運営を手伝おうとする事があった。
ただし、妻と子供ができてからは以前程心を向ける事はなくなり、シャクヤク本人にもそれを気付かれていた。とはいえ彼女のバーで飲む事があったため、付き合いの良い飲み仲間の様な関係性である。

  • ハラルド
エルバフの王。
56年前の世界会議で遭遇し、ハラルドの実力を気に入って、8年後に彼を海賊団に加入させる為にエルバフへ上陸した。
勧誘は4年程続けていたが結局物別れに終わってしまったものの、ロックスは彼のことを「ダチ」として認めており、完全に決裂して尚、自身の素性をハラルドに打ち明け、「巨人族と世界の友好」という考え自体は否定しなかった程。
ハラルド側も腐れ縁ということもあり邪険に扱うようにはしなかったものの、一国の王という立ち位置もあり、悪名を広めた後は面会場所をイーダの酒場にするといったように、ある程度距離を置いた対応を取らざるを得ず、巨人族そのものを世界に好意的に認めてもらう目的のために最終的に対立、ロックスの心を汲み取りゴッドバレーに向かうのを止めなかった。
だがこれが今生の別れとなってしまい「助けを乞う親友をおれは見捨て!!見殺しにしたんだ!!」と感情を爆発させ、これまでの巨人族の罪を清算するために海軍本部に赴き、自身が奴隷になることも辞さない覚悟で請願を口にした。

  • ロキ
エルバフの王子。
ロックスがハラルドの前で語っていた野望を部屋の外で聞いており、その壮大な野望に感動したロキは心が救われてロックスに憧れを抱いていた。
ロックスがハラルドの勧誘に来るたび海賊船に乗ることを嘆願していたらしいが、決して叶うことはなかった。
当のロックスはロキの事を「ガキ」と見做しており、特別相手にしていなかった。
ただし、ロキとの話には付き合っていたようで気さくにロキに話しかけたり、自分の野望について意気揚々と話していた。

  • ゴール・D・ロジャー、モンキー・D・ガープ
ゴッドバレーの地にて手を組んだ彼らを前に敗れた。
ロジャーにとって「最初にして最後の最強の敵」であり、この事件をきっかけにガープは「海軍の英雄」と呼ばれることになった*10
ロジャー本人とは海でもぶつかり合う事もあった様で、シャッキーのバーにロジャー達が訪れた際には危うく一触即発状態になりかけた*11
理由は不明だがガープについてはロックスも彼なりに一目おいていたらしく、「海賊でいいだろ」とガープにとっては屈辱的な評価を下していた*12
とはいえ実力は認めていたようで、上述の通り介錯を頼んだ。

世界政府の頂点にいる「世界の王」。
作中では知ってる者が政府関係者でも五老星神の騎士団サカズキ*13とごくわずか。
トップシークレットの存在をなぜ知っているのか不明。
ゴッドバレーで再び対峙した時には、イムの事を「世界」と称している。

  • エリス
ロックスの妻*14。家族である都合当たり前だがロックスの事を名前の「ジーベック」で呼ぶ数少ない人物。
元海賊で、強固な意志と覚悟を備えるロックスに負けず劣らずの傑物。
彼女と出会い結婚した事でシャクヤクに向けられていた心は以前ほど向くことがなくなった。
彼女に万が一にも危険が及ばないように、息子と共に自身の故郷であるゴッドバレーに2人を送り届けた。

ロックスの息子であることが明言されており、容姿にも似通った部分が見られる。
しかし、名前はD以外一致する部分が無く、今のところ母の存在は明かされているが、子育ての場面等は描かれていないため具体的にどういった経緯で生まれ育ったのかは不明。
父親の死後は白ひげの船に引き取られたが、その裏でロックスの果て無き野心は確かに受け継がれていたようだ。
また黒ひげ海賊団の乗る海賊船の名前は“サーベル・オブ・ジーベック号”と名付けられており、ロックスとの関わりを示している。
そしてサーベルオブジーベック……つまるところロックスの剣とはエクリプス(日食・月食)であり、なんとも意味深。
念入りに計画を練って行動する慎重さ、世界に対して堂々と敵対行動を取る豪胆さ、人に従うようなタイプではない実力者たちを従えるカリスマ性など、父親と似通った部分は多い。
一方で上述したような友情観やコミカルな言動の多さなど、性格の一部には正反対な部分も見られる。
ちなみにティーチはロックスを倒したとされるロジャーの実子の命を奪う原因になったり、ガープに関しては彼の仲間であるクザンが捕縛して幽閉するなど、ある意味父親の仇に対する報復を息子が果たす形になっているが、ティーチがその辺りの因縁を認識しているのかは不明。
また、白ひげや王直を倒していることから、結果的に父親の元同僚を2人も倒したことになっている。

  • 父親と祖母
「親父」「ババア」と呼ばれていたロックスの肉親。
ティーチにとっては祖父と曾祖母にあたる。
親戚と思われるデービー一族の者もいたが、遂に政府に発見されてロックスがゴッドバレーに着いた時には彼を抹殺する為にイムによって悪魔化されて騎士団と共に追撃。
最終的にロックスによって討たれる。

  • デービー・D・ジョーンズ
自らが崇拝する存在にして先祖にあたる人物。
デービーこそがかつての世界の王であると、イムの前で啖呵を切っていた。
また、デービー一族間で何かしらの約束を交わしたとの事。


【余談】

◆考察

名前と逆立った髪型が特徴的なシルエットが明かされた当時は、「赤髪海賊団の新入りロックスターが関係しているのでは?」といったネタ考察が挙げられた。

一方で当時のロックスの手配書がバギーのものと左右対象となっているため、「バギーはロックスの息子ないしは血縁ではないか」という考察が広がっている。

また、上述のように容姿や目的などは息子のティーチと似通っている一方で、作中の行動や世間や他者からの評判、一部の言動などは何故か息子よりもルフィにどこかに似ているという指摘もある。
一部の読者からは「邪悪なルフィ」「作中の一般人がイメージするルフィ」などと表現されることも*15

◆欲していた悪魔の実

作中で「おれが欲しい悪魔の実のは2つ!」と語っていたが残念な事に何の実だったのか彼自身は語らずに物語からフェードアウトしてしまう。
彼の推測では「1つはエルバフにあってハラルドがそれを食べるべきだ」と豪語していた。

◆デービー一族

前述の通りに本当の名「デービー」を隠していたが、ゴッドバレーで密かに暮らしていたデービー一族をガーリング聖が発見してその島を「人間狩り」の舞台にすることで彼ら一族の抹消を画策していた。
天竜人はゲーム前の進行に彼らを壇上に連れ出した途端に減点になる「ゲーム前に人間狩り用のターゲットを殺める」になりかねないのに刃物を投擲する、「根絶やしにさせてやる」「危険だから孤絶させろ」「こいつらを根絶できたら祝いの日だ」と憎悪を織り交ぜた罵詈雑言と恐ろしい程に敵視している。
なお天竜人の暴言に「“バッカニア”なんだろう!? お前らも!!!」と口にしており、バッカニアの血を持っているのか同じく政府からは駆逐対象になっている点から迫害されてる種族の類か不明と思われたが、祖先のデービー・ジョーンズは「デービー・D・ジョーンズ」とDの一族かつ、800年以上前の存命時は世界の王と称される程に力を持っていた。
ジョイボーイとは何やら関わりがあるようで一族の末裔は「ジョーンズらの約束を交わして果たす」為に闇の繋がりなど駆使して800年近く政府の目を逃れていた。
イムはその言葉に感情的になって反論した頃からジョイボーイと同様に恐怖を抱いている。
なおそんな一族だが、ゴッドバレーでは島民たちからは普通に接していたようでエリスとの会話シーンにあった描写では穏やかに農耕で暮らしていた。
また、理由は不明ながら、ロキとの会話を見るにジョイボーイは知っていたが「ニカ」のことは知らなかった模様*16





よし!!「ハイ」と2回答えろWiki篭り!!
なぜならそれがおれの求める答えだからだ!!

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最終更新:2026年04月09日 20:16

*1 本作では名字が先で名前が後に来るといった法則がある。

*2 他にも船内で船員同士の仲が悪かったから「語り継ぐ者がいなかった」とセンゴクは言及している。

*3 白ひげから「チビ助相手に刃物はねェだろ」と苦言を呈されたが、「黙れニューゲート!!」と悪態をつきながら吐き捨てている。

*4 ただしティーチが生まれた頃の時期には以前ほど心を向けなくなっている

*5 なお、ハラルドはエルバフに帰還するためこの場はお互いすぐに別れた。

*6 当時行っていたゲームは、コンバットやドーナツレース、を使って行われていたとされる「叩いて被ってジャンケンポン」などがある。

*7 ただしこの時はまだ「悪党の寄り合い」でしかなく、旗揚げはしていない。

*8 ロックス本人の目的には、シャクヤクの救出だけでなく妻子をゴッドバレーから逃す事もあった。

*9 この時のハラルドは何処か苦痛に満ちた表情を浮かべており、わざと負けた可能性がある

*10 世界経済新聞では、悪の進撃を止めたとしてガープが単独でロックスを倒したという記事が挙げられている。

*11 この時ロジャーは並んだ客を全員ダウンさせて入っているため、ロックスからしたら自分のシマでナメたマネされており、ロックス側がキレるのは仕方がない。

*12 ガープはゴッドバレーで「名」「実」共に世界の頂点に攻撃と最早この言葉で済むレベルを通り越した所業をしているため、ロックスと同類、という意味でなら正しいといえる。

*13 存在しているのは知っているが名指しはしてない

*14 「ONE PIECE magazine Vol.8」では、黒ひげの母の設定画が存在している事が判明しているが、これがエリス本人なのかは不明。

*15 ロックス同様にルフィも海賊を始めて2年で王下七武海や四皇の撃破、海軍や世界政府関連施設の襲撃など世間的に見ると大きな事件を引き起こしている。

*16 裏を返せばロックスの求めていた2つの悪魔の実の内の一つは「ヒトヒトの実 モデル:ニカ」ではない事を示唆している。