エルメンヒルデ・カルンスタイン

3サイズ:75/56/80
身長:150cm
体重:42kg
誕生日:8月28日
種族:吸血鬼

吸血鬼の二大派閥「カーミラ派」の幹部カルンスタイン家の女性吸血鬼。
ウェーブさせた長い金髪と真っ赤な双眸に、西洋人形かと思えるほどの人間味が感じられない美貌を持つ。

当初は純血の吸血鬼としての価値観に凝り固まっており、「吸血鬼」か「それ以外」かで物事を判断し、地位のない者の意見は端から受けつけない傲慢さを示す。
しかし、カーミラ派の吸血鬼にもツェペシュ派に通じていた裏切り者が多数潜んでいたことや、その者たちが変化した邪龍によってカーミラ派の城下町にも壊滅的な被害が出たことを知り立ち上がれないほどの衝撃を受ける。

さらに地元へ帰還した際、反逆者たちの中には自分の家族の男性や女尊社会に耐えられなかった同性の友人たちまでもが含まれていたことを知り、そのショック*1から自身の価値観が瓦解して地元にいるのが耐えられなくなって逃げるように国外へ飛び出し、人手不足ということもあってエージェントとして活動するようになる。
この経験を経てだいぶ性格が丸くなり、価値観にも大きな変化が生じている。

貴族社会で育ったために家事が一切できないが、知り合いの上級悪魔のお嬢様がほとんど料理が得意だということもあって家事を覚えようと努力を始めている。
魔法陣で移動する際に毎回着地に失敗して尻餅をつく、割れ物を運んでいる時に何もない所で躓くなど、尊大な言動とは裏腹にアーシア以上にうっかり屋なところがある。

任務でシーグヴァイラと共にイッセーの祖母が暮らす田舎を訪れた際に、はぐれ悪魔が改良したエクソシストの道具で放った光の柱からイッセーに助けられたことがきっかけで彼に惹かれている模様。

この仕事の時からシーグヴァイラによる機動騎士ダンガムシリーズの布教を受けており、BDを返却する度に新しいシリーズを渡され、徐々にマニアの道へ引き込まれつつある。

アザゼル杯」では自国の復興という夢を叶えるため、「燚誠の赤龍帝」チームへの参加を申し出る。
チームワークへの影響なども考慮したことで当初は補欠扱いでチームメンバー入りし、訓練を積んだことで「兵士(「2」)」枠として試合に参加するようになる。

上級吸血鬼としては能力が平凡だが、吸血鬼の能力の1つである「取り込んだ相手の血からその者の力を顕現させる」という一点に関しては傑出しており、イッセーとレイヴェルの血を飲んだ際には不死身の業火と赤龍帝の力を同時に発現させる。
また、シーグヴァイラ直伝の人形の遠隔操作術も習得しており、この技術を使うことで吸血鬼を含めた多くの異形の弱点でもある銀人形を攻撃に利用できる。

チーム戦では使役するコウモリで索敵と偵察を担当する。

生粋のお嬢さまなので体力が無く、筋トレならまだしも、走り込みが大の苦手。
ただ、気が強く、負けず嫌いなので、過酷な訓練にもめげずに取り組んでおり、その成果で徐々に体力も付いてきている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年04月11日 06:32

*1 友人たちから相談されなかったこともショックだったが、当時の自分では悩みを打ち明けられても解決するどころか突き放してしまっただろうということを自覚してしまったため。