まほう
一般に「
悪魔の力である魔力」や「
神の起こす奇跡」を解析し、独自の理論と方程式で人間が扱えるような形でできうる限り再現した超常現象を起こす技術。
占いやおまじないが起源で、現在では「黒」「白」「召喚」「精霊」「ルーン文字式」など様々な体系があり、現在一般に使われている魔法の多くはマーリン・アンブロジウスが編み出したものが原型とされる。
今では悪魔の手を離れて変貌し続けたことで悪魔では再現できない力まで生み出されているため、
魔法使いの間では特に評価されないが悪魔にとっては有用な技術であるという事例も存在する。
魔法の使用には「術式を扱うだけの知識」「頭の回転と計算力」が必要で、よくわからない現象を魔法で再現することはできない。
ただし、非凡な才を持つ者の中にはセンスと才能だけでよく解明されていない現象を起こすことができる者もいる。
一般的には人間が行使するが、術に長ける北欧世界の半神(
ヴァルキリーなど)や一部の
ドラゴンにも魔法を使う者はいる。
魔法への対抗手段は様々に考察されており、
魔法使いは体を鍛えていない場合も多いことから「圧倒的なパワーで魔法を吹き飛ばす」というのも1つの解答例として挙げられている。
三大勢力の教会では、悪魔の力や「
聖書の神」から逸脱した力を再現するということもあって、現在でも魔法の行使に関して賛否両論がある。
日本に存在する「方術」「法術」「陰陽道」「神道」といった術とは、限りなく近いが対極にあるとされている。
最終更新:2022年02月28日 20:45