さんだいせいりょく
いわゆる「聖書(キリスト教)」の神話体系。
天界と
冥界が主な支配領域で、「
神器プログラム」を産み出した。
太古の昔から、「悪魔と堕天使を滅ぼそうとする
天使」「人間と契約して魂を奪う
悪魔」「人間を唆し悪魔を滅ぼそうとする
堕天使」の3すくみの関係にある。
しかし、三勢力間でかつて生じた大戦争によって主神であった「
聖書の神」が死亡し(この事実は厳重に秘匿されており、各勢力の上層部の者しか知らない。)、初代
四大魔王も全滅したことで聖と魔のバランスが大きく崩れてしまう。
現在は熾天使の
ミカエルが残された「システム」を管理しているが、「神の不在」の影響で信徒への正式な加護を与えられなくなり、切り捨てられる信徒の数が格段に増え、勢力としての立場は以前に比べて弱いものとなっている。
大戦以降、天使は数を増やすことが困難になり、
堕天使も派手な活動を控え始め、悪魔は数百年以上前に勢力内で停戦派と継戦派の戦争が勃発しさらにその数を大きく減じることとなり転生システムを採用する。
それからも小競り合いを繰り広げていたが、
コカビエルが悪魔陣営に宣戦布告しようとした一件を機に和平が結ばれる。
キリスト教会がむかしは布教のために大分無茶をして、他の神話体系にもズカズカ入っていき、いくつもの信仰と伝統を潰してきた前科を持つことから反感も多いが、様々な神話体系と和平を結ぼうと尽力している。
勢力を回復させるための活動を続けているが、第3章終盤の「
魔獣騒動」では冥界の悪魔陣営で大きな被害を受け、第4章終盤の「
邪龍戦役」では1日目に冥界の堕天使陣営、2日目に天界の順に襲撃され、さらに各勢力の上層部とその配下が「
隔離結界領域」へと向かったため、その計画も難航している。
最終更新:2022年02月24日 15:24