「ああ……」
涙腺など、とうの昔に乾いたと思っていたのに。
彼女のそんな声を、そんな表情を見てしまっては、無理だった。
透明な液体が、くたびれはてた男の頬をみるみると滑った。
「笑えてる…………にちかが、笑えてるよ………!」
誰よりも近く、誰よりも眩しく見上げる特等席で。
きっとアイドルとしてはまだ未熟な、けれど男がずっとみたかった顔に焦がれの眼差しを向ける。
「そうですよ」
いいなー、にちか、と。
摩美々は内心の声だけにとどめる。
別に今さら、彼だけの担当アイドル、にちかの立場に据わりたい気持ちはないけれど。
アイドルは、ステージ袖の
プロデューサーがどんな顔をしてるかなんて歌ってる時は普通見れないものだから。
アイドルがWINGを優勝した時の天井社長にさえ勝る勢いで泣き始めたその人の隣で、摩美々は囁く。
歌い続けるにちかの声を聴く邪魔にならぬようにと、ひそやかな声で。
呪いではなく、祝福になるようにと願って。
「にちかは幸せになります。
でも、それはあなたの居場所(おかげ)でもあります」
涙ともともと血走っていたのとで、もうすっかり真っ赤だった両目が、まばたきを忘れたように固まった。
「…………俺なんかもいて、いいのか?」
「いいも何も、わたしたちだって幸せでした。あなたのおかげで」
にちかの歌が、原曲の間奏の部分で同じく待機するように途切れたのを見計らって。
これまで色んなことがあったんだよというニュアンスをにじませて、付け加える。
「もちろん、摩美々にこっちでもアイドルやらせてくれた人とか、他の人達のおかげでもありますけどねー」
「ははっ……にちかも同じことを言ってたな」
なんだ。
あなた、そんなボロボロでも笑えるんじゃないですか。
「あなたがくれたものは、私達の中に、ずっとありました」
一人目のファンである、あなたに感謝しています。
あなたがどうなっても、みんな、あなたを『あい』しています。
でもそれを伝えるには、思い出の中できれいなままのあなたとだけ握手するのじゃ足りないんだ。
あなたがしてくれた幸せなことは受け止めるけど、あなたの業は切除して手を取りませんなんてこと、こっちはできない。
「だから今さら、手を取らないってことはできませんよ」
それでもと手を重ねた理由に、やっとたどり着けた。
ぶつけるべき言葉は、全てにちかの声と歌とが届けてくれた。
だったら摩美々からさらに伝えることは、『にちかだけじゃない』ということだ。
「わたしたちをアイドルにしてくれて、ありがとうございます」
あなたが私達を見つけてくれてから。
今日までにあった全ての軌跡は。
何一つ当たり前じゃなくて。
だからこそ全てが愛しくて。
「これ、24人全員からのつもりで言いましたから」
「…………」
「さすがにここで、抜けがけはしたくないですからね」
「ははっ……」
「や……吹き出すとこじゃ、ないでしょー」
「ごめん……全員の代弁ってことは円香の分とかも入ってるのかと思ったら、つい」
確かにプロデューサーに、全員が全員直球ストレートの礼を言うとは限らないかもしれないが。
そんな笑い話の、あくまで延長のように。
いつもコミュニケーションを取る時のように。
彼のレスポンスは5秒以内で返ってくるようになった。
そう、これはいつもの、やたら暑苦しくて話好きな人との会話だ。
「君たちに俺の業を背負わせて、本当にいいのか?」
「さっきからそう言ってるじゃないですか」
「……今まで、済まなかった」
「本当にそうですよ」
「……今からでも、君たちの船に乗せてくれるかい?」
「遅いですよ…………でも、どうぞ」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『もういいんだ、ランサー
俺は彼女たちの元に戻ることにした。
最期の時間を、一緒に過ごしたい』
地面にいびつな大の字を描き、殴り合いの喧嘩の後のように男二人が横たわった状態で。
猗窩座は、己のマスターもまた根負けしたのだという念話を聴いた。
元より、マスターの意思自体には反対しない立場を持っていた猗窩座である。
そうか、と二つ返事で頷いたが、それでようやく全て終わったという諦念が胸に落ちた。
その男の声に、念話であろうと終始宿っていた重しのような澱みはもうなかった。
最後の間際で意見を変えたことに対する、不満はない。
むしろ己の敗北があればこそ、向こうでも似たような文句のない一撃があったのではと察する。
だが、悔いはあった。
あの男の心が、仮に救済可能で、引き返す居場所もあるものだったなら。
結局、己が主にただ同調することを選んだのは、苦しみを引き延ばしただけに終わったのではないかと。
「あんたが寄り添って力を貸してやらなきゃ、そもそもあんたのマスターはこの会話に至るまでに死んでたんじゃないか?」
どこまでもお節介な勝者が、同じく倒れたままそう言った。
心を読むな。心眼スキルの所有者でもないというのに。
「無駄だというなら、この戦いだってマスターの会話が終わった時点で決着する、勝敗が着地点に影響ないものだったかもしれない。
でも、あんた達は俺から力を示されないと納得して後を託せなかっただろうし。
……何より限界のもうこれ以上は無理だってところまで粘ったからこそ、納得できることもあるのは知ってるから」
それはきっと向こう側でも同じことで。
お前は七草にちかの幸せを償うために戦う必要なんてない、と残酷な前提を置かなければ。
お前は役立たずでもなければ滑稽でも無かったと。
アイドルが幸せになれるのはお前のおかげでもあるんだ、と。
アイドルとそのサーヴァントたちが揃って絶対に伝えたかった、伝えるべき賛辞には至れなかった。
「力を尽くして戦う機会がないまま喪ってしまえば……後悔に囚われ続ける、か」
そう独白したのことに、感じる所でもあったのか。
疲れ切った身体であるはずなのに、相手はまたも語り始めた。
「生前のさ……まだガキの頃だったんだけど、守りたい女の子がいたんだ。
でもそれは叶わなかった。屋敷に賊が押し入って、実際は賊じゃなかったんだが、生き別れになってさ。
何とかその子を逃がそうとしたけど行方不明。守れなかったって自分を責めて、それが生前の俺を作ったよ」
尋ねてもいないのに、己の過去をぺらぺらと喋る。
ただ空虚な、守れなかった、当時は恥部でしかなかった思い出だと。
「蝋の翼を燃やして、残り寿命をどんどん削って、無理やり戦う手段を手に入れたんだけどさ。
そうまでして守りたかった人から……『私達がいてほしかったのは、ただの優しかったあなただ』って言われた。
向こうは向こうで俺を死なせたと思って泣き続けて。実は生きてた男が寿命を削ってたら、そりゃ怒るよな」
「こちらの主と引き合いに出したいのか?」
「いや……女の子の訴えには、叶わないなって話だよ。
いくら自分が許せないと思ってても、相手にとっての自分は役立たずなんかじゃない。
きっと向こうであんたのマスターが聴いた言葉は、そういうものだと思う」
守れなかったことに頭を下げ続けた夫に対して、妻は微笑して『もう充分です』と言った。
許す許さないではなく、とっくに元々のあなたに救われていたのだから、と。
謝られている側は、いささかもそんなことを気にしていなかった。
ああ、だから彼女は、恋雪は。
俺の行く先に勝利を確信して、応援していたのか。
仮にそれでも己のことを敗北させる者がいるとすれば。
それはかつての彼女のような強さを持った者で、決してあの男を悪いようにはしないだろうと。
「俺たちの後悔は、的外れの誤ったものだったか……?」
「そうは思わない。後悔を抱いた側にとっては、でかい問題だと思うよ。
でも、自分の力だけで、独りでいるだけで正解を引き続けるのは、俺には無理だ」
だからさっきは、己の力をああいう形で示したのだと言った。
男が最期に持ち出した切り札は、彼自身の強さではなく、他者から譲り受けた力によるものだったから。
「背負った業も、ずいぶんと重さを増やしているようだが」
「重たくはあるけどな。こういう事があるなら、悪くは無いから」
そう言うと、伏せてあった両手を持ち上げた。
先刻、その右手には少女からもらった星の光が握られていた。
トゥインクル・イマジネーションは長時間続かない、という法則に則り、もう光は無い。
そしてもう片方の手には、譲り受けて持ち替えた業物を掴んでいた。
「……念話を交わす余裕ぐらいならあるが、何か、あるか?」
「ありがとう……と言っても、ぶつけたい事自体は彼女たちが言ってくれただろうし。
彼女たちと話をする時間を長く作ってやりたいのも、本当だからなぁ」
こういう性格の男ならば、己よりむしろマスターの方と話したかったのではないかと。
そう思って念話での伝言を振ってみたが、どうやら当たりだった。
「ここは順当に、謝礼と謝罪で。
あなたが先ににちかと交流してなかったら、俺はあんなににちかと馴染めなかった。
いい想いをして申し訳ないのと、にちかを見つけてくれてありがとうって。
いや、もちろんあの人がにちかを見つけたのと俺の契約に因果関係はないんだが。
一か月と、二日……あんなに可愛い子を、ひとり占めしてしまったようなものだし」
「長いな。長すぎる」
「すまん……覚えきれなかったか」
「言われたそばから念話していたから、それはいい……返答があった。そのまま伝える。
『摩美々の犯罪卿(サーヴァント)からも、前に似たような礼と謝罪とがあった。
あの時に言い返せなかった分も含めて伝える。
こちらこそ彼女たちと共にいて、守ってくれてありがとう。』だそうだ」
「あんたの所も長いな……」
一番長く喋らされたのは、念話も含めて伝言したこっちだ。
そう言い返し、それでも長々と喋った声色によって、向こうの心は分かった。
『お前は、もう大丈夫なんだな』
ならば、己の仕事は終わった。
男に対して果たすべきことは、もう無いのだから。
ならば自分にも最後の伝言はあるだろうかと少し待つ。
感謝も、謝罪も、そのどちらも何度も何度も聴いてきた。
だから最後も、そのどちらかを言われるのだろうと思ったが。
『ランサー……恋雪さん、きれいな人だったな』
驚いた。
何も憂いがなければ、こいつはこんな話題を振ってくるのか。
過去を見られていたことは知っている。
だが、妻の人となりを言及されたのは初めてだった。
これが最後の会話だとも分かっている為、拒絶や逃げで返すわけにもいかない。
『ああ……俺は、あの人がいいんだ』
『ははっ。君がそんな声音で喋るのを、初めて聴いた』
そちらこそ、人が幸せそうにする話を聞くのを、心底から好んでいるかのような声だった。
『俺は、旦那さんをずいぶん連れまわしてしまったからなぁ……宜しく言っておいてくれ』
『ああ……伝えるまでもなく、お前のことも気を逸らせながら見届けていただろうさ』
既に最後の遣り取りは交わし終えたと思っていたけれど。
今度こそ悪くない挨拶をして別れることができたと、意外な喜びがあった。
ああ、そう言えばと。
一応仮にも、妻がいる者として。
こういう結果になった以上、他人の好きな女を『つまらん』呼ばわりした分と。
そして何より、一度は『生きろ』と願わずにはいられなかったマスターに、幸福な人生を貰った感謝の分と。
さすがにそれらを何も言わず去るのわけにはいかないかと、肉声にして一声言った。
「――すまなかった」
こいつもまた主君と似た者同士であるようだから、これで謝意も感謝もこの一言で読み取られるだろう。
【ランサー(猗窩座)@鬼滅の刃 消滅】
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「サーヴァントにまで恵まれて……なんだか申し訳ないな」
「その分……途中の苦しみも物凄かったと思いますけどね」
それでも苦しみ足りないなら、まぁ私達もできる範囲で付き合いますよと。
だからそう言ってくれる人がいるのが、恵まれてると言っているんだけどな。
そうは言っても己の幸運についてまた反論しても、堂々巡りになりそうではあって。
そんな感想と、今では『ありったけの輝きで』を歌っているアイドル・にちかの立姿が、重なって。
ふと、そこに重なる別のにちかのビジョンが見えたように思った。
――君はso luckyな人です、そうたぶんね
なぜだろう。
ツンとすまして釣れない態度の。
でもどこか楽しそうにそっぽを向く、そんな歌声で。
いつかの七草にちかが、ソロの歌を歌っている姿が、思い描けた気がした。
今歌っているのは違う曲だけれど。
真乃の歌を選んだ、その心境にどんな変化があったのかは聴けなかったけれど。
あのにちかが、『踏み出す自分を好きになろう』なんて歌詞を歌うことを、選べるようになったんだな。
なら、彼女の幸せに関する憂いは本当にない。
だからこれから喋るのは。
本当なら、もはや開くことさえ重たい口を開けて交わすのは。
彼女たちの、心ではなく命が生きていくために、必要な伝達。
「でも、これは返さなきゃいけないな」
まず、中途で気付いていた令呪を摩美々の手へと、譲渡し返す。
「え……」
マスター資格の有無ではなく、もはや『時間』の方によって己に時が来たと。
そう告げる、眠気のような脱力感が己を壁へとすっかりもたれさせていたし。
であれば、この令呪は彼女らの元に返さねばならないのと。
「ここからの話は、どうかにちかのライダー君に伝えてほしい」
摩美々から繋がれた僅かな命によって、拾うことができた『声』の話をしなければならないから。
先刻プロデューサーの身を襲っていたのは、令呪の完全喪失を区切りとする可能性の器としての資格剥奪。
つまり彼の頭に響いていたのは、予選の篩分け終了時に資格なしと見なされたマスターに行われた処理と同じだ。
――マスター資格喪失者『2名』の付与魔術回路の回収を実行。
予選の間にサーヴァントを失ったマスターに対して『対象を可能性喪失者と再定義。XX名全員の可能性剪定完了を確認』と。
本戦参加者へのアナウンスとはそれぞれ別個の指令を送ってこの世界から削除したように。
「さっき……本戦が開始した時みたいに……頭の中に、界聖杯の声を聴いて――」
――エラー。近隣の『可能性喪失者』と『資格者』の判別を誤認。
――七草にちかをマスター資格者と訂正し再実行。
彼のマスター顕現は、令呪の有無によって『マスターの資格がある/ない』のラインをずっと往復していた。
そこに、『魂の九割が既に界聖杯にあること』と『令呪の削除に対する割り込み的な譲渡』、さらには『サーヴァントの先行喪失追加』とエラー発生の下地があった。
結果的に、彼を削除しようとするにあたって、一部、『本来なら参加者に知らされない情報』が紛れ込んだ。
告げたことで摩美々の顔色が変わっていくことには大変申し訳なくも、伝えないわけにはいかない。
それで罪滅ぼしになるとは思えないが、彼らの今後を左右する情報であったことは察せられたが故に。
そして――。
「どうですかどうでしたか!? アイドル・七草にちかのワンマンライブ!」
その伝達も終えた上で、ステージを降りた彼女が。
いつもの人をからかう時の顔で、ずずいと顔を寄せてきた。
「ああ……まるで『俺のお願いを叶えちゃうぞのコーナー』って感じだったよ」
もはやその顔さえぼやけて見えるほどに眼は曇っていたけれど。
それでも彼女は、笑っていることだけは間違いないのだろう。
だからこそ、あと一声、もう一声でも話したいと口を開く。
「うっわ、その言い方はだいぶおじさん臭い……」
「ほとんどにちかが言ったことの引用じゃないか?」
本当にたわいもない会話なのだけれど。
たくさん悲しませる言葉を伝えてしまった分。
「でも……にちか、ちゃんと笑えてたよ」
ランサーの言葉は、たわいない話でも恋雪さんの生きる希望になっていたとか。
あわよくば、俺の言葉もそうだったらいいなと思う。
暗い夜道を照らす明かりのように、というのは格好つけすぎか。
でも俺の明かりは、彼女たちが取り戻してくれたから。
だから死にたくないと思える。
もう死んでもいいと思える。
それでも生きていたい。
全て違わず本心だ。
つまり、俺は再び。
生きている。
「そ、そりゃあ当たり前ですよ。だってまたアイドル、やってくんですから!」
「そうだな……これから、ファン感謝祭も、もしかしたらGRADとか……ほんとのソロライブも、あるんだよな」
彼女たちのおかげで、また生きられた。
それでもまだ時間が欲しいなんて。
本当に愚かな奴だと思うけど。
それでも、まだたった一言。
もう一言だけ、でも言わせてほしい。
「かわいいぞ、にちか」
【プロデューサー@アイドルマスター シャイニーカラーズ 消滅】
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
その暗闇を歩くのは、初めてではない。
さらに言えば、数時間前にも満たぬ最近でさえ、一度踏み込みかけた。
故にその道をたどる足取りは、とても勝手知ったるものだった。
だが以前の帰路と今回の帰路では、一つだけはっきりと異なる点がある。
以前の帰路には、お前を悲しませる物語しか見つけられなかったけれど。
今度は土産話ができる。
どうやら頼まれた願いは、果たせたらしいと。
『帰ったよ』
……ああ、ならば勝利とは。
俺にも、お前にも。
ここに自分の小さな居場所があるという事か。
【役立たずの狛犬@鬼滅の刃 鬼滅】
【役立たずの狛犬@アイドルマスター シャイニーカラーズ 鬼滅】
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「いいんですか?……この後、霧子たちの方にも駆け付けないと……」
「それはそうだが、ライダーとの合流待ちでもあるからな。いったん休め」
「にちかの方……行かなくていいんですか?」
「【もう一人の方】と長く一緒にいた経験則なんだがな。ありゃ一人にした方がいい時だ。
……それに、俺はお前のサーヴァントでないかもしれないにせよ、相方ではあるからな」
「どうも……いや、おんぶって」
「抱きかかえるよりは寄りかかりやすいだろう。男臭いのは勘弁しろ」
「臭いとかはないですけど……」
「ありがとうな。俺のマスターの分も、ぶつけてくれた」
「…………」
「ぐちゃぐちゃに汚していいぞ。たぶん摩美々のサーヴァントだって、受け入れただろ」
「……一つ、いいですか。先に伝言しないと、気になって休めなそうで」
「なんだ……あの男との最後の会話で、何かあったのか?」
「まぁ……伝えたら私、ほんとうにぐちゃぐちゃになるので。ライダーさんに伝えるのは、よろしくで」
「…………了解した」
「にちかが、マスターじゃなくて
NPCだったとか、そんなことを言ってて――」
【渋谷区(中心部)/二日目・午前】
【ライダー(
アシュレイ・ホライゾン)@シルヴァリオトリニティ】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(大)
[装備]:アダマンタイト製の刀@シルヴァリオトリニティ
[道具]:七草にちかのスマートフォン(プロデューサーの誘拐現場および自宅を撮影したデータを保存)、ウィリアムの予備端末(Mとの連絡先、風野灯織&八宮めぐるの連絡先)、WとMとの通話録音記録、『天羽々斬』、Wの報告書(途中経過)
[所持金]:
[思考・状況]基本方針:にちかを元の居場所に戻す。
0:もっと言葉を交わしてみたかったな。でも、ありがとう
1:まずはにちか達の元へ。それから霧子さんたちもだな
2:今度こそ梨花の元へ向かう。梨花ちゃんのセイバーを治療できるか試みたい
3:界奏での解決が見込めない場合、全員の合意の元優勝者を決め、生きている全てのマスターを生還させる。
願いを諦めきれない者には、その世界に移動し可能な限りの問題解決に尽力する。
4:界奏による界聖杯改変に必要な情報(場所及びそれを可能とする能力の情報)を得る。
5:情報収集のため他主従とは積極的に接触したい。が、危険と隣り合わせのため慎重に行動する。
6:大和とはどうにか再接触をはかりたい
7:もし、マスターが考察通りの存在だとしたら……。検証の為にも機械のアーチャー(シュヴィ)と接触したい。
[備考]
宝具『天地宇宙の航海記、描かれるは灰と光の境界線(Calling Sphere Bringer)』は、にちかがマスターの場合令呪三画を使用することでようやく短時間の行使が可能と推測しています。
アルターエゴ(
蘆屋道満)の式神と接触、その存在を知りました。
割れた子供達(グラス・チルドレン)の概要について聞きました。
七草にちか(騎)に対して、彼女の原型はNPCなのではないかという仮説を立てました。真実については後続にお任せします。
星辰光「月照恋歌、渚に雨の降る如く・銀奏之型(Mk-Rain Artemis)」を発現しました。
宝具『初歩的なことだ、友よ』について聞きました。他にもWから情報を得ているかどうかは後続に任せます。
ヘリオスの現界及び再度の表出化は不可能です。奇跡はもう二度と起こりません。
アーチャー(
星奈ひかる)のイマジネーションを星辰光として発現しました。今後も発現するかどうかは後続に任せます。
【渋谷区・路地裏(アシュレイ達とさほど離れてない)/二日目・午前】
【七草にちか(騎)@アイドルマスターシャイニーカラーズ】
[状態]:精神的負担(大/ちょっとずつ持ち直してる)、決意、全身に軽度の打撲と擦過傷、『ありったけの輝きで』
[令呪]:残り二画
[装備]:
[道具]:
[所持金]:高校生程度
[思考・状況]基本方針:283プロに帰ってアイドルの夢の続きを追う。
0:…………。
1:アイドルに、なります。
2:殺したり戦ったりは、したくないなぁ……
3:ライダーの案は良いと思う。
4:梨花ちゃん達、無事……って思っていいのかな。
[備考]聖杯戦争におけるロールは七草はづきの妹であり、彼女とは同居している設定となります。
WING決勝を敗退し失踪した世界の七草にちかである可能性があります。当人の記憶はWING準決勝敗退世界のものです
【
田中摩美々@アイドルマスター シャイニーカラーズ】
[状態]:疲労(中)、ところどころ服が焦げてる、過労、メンタル減少(回復傾向)、『バベルシティ・グレイス』
[令呪]:残り一画
[装備]:なし
[道具]:白瀬咲耶の遺言(コピー)
[所持金]:現代の東京を散財しても不自由しない程度(拠出金:田中家の財力)
[思考・状況]基本方針:叶わないのなら、せめて、共犯者に。
0:今だけは、誰も顔を見ないで
1:悲しみを増やさないよう、気を付ける。
2:プロデューサーの言葉……どういう意味なんだろう
3:アサシンさんの方針を支持する。
4:咲耶を殺した人達を許したくない。でも、本当に許せないのはこの世界。
[備考]プロデューサー@アイドルマスターシャイニーカラーズ と同じ世界から参戦しています
※アーチャー(
メロウリンク=アリティ)と再契約を結びました。
※プロデューサーの遺言を聴いてメロウリンクに伝えました。七草にちかNPC説に関することのようです
【アーチャー(メロウリンク・アリティ)@機甲猟兵メロウリンク】
[状態]:全身にダメージ(中・ただし致命傷は一切ない)、疲労(中)、アルターエゴ・リンボへの復讐心(了)
[装備]:対ATライフル(パイルバンカーカスタム)、照準スコープなど周辺装備
[道具]:圧力鍋爆弾(数個)、火炎瓶(数個)、ワイヤー、スモーク花火、工具、ウィリアムの懐中時計(破損)
[所持金]:なし
[思考・状況]基本方針:マスターの意志を尊重しつつ、生き残らせる。
0:ライダー(アシュレイ)と合流。
1:田中摩美々は任された。
2:武装が心もとない。手榴弾や対AT地雷が欲しい。ハイペリオン、使えそうだな……
[備考]※圧力鍋爆弾、火炎瓶などは現地のホームセンターなどで入手できる材料を使用したものですが、アーチャーのスキル『機甲猟兵』により、サーヴァントにも普通の人間と同様に通用します。また、アーチャーが持ち運ぶことができる分量に限り、霊体化で隠すことができます。アシュレイ・ホライゾンの宝具(ハイペリオン)を利用した罠や武装を勘案しています。
※田中摩美々と再契約を結びました。
※田中摩美々からプロデューサーの遺言を聴き取りました。七草にちかNPC説に関することです
[全体備考]
※プロデューサーの遺体は消失しました(寿命死より僅かに早くマスター権限喪失による界聖杯からの削除処理が行われました)
※プロデューサーの持ち物もともに消失したかどうかは後続にお任せします
時系列順
投下順
最終更新:2023年10月18日 23:36