アイザック=ネテロ

声:永井一郎(新)

概要
  • ハンター協会及び審査委員会の会長。
  • ハンター協会の最高責任者。
  • 心源流拳法師範。

秘書マーメン=ビーンズによると、20年前くらいから約100歳と周囲に語っており、キルアの祖父:ゼノは「自分が乳飲み子の頃にすでにジジイだった」と語っているがゼノの話は、話半分に聞かなくてはならないらしい(シルバ談)。
殺意を明確にするヒソカを煙に巻いたり、ハンター試験後の荒れたガイダンスを収拾させるなど海千山千の老練さを見せるが、その一方でメルエムの発言に気を悪くしたり、キルアやゴンと暇つぶしをするなど俗っぽく茶目っ気の多い性格でもある。

元は無名の武道家。
46歳の時に、肉体と才能の限界に気付き悩んだ末に、これまで自分を鍛えてくれた武道に恩を返そうと冬の山に篭り「感謝の正拳突き1万回」を日課に過ごすうちに能力を開花させ、当時世界最強の武道家となった。
ノヴは、ネテロが最強だという趣旨の発言をしているが、本人曰く世界最強の念能力者だったのは半世紀前迄で、キメラ=アント討伐初期段階では全盛期の半分ぐらいの実力との事。そのため牙を研ぐため山に篭り、精神統一をし王に挑んだ。

本気で戦う場合のみに着る戦闘服「心Tシャツ」を着用してキメラ=アント討伐作戦に参加。討伐作戦では王メルエムと直接対決し王に「人間の個の極致」と言わしめるほどの強さを見せる。しかし敵わず、心停止すると起爆するように体内に埋め込んでいた爆弾″貧者の薔薇(ミニチュアローズ)″を起爆させ、悪意に満ちた表情を見せつつ王と相打ちを狙い、死亡した。

その結果(薔薇の毒によって)王、シャウアプフモントゥトゥユピーの討伐に成功した。次期会長を全てのハンターによる投票で決めるという遺言を残していた。

強化系能力者。

百式観音(ひゃくしきかんのん)
自らの背後に血涙を流す巨大な千手観音像を顕現させ、その数多の腕により攻撃する能力。

能力発動には合掌*1に至る一連の初動が必要であるが、ネテロが行うこの動作のスピードは、長年の修練により、ネフェルピトーの「黒子無想(テレプシコーラ)」の攻撃*2よりも遥かに短い。その上、ネテロ本人のオーラの移動が極めてスムーズなことから、オーラの流れから次の動きを予測することもできないという、不可避の速攻。王ですらそのあまりの速さゆえ「太刀筋が見えぬ」とつぶやいた。

観音像に意思があるわけではなく、一つ一つの攻撃は、あらかじめプログラムされた動作に過ぎないがその組み合わせは無限にも等しくネテロは発動の瞬間、もっとも状況に即した攻撃動作を逐一選択していることになりゼノに「最も厄介」と評されている。

壱乃掌(いちのて)
凄まじい速度で手を振りおろすことで観音像が敵を叩き潰す。
地面に大穴を穿つほどの威力を誇る。

参乃掌(さんのて)
凄まじい速度で観音像が2つの手を打ち合わせ敵を挟み潰す。

九十九乃掌(つくものて)
足を組み両手をそれぞれ9の形にすることで、凄まじい速度で敵に連射砲のごとく掌打を浴びせる。反撃すらも許さない非常に激しい攻撃で地面に巨大な穴を開け地下空間の天井を貫いた。

零乃掌(ゼロのて)
敵背後から観音像を顕現させ、慈愛の掌でもって対象を優しく包み込み*3、渾身の全オーラを恒星のごとき光弾に変え撃ち放つ無慈悲の砲哮。

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最終更新:2024年01月05日 23:04

*1 しかし腕が無い場合は、心が正しく形を成していれば良い

*2 0.1秒未満

*3 回避不可能にする