ダルツォルネ
声:子安武人(新)
ネオン護衛団リーダー。
直情型人間。銃弾10発程であれば食らっても平気な肉体を持つ。功名心が先行する性格。自分の言うことを聞かずに敵に踊らされた仕事仲間を処分し、雇用テストを行った。ヨークシンシティの地下競売場ではネオン護衛担当。捕獲した
ウボォーギンをコミュニティーに引き渡そうとしたが、変装したフィンクスの手刀を受け命を落とす。刀を用いるが、
ウボォーギンの肉体には全く歯が立たずに折れた。アニメ版第1作の設定では、念を補助する「神字」が彫られた刀とされ、
ウボォーギンを傷付けた。旧アニメでは
フィンクスの手刀で絶命せず、ネオンたちを逃がす為センリツに連絡を入れた後足止めを図るも刀を奪われ刺殺された。
バショウ
プロハンター。ネオン護衛団メンバー。具現化系能力者。リーゼントともみあげから繋がった髭が特徴。世界中をバイクで旅することに憧れている、俳句(ハイカー)でバイカーである。祖国の伝統文学である俳句を特技とし、普段でもよく五七五調で話すがアニメでは普通の話し方に変更されている箇所も多々ある。出身は
ハンゾーと同じくジャポンで、漢字表記は芭蕉。ヨークシンの地下競売場では裏口側担当だった。
クラピカのような″過去のため自身の全てを注ぐ生き方″に共感できない。左利き(2023年の冨樫展にて具現化系には左利きが多い設定が明かされた)。
- 流離の大俳人(グレイトハイカー):自分が詠み記した俳句(季語が入っていないので正確には川柳)の内容を現実に起こす特質系能力。俳句の出来がよいほど、その威力は増す。現時点では炎に関する俳句のみ登場。
スクワラ
声:飛田展夫(新)
ネオン護衛団メンバー。操作系能力者。トチーノと共に面接試験ではスパイだった。ダルツォルネの次に古株。ヨークシンシティの地下競売場ではネオン護衛担当。落札した緋の眼(
コルトピがコピーしたもの)を所持していた為旅団に襲われ、
ノブナガに首を刎ねられて命を落とす。ネオンの付き人のエリザと真剣に交際していて、転職して堅気になるつもりだった。
- 飼い犬を操る能力(仮称):全面的に世話をすることを条件に、飼い犬を自在に操る操作系能力。
ヴェーゼ
ネオン護衛団メンバー。操作系能力者。
クラピカ、センリツ、バショウと共に面接に合格する。ヨークシンシティの地下競売場では競売担当。
幻影旅団の襲撃に遭い
シズクの攻撃を受けて命を落とす。名前はキスを意味するフランス語「baiser」から。
- 180分の恋奴隷(インスタントラヴァー):唇をうばった者を180分間、自分の奴隷にする操作系能力。なお、初出時(WJ掲載時)は誤植により「100分間」であった。
シャッチモーノ=トチーノ
ネオン護衛団メンバー。
ハンター。放出系能力者。面接試験で状況を混乱させたスパイ。ヨークシンシティの地下競売場では競売担当。幻影旅団の襲撃に遭った際に
フランクリンの念弾を受けて命を落とす。
- 縁の下の11人(イレブンブラックチルドレン):11個の人型風船(風船黒子)にオーラを詰めて人間大の大きさにして操る能力。操作可能な距離は半径数m程度。自動操作(オート)型。11体もの人間大のオーラを操れる反面、「一番近い敵を攻撃しろ」「ガードしろ」など単純な命令しか実行できず、動作も単純なものとなる。ただし、風船黒子に剣や銃器などの武器を使用させることは可能である。放出系能力と操作系能力との複合技。人間の形を取っているのは外側の風船であり、中身のオーラ自体はただのオーラの塊のままで、具現化系能力は使われていない。
イワレンコフ
声:小和田貢平(旧)
ネオン護衛団メンバー。なかなかの巨漢。ヨークシンシティの地下競売場では競売担当。
幻影旅団の襲撃に遭い
シズクの攻撃を受けて命を落とす。フジテレビ版アニメでは椅子を使って攻撃した。またネオンの顧客である常連の組が競売に来ていないことに気づいた。
リンセン
プロハンター。ネオン護衛団メンバー。
護衛団ではかなりの古株。ヨークシンシティの地下競売場では裏口側担当。
エリザ
ネオンの侍女。身の回りの世話や買い物に付き合ったりしている。恋人であるスクワラと共に仕事を辞めて新たな生活を始めたいと考えていた。スクワラの死を知りショックを受ける。なお旧アニメではゴン役の竹内順子が演じる同僚の侍女も登場した。
十老頭(じゅうろうとう)
マフィアンコミュニティーの頭。マフィアンコミュニティーで6大陸10地区を縄張りにしている大組織の長達。
幻影旅団の抹殺をシルバとゼノに依頼するが、クロロから依頼を受けた
イルミ、マハ、
カルトによって始末された。
ゼンジ
マフィア構成員。ノストラード組に激しく嫉妬する、十老頭直系組のマフィアの組頭。言葉遣いが下品で
クラピカを挑発した際に顔面を殴打された。ヨークシンでの地下競売に参加し、ライトの破産の原因を作った。11巻の150ページでライトに「サンジ」と呼ばれていた。他のマフィアからは醜悪な容姿と上述の性格から「嫉妬豚」と陰口を叩かれている。
陰獣
十老頭がそれぞれ組織一の武闘派を集結させた自慢の実行部隊であり、10人で構成されている。下記以外の5人は詳細不明だが、
幻影旅団の
シャルナーク、
フェイタン、マチ、
シズクに全滅させられた。
梟(ふくろう)
陰獣の1人。具現化系能力者。
劇中で最初に登場した陰獣である。物品の運搬を担当していて、地下競売の金品を移動させた。地下競売場を襲撃した
幻影旅団を壊滅させるために旅団に挑むが返り討ちにされ、陰獣の中で1人だけ生き残り捕らえられた。現在
念能力はクロロに盗まれ使用できない。
- 不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス):念で創った風呂敷に包んだものを、小さくして閉じ込めることができる具現化能力。車や生物さえも丸ごと包み込み、ポケットに入るサイズに縮小が可能。
蚯蚓(みみず)
地下競売場を襲撃した
幻影旅団を壊滅させるために旅団に挑むが
ウボォーギンの攻撃を受け返り討ちにされる。最後は
ウボォーギンを地中に引きずり込もうとしたが、
ウボォーギンの超破壊拳で地面ごと吹き飛ばされ右手首を残し跡形も無くなったと思われていた。しかし実際には直撃を受けた際に、能力を使い地中深くに潜り、即死だけは免れるものの、情報を他の陰獣に伝えて力尽きる。なお、アニメ版第一作で彼を演じた上別府は
ウボォーギンを射殺しようと返り討ちにされたマフィアをも演じている。
- 土の中を自在に動く能力(仮称):土の中を自在に移動することができる能力。自身が触っていれば対象者をも引きずり込む事が可能。
病犬(やまいぬ)
陰獣の1人。強化系能力者。
地下競売場を襲撃した
幻影旅団を壊滅させるために旅団に挑む。アニメ版第一作では攻撃時に自分の顎を変形させている。隙を突いて複数回攻撃をしかけ、毒により
ウボォーギンの体の自由を奪うことに成功するが、
ウボォーギンが吹き出した蛭の頭蓋骨が手のひらと顔面を貫通し死亡。
- 牙(仮称):牙のように尖った歯を強化して、敵に咬みつき裂く強化系の能力。鋼鉄を誇るウボォーギンの肉体を裂くほどの威力を持つ。拷問好きであるため、歯には致死性の毒ではなく即効性の神経毒を仕込んでおり、その歯で体を裂かれた相手は短時間で体の自由がきかなくなってしまう。
豪猪(やまあらし)
陰獣の1人。
地下競売場を襲撃した
幻影旅団を壊滅させるために旅団に挑む。針とクッションを使い分ける体毛により
ウボォーギンの右手を封じるが、鼓膜が裂けるほどの大声により返り討ちにされる。「〜だな、うん」が口癖。
- 体毛針(たいもうばり):体毛を自在に伸ばし、操り、強靭な針のように硬くすることができるだけでなく、部分的にやわらかくし、クッションの役割を果たすこともできる。硬くした場合は鋼鉄を誇るウボォーギンの肉体を貫くほどの威力を持つ。強化系と操作系能力との複合技。
蛭(ひる)
陰獣の1人。操作系能力者。
地下競売場を襲撃した
幻影旅団を壊滅させるために旅団に挑む。
ウボォーギンが毒でマヒしている隙にヒルを仕込むことに成功するが、頭半分を喰い千切られて死亡。陰獣では最初の死亡者となった。
- ヒルを操る能力(仮称):自分が体内に飼う様々な種類のヒルを操作する操作系能力。原作では治療用のヒルの他、マダライトヒル(傷口から体内に侵入して膀胱に産卵するヒル)等が登場している。
最終更新:2024年01月07日 13:58