ひょんなことから女の子
『Non title During the title recruitment』2
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hyon
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132 名前: VIP足軽neet 投稿日: 2006/12/04(月) 17:32:28.76 ID:ktBrrvib0
風呂から上がった俺に対する母親の扱いは酷く不当なものであった
「可愛いんだから少しはお洒落しないとね?」
「そうねぇ……髪を伸ばすともっと可愛くなるのに」
「ああ、これいいわ!私ももう少し若かったらなぁ……」
「こら!抵抗してないできちんと着なさい!」
「ほらほら……いい子だから、ね?」
「やっぱり下着はレースかしら?」
「上下ともこんな可愛いのあるけど……ちょっとこれじゃ胸には大きすぎるわね……」
「そうねぇ……髪を伸ばすともっと可愛くなるのに」
「ああ、これいいわ!私ももう少し若かったらなぁ……」
「こら!抵抗してないできちんと着なさい!」
「ほらほら……いい子だから、ね?」
「やっぱり下着はレースかしら?」
「上下ともこんな可愛いのあるけど……ちょっとこれじゃ胸には大きすぎるわね……」
このあいだ俺終始無言、喋る余裕一切なし
されるがまま、なすがまま。ただいつ終わるかも分からない着せ替え地獄
時計を見れば風呂に入ってから長針が2度も文字盤を回っている
そういえば、妹まだ帰って来ないのか?
帰ってきたら『本当は俺が兄です』と正直に告白しよう
どうせ母親は『どうしてなったか』を除いてほぼ知ってるわけだし
はぁ……
自然と口から漏れる溜息
母「溜息をつくと幸せが逃げていくから……もっとハッピーにならなきゃ」
この能天気をどうにかして欲しい。それが今の俺の一番の願いだ……
されるがまま、なすがまま。ただいつ終わるかも分からない着せ替え地獄
時計を見れば風呂に入ってから長針が2度も文字盤を回っている
そういえば、妹まだ帰って来ないのか?
帰ってきたら『本当は俺が兄です』と正直に告白しよう
どうせ母親は『どうしてなったか』を除いてほぼ知ってるわけだし
はぁ……
自然と口から漏れる溜息
母「溜息をつくと幸せが逃げていくから……もっとハッピーにならなきゃ」
この能天気をどうにかして欲しい。それが今の俺の一番の願いだ……
134 名前: non title タイトルを考えてください 投稿日: 2006/12/04(月) 17:47:14.10 ID:ktBrrvib0
俺「マ……ママ……」
母「照れてないで…きちんといいなさい?」
母親による風変わりな教育が始まった
風呂から出て、着せ替え地獄を何とか乗り切った俺がつい『かあさん』という言葉を漏らしてしまったせいで
今、徹底した口調の変化を求められている
『母さん→ママ』と最初は簡単なものだったはずがいつしかエスカレートし
「その言葉は女の子らしくない」
「俺って言うにはもう少しやんちゃじゃないとダメ(=私と言え)」
「座るときは極力姿勢よく」
「スカート着用の義務」
「その上で下着を気にした移動、着席を心がけること」
などなど実に様々な充実したラインナップで改革が行われている
正直無理
いままでさんざん野郎として生活してきた男が急に言葉遣いを変えられるはずもなく、ましてや動作などもってのほかだ
俺「こんなに無理に決まってんだろ!?」
俺、当然の講義。男としての尊厳をかけた主張
母「こら!そんな暴れた言い方しないの。無理です~。とか何とか言って潤んだ目を見せてくれるとうれしいけどなぁ」
とことんまで俺を男から遠ざけようとする悪魔の言葉。悪魔は言い過ぎにしても俺的には恐慌政治を行う皇帝だ
母「ねぇ?またあんなことされたいのかなぁ、君は。今度はベッドの上で……手加減無しよ?」
この年にして知る母親の特殊性癖。もしや妹もこの毒牙にかかっているのだろうか
つかこうした母親を見ると「貴方のクラスの◯◯さん、かわいらしいわね」なんて言う普通の言葉も訳ありに聞こえてしまう
母「あら、だんまりかしら?それなら文句はないと見ていいかしらねぇ~?」
わざとらしい大きな声
正直俺に抗う術無し。
母「照れてないで…きちんといいなさい?」
母親による風変わりな教育が始まった
風呂から出て、着せ替え地獄を何とか乗り切った俺がつい『かあさん』という言葉を漏らしてしまったせいで
今、徹底した口調の変化を求められている
『母さん→ママ』と最初は簡単なものだったはずがいつしかエスカレートし
「その言葉は女の子らしくない」
「俺って言うにはもう少しやんちゃじゃないとダメ(=私と言え)」
「座るときは極力姿勢よく」
「スカート着用の義務」
「その上で下着を気にした移動、着席を心がけること」
などなど実に様々な充実したラインナップで改革が行われている
正直無理
いままでさんざん野郎として生活してきた男が急に言葉遣いを変えられるはずもなく、ましてや動作などもってのほかだ
俺「こんなに無理に決まってんだろ!?」
俺、当然の講義。男としての尊厳をかけた主張
母「こら!そんな暴れた言い方しないの。無理です~。とか何とか言って潤んだ目を見せてくれるとうれしいけどなぁ」
とことんまで俺を男から遠ざけようとする悪魔の言葉。悪魔は言い過ぎにしても俺的には恐慌政治を行う皇帝だ
母「ねぇ?またあんなことされたいのかなぁ、君は。今度はベッドの上で……手加減無しよ?」
この年にして知る母親の特殊性癖。もしや妹もこの毒牙にかかっているのだろうか
つかこうした母親を見ると「貴方のクラスの◯◯さん、かわいらしいわね」なんて言う普通の言葉も訳ありに聞こえてしまう
母「あら、だんまりかしら?それなら文句はないと見ていいかしらねぇ~?」
わざとらしい大きな声
正直俺に抗う術無し。
「私、って言いますから!お願いだから……許してください」
潤んだ目で見せる弱々しい態度。俺陥落
目の前にあるのは母親の満足そうで誇らしげな満面の笑みのみである……
目の前にあるのは母親の満足そうで誇らしげな満面の笑みのみである……
135 名前: non title タイトルを考えてください 投稿日: 2006/12/04(月) 18:04:27.13 ID:ktBrrvib0
俺は心の奥でこそこんな男した態度でいられるがここまで母親を恐怖に思ったことは無い
妹は母親をどう見ていたのか
こんな境遇にあるものどうしよりいっそう精神的に深い、ある種兄弟を超えた恐怖をともにした仲間として語り合えるのか
それとも妹もこの特殊な性癖を受け継いでおり、話したとたんに食われてしまうのか
いっそ今見せている態度が、息子が娘に変わってしまったことからなる一時的なものならいいのに
女の口調での会話を強制させられている俺ができる唯一の反抗は黙ること
当たり障りの無い限り絶対に口から言葉を出さなければそのうち俺も元に戻ってまた快適な生活ができるだろう
母「うー。さっきから全然喋ってくれない。ままと喋るの嫌?」
微妙に眉間にしわ寄せつつ困った表情をアピールしている母親
俺が言いたいのはそんな口調しているのが実際は40近いってこと。そんな態度、実年齢から考えてみれば気持ち悪い以外の何ものでもない
しかしどんな言動を見せても違和感なく見えるこいつは一体何物なのか
そ、そんな見つめられちゃうとママ照れちゃう。などとほざいておるが一応2児の母。おばさんである
俺「いたっ!」
母親の教育の成果か…野郎とは思えないトーンの高い声。普通なら『いってー』とか言ってそうだ
俺「なんで殴るの……」
頭を抱えてひたすらに女の子らしい態度。もちろん涙目。俺って実はやればできる子なのかもしれない
母「なんかママのこと馬鹿にしたなぁ~って思ったから」
俺「そんな~。理不尽だよ~」
母「あー!でも可愛いからいじめちゃいたいってのもあ・る・か・も?」
ビクッと姿勢がほんの少しのび、表情が凍るのがよく分かる
母「髪の毛長かったらなぁ……最高なのにぃ…ねぇ?」
その一言一言がゾクゾクした心地にさせる
俺、明日まで生きていけるのか……明日の太陽を眺めることができるだけで幸せだと思う
妹は母親をどう見ていたのか
こんな境遇にあるものどうしよりいっそう精神的に深い、ある種兄弟を超えた恐怖をともにした仲間として語り合えるのか
それとも妹もこの特殊な性癖を受け継いでおり、話したとたんに食われてしまうのか
いっそ今見せている態度が、息子が娘に変わってしまったことからなる一時的なものならいいのに
女の口調での会話を強制させられている俺ができる唯一の反抗は黙ること
当たり障りの無い限り絶対に口から言葉を出さなければそのうち俺も元に戻ってまた快適な生活ができるだろう
母「うー。さっきから全然喋ってくれない。ままと喋るの嫌?」
微妙に眉間にしわ寄せつつ困った表情をアピールしている母親
俺が言いたいのはそんな口調しているのが実際は40近いってこと。そんな態度、実年齢から考えてみれば気持ち悪い以外の何ものでもない
しかしどんな言動を見せても違和感なく見えるこいつは一体何物なのか
そ、そんな見つめられちゃうとママ照れちゃう。などとほざいておるが一応2児の母。おばさんである
俺「いたっ!」
母親の教育の成果か…野郎とは思えないトーンの高い声。普通なら『いってー』とか言ってそうだ
俺「なんで殴るの……」
頭を抱えてひたすらに女の子らしい態度。もちろん涙目。俺って実はやればできる子なのかもしれない
母「なんかママのこと馬鹿にしたなぁ~って思ったから」
俺「そんな~。理不尽だよ~」
母「あー!でも可愛いからいじめちゃいたいってのもあ・る・か・も?」
ビクッと姿勢がほんの少しのび、表情が凍るのがよく分かる
母「髪の毛長かったらなぁ……最高なのにぃ…ねぇ?」
その一言一言がゾクゾクした心地にさせる
俺、明日まで生きていけるのか……明日の太陽を眺めることができるだけで幸せだと思う
193 名前: VIP足軽p 投稿日: 2006/12/05(火) 18:45:27.99 ID:HQFsv4By0
妹「ただいまー」
やけにうれしそうな妹の声が俺の心がくじけ、一段落ついた部屋に響き渡る
妹「あら?おねえさんまだいらしたんですか?兄もまだ帰ってないようですし……」
家族には……少なくとも俺には見せないような猫かぶりな喋り方
聞いていて『ああ、今の俺は他人にしかみえないんだな…』としみじみ思う
妹「ちょっと、お母さん。この人結局誰なのよ」
そっと耳打ちをするが声がもれておるよ妹よ
妹「お兄ちゃんのお友達らしいんだけど……ちょっと怪しくない?」
母「ああ、そうそう。私の妹の子なんだけどね。旅行の間家に置いてくれって言われちゃったのよ」
一瞬で状況を把握したのか…それともこのまま行った方がおもしろいと判断したのか…母親の口からは嘘八百がとびかう
妹「……それじゃあお兄ちゃんはどこ?」
母「お兄ちゃん……家出したみたいなのよ」
俺も知らない新事実発覚。この人の頭の中は一体どうなっているのか…
妹「えー!?どうして!?」
当然の反応をする妹、そして当然のように不器用に折り畳まれた白い紙を渡す母
妹「もうこの家が嫌になった。とりあえず出て行くから……深……いや…探さないでください」
母「でしょ?何が嫌だったのかしら」
妹「ちょっと字が雑で色々と感じ間違えがあるけどお兄ちゃんの字っぽいね」
俺「あ、あのちょっと見せてもらえますか!?」
がばっと妹の手から手紙を奪い取り手紙を隅々まで見回す
確かに俺の字。そして俺がこれを書いた記憶もある
やけにうれしそうな妹の声が俺の心がくじけ、一段落ついた部屋に響き渡る
妹「あら?おねえさんまだいらしたんですか?兄もまだ帰ってないようですし……」
家族には……少なくとも俺には見せないような猫かぶりな喋り方
聞いていて『ああ、今の俺は他人にしかみえないんだな…』としみじみ思う
妹「ちょっと、お母さん。この人結局誰なのよ」
そっと耳打ちをするが声がもれておるよ妹よ
妹「お兄ちゃんのお友達らしいんだけど……ちょっと怪しくない?」
母「ああ、そうそう。私の妹の子なんだけどね。旅行の間家に置いてくれって言われちゃったのよ」
一瞬で状況を把握したのか…それともこのまま行った方がおもしろいと判断したのか…母親の口からは嘘八百がとびかう
妹「……それじゃあお兄ちゃんはどこ?」
母「お兄ちゃん……家出したみたいなのよ」
俺も知らない新事実発覚。この人の頭の中は一体どうなっているのか…
妹「えー!?どうして!?」
当然の反応をする妹、そして当然のように不器用に折り畳まれた白い紙を渡す母
妹「もうこの家が嫌になった。とりあえず出て行くから……深……いや…探さないでください」
母「でしょ?何が嫌だったのかしら」
妹「ちょっと字が雑で色々と感じ間違えがあるけどお兄ちゃんの字っぽいね」
俺「あ、あのちょっと見せてもらえますか!?」
がばっと妹の手から手紙を奪い取り手紙を隅々まで見回す
確かに俺の字。そして俺がこれを書いた記憶もある
が、これは2年も前の、しかも書くだけ書いて机の中に封印されていた、俺の記憶からも消え去っていた物だぞ?
何でこんなもんを見つけてこれる……恐ろしい嗅覚……
ってことは俺の秘蔵のコレクションも見つかっているのか!?
妹「災難ですね……」
俺を憐れみの目で見るな妹よ。あ、こいつ俺の正体知らないんだっけ……なんで哀れまれなければ行けないんだ、こいつに
俺は引きつった微笑みをすることしかできなかった
何でこんなもんを見つけてこれる……恐ろしい嗅覚……
ってことは俺の秘蔵のコレクションも見つかっているのか!?
妹「災難ですね……」
俺を憐れみの目で見るな妹よ。あ、こいつ俺の正体知らないんだっけ……なんで哀れまれなければ行けないんだ、こいつに
俺は引きつった微笑みをすることしかできなかった
198 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/12/05(火) 20:02:49.70 ID:HQFsv4By0
妹が風呂に入っている間に現状の確認を行う
俺「どうして俺が従姉妹になってんだ?」
母「俺じゃないでしょ?従姉妹になってるの、とか語尾にかしら?って付けてもいいけど」
こいつとは会話が成立しないのか!?
母「ま、これからなおしてくれればいいから……設定上の貴方のお母様にご連絡なさい」
半ば強引に渡される携帯電話。むろん通話中
俺「あい、もしもし?」
叔「あらぁ、久しぶり。元気してたぁ?」
電話の向こうで聞こえるどこか間延びした声は妙に楽しそうだ
叔「ねぇねぇ、貴方女の子になっちゃったってホント?ホントよねだって今の声年頃の男の子のそれじゃないし
だいたい電話に出る時に『あい』なんて使うの君位しかいないしね。で、所在ごまかすために私の住所使い
たいって言うのは把握しました。とりあえず私に貴方に関する電話が着たら口裏を合わせるという方向でい
いよね?すんでる所もだいぶ違うし……そもそも今丁度旦那の休暇取れたから北海道に来てるんだけどさぁ
お土産何いる?んでその時に貴方に着てもらいたい服があるんだけ……ブツッ」
俺「どうして俺が従姉妹になってんだ?」
母「俺じゃないでしょ?従姉妹になってるの、とか語尾にかしら?って付けてもいいけど」
こいつとは会話が成立しないのか!?
母「ま、これからなおしてくれればいいから……設定上の貴方のお母様にご連絡なさい」
半ば強引に渡される携帯電話。むろん通話中
俺「あい、もしもし?」
叔「あらぁ、久しぶり。元気してたぁ?」
電話の向こうで聞こえるどこか間延びした声は妙に楽しそうだ
叔「ねぇねぇ、貴方女の子になっちゃったってホント?ホントよねだって今の声年頃の男の子のそれじゃないし
だいたい電話に出る時に『あい』なんて使うの君位しかいないしね。で、所在ごまかすために私の住所使い
たいって言うのは把握しました。とりあえず私に貴方に関する電話が着たら口裏を合わせるという方向でい
いよね?すんでる所もだいぶ違うし……そもそも今丁度旦那の休暇取れたから北海道に来てるんだけどさぁ
お土産何いる?んでその時に貴方に着てもらいたい服があるんだけ……ブツッ」
長い。あまりに長過ぎる。というわけで失礼ながら途中で切らせていただく
ピリリリリリ
設定を全くいじっていない母親の着信音
俺「あい、もしもし。どなたですか?」
叔「お土産はソーセージとあわb…ピッ」
何を考えているのか分からない人間が母親以外にもいるとは……流石に母親の妹だということはある
ピリリリリリ
また着信音。今度はメールだ
俺「お母様私眠くなったのでお先に失礼しても?」
携帯電話をぽんと投げわたし、ありったけの怒りを皮肉と一緒に表しつつ部屋をあとにする
母「丁度家の長男が家出中だからその子の部屋使っていいわよ?……パジャマは部屋においておいたからどうぞ」
母親の方が何枚も上手だ。そりゃ人生経験豊富だしな
ポカと頭を小突かれて部屋へと向かっていく。お客になんてことするんだ、まったく
ピリリリリリ
設定を全くいじっていない母親の着信音
俺「あい、もしもし。どなたですか?」
叔「お土産はソーセージとあわb…ピッ」
何を考えているのか分からない人間が母親以外にもいるとは……流石に母親の妹だということはある
ピリリリリリ
また着信音。今度はメールだ
俺「お母様私眠くなったのでお先に失礼しても?」
携帯電話をぽんと投げわたし、ありったけの怒りを皮肉と一緒に表しつつ部屋をあとにする
母「丁度家の長男が家出中だからその子の部屋使っていいわよ?……パジャマは部屋においておいたからどうぞ」
母親の方が何枚も上手だ。そりゃ人生経験豊富だしな
ポカと頭を小突かれて部屋へと向かっていく。お客になんてことするんだ、まったく
201 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/12/05(火) 20:19:28.77 ID:HQFsv4By0
妹と母親の会話
妹「はふー、こんな時間にお風呂に入ることになるとは思わなかったわ」
母「そういえば最近は帰るのもはやいよね」
妹「うん、まそんなことはどうだっていいの。あの人よあの人!一体お兄ちゃんとどんな関係!?」
気付かないのかしら?それに年頃の女の子ね気になるのは色恋沙汰か…と母親は思う
さてどこから説明したものか。裏は取ってあるし、あの子がへましない限りはこのご近所でもまさか息子が娘になったなどと思わないだろうし、
一緒に生活している妹がどうごまかせるか、よね
妹「だって!怪しいじゃない!お兄ちゃんが家出したらその日にあのお姉ちゃんが来たなんて絶対何かあるわ」
ふむ、確かにそうよね。これじゃあ流石になにか裏がありそうと思うのは当然
妹「きっとお兄ちゃん、あの人に会いにいったのよ!で、入れ違いにあの人が来たとか!」
前言撤回、この子はなかなかに頭の回転の遅い子。学校の勉強は10段階7以上なんだけどなぁ
母親としてちょっぴり心配になっちゃう
母「そうねぇ……でも妹……ああ私のだけど、今、北海道に行っててこの手紙と一緒にあの子が来たから……あの子がお兄ちゃんに会いにきたってのは無理があるわよ?」
取り出したるはまたまた手紙
先程のとは違い綺麗に折り畳まれた見た目的に私の妹からの手紙。私が書いた物だけど甘く見たら駄目よ?
昔っから先生の文章偽造して親騙してた私には筆跡を変えるなんてお茶の子さいさいなの
妹「うー、そうかぁ。あのお姉ちゃんてっきりお兄ちゃんの恋人かと思ったのになぁ」
こらこら女の子がだらしなく机に顎を載せないの
母「ところで、貴方よりもちっちゃくて、ちょっと失礼だけどまだまだ発展途上の体を見てどうしてお姉ちゃんって言ってるのかしら」
妹「なんとなく…かな~。ちょっと雰囲気お兄ちゃんに似てるのかも。だからお似合いだなぁって思ったんだけど」
その感覚も思春期の頭では処理しきれないのよきっと。いい線行ってるのに、さ
母「そういえば最近は帰るのもはやいよね」
妹「うん、まそんなことはどうだっていいの。あの人よあの人!一体お兄ちゃんとどんな関係!?」
気付かないのかしら?それに年頃の女の子ね気になるのは色恋沙汰か…と母親は思う
さてどこから説明したものか。裏は取ってあるし、あの子がへましない限りはこのご近所でもまさか息子が娘になったなどと思わないだろうし、
一緒に生活している妹がどうごまかせるか、よね
妹「だって!怪しいじゃない!お兄ちゃんが家出したらその日にあのお姉ちゃんが来たなんて絶対何かあるわ」
ふむ、確かにそうよね。これじゃあ流石になにか裏がありそうと思うのは当然
妹「きっとお兄ちゃん、あの人に会いにいったのよ!で、入れ違いにあの人が来たとか!」
前言撤回、この子はなかなかに頭の回転の遅い子。学校の勉強は10段階7以上なんだけどなぁ
母親としてちょっぴり心配になっちゃう
母「そうねぇ……でも妹……ああ私のだけど、今、北海道に行っててこの手紙と一緒にあの子が来たから……あの子がお兄ちゃんに会いにきたってのは無理があるわよ?」
取り出したるはまたまた手紙
先程のとは違い綺麗に折り畳まれた見た目的に私の妹からの手紙。私が書いた物だけど甘く見たら駄目よ?
昔っから先生の文章偽造して親騙してた私には筆跡を変えるなんてお茶の子さいさいなの
妹「うー、そうかぁ。あのお姉ちゃんてっきりお兄ちゃんの恋人かと思ったのになぁ」
こらこら女の子がだらしなく机に顎を載せないの
母「ところで、貴方よりもちっちゃくて、ちょっと失礼だけどまだまだ発展途上の体を見てどうしてお姉ちゃんって言ってるのかしら」
妹「なんとなく…かな~。ちょっと雰囲気お兄ちゃんに似てるのかも。だからお似合いだなぁって思ったんだけど」
その感覚も思春期の頭では処理しきれないのよきっと。いい線行ってるのに、さ
話も一段落付き、机に置かれたティーカップを運んでいく娘
妹「おやすみなさ~い」
おやすみなさい。いい夢、見られるといいね
妹「おやすみなさ~い」
おやすみなさい。いい夢、見られるといいね
205 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/12/05(火) 20:36:34.23 ID:HQFsv4By0
朝、いつもなら母親が来るまで目が覚めないのだが、今日は違った
うーんと背伸びをして、ベッドから起きて、寝ぼけ眼をこすりながらリビングへと向かっていく
妹「おはようございます」
俺「あ、おはようございます」
えらく他人行儀な妹の態度にこちらもそれ相応に返してしまう
というか、妹はいつもこんな早く起きて学校へ行っているのか…
俺「生徒会って、そんなに早く起きないと行けないんですか?」
とりあえず俺っぽさってやつを消してできる限り礼儀正しく質問
妹「あれ?私が生徒会って何で知ってるんですか?」
俺「あ、えっと……貴女のお兄さんに……」
やばい、やばい。こんな軽はずみなことで正体ばれたら元も子もない
それにしても俺ってものすごい便利で汎用性高いな
母「はいはい。おしゃべりもそこらへんにしないと時間大変なんじゃないの?」
おいしそうなカリッカリに焼けているベーコンと目玉焼きをお皿に移しながら器用に時計を指差す
どうやら妹の時間は俺よりも1時間30分早い生活を送っているようだということが分かった
妹「す、すいません。今日帰ってきたらお話しできませんか?」
俺「あ、はい。特に予定もありませんので」
妹「それでは、いってきま~す!」
漫画のようにトーストをくわえながら走っていく。多分ぶつかった男子生徒は黄身で悲惨なめに遭うだろう
とりあえず玄関から出て行ったことを確認。その上で質問
俺「いつもあんなに忙しいの?」
母「うーん…今日は貴方の裏設定の説明してたからちょっと遅れ気味なのよ」
俺に一体どんな設定があると言うんだ
母「あ、そうそう。その設定。貴方もきちんと全部覚えるのよ?」
俺「は?」
母「だって、バレちゃったら駄目でしょ?」
原稿用紙数枚程度が閉じてあるが、それを目の前でパラパラとめくられると非常に難しい問題集のように感じる
母「き・ち・ん・と・覚・え・る・の・よ?」
こうなりゃやってやろうじゃねえか。どうせ俺には学校という人生最悪の行事が無いんだからなぁ!
妹が帰ってくるまでおよそ10時間。それがタイムリミットだ!
うーんと背伸びをして、ベッドから起きて、寝ぼけ眼をこすりながらリビングへと向かっていく
妹「おはようございます」
俺「あ、おはようございます」
えらく他人行儀な妹の態度にこちらもそれ相応に返してしまう
というか、妹はいつもこんな早く起きて学校へ行っているのか…
俺「生徒会って、そんなに早く起きないと行けないんですか?」
とりあえず俺っぽさってやつを消してできる限り礼儀正しく質問
妹「あれ?私が生徒会って何で知ってるんですか?」
俺「あ、えっと……貴女のお兄さんに……」
やばい、やばい。こんな軽はずみなことで正体ばれたら元も子もない
それにしても俺ってものすごい便利で汎用性高いな
母「はいはい。おしゃべりもそこらへんにしないと時間大変なんじゃないの?」
おいしそうなカリッカリに焼けているベーコンと目玉焼きをお皿に移しながら器用に時計を指差す
どうやら妹の時間は俺よりも1時間30分早い生活を送っているようだということが分かった
妹「す、すいません。今日帰ってきたらお話しできませんか?」
俺「あ、はい。特に予定もありませんので」
妹「それでは、いってきま~す!」
漫画のようにトーストをくわえながら走っていく。多分ぶつかった男子生徒は黄身で悲惨なめに遭うだろう
とりあえず玄関から出て行ったことを確認。その上で質問
俺「いつもあんなに忙しいの?」
母「うーん…今日は貴方の裏設定の説明してたからちょっと遅れ気味なのよ」
俺に一体どんな設定があると言うんだ
母「あ、そうそう。その設定。貴方もきちんと全部覚えるのよ?」
俺「は?」
母「だって、バレちゃったら駄目でしょ?」
原稿用紙数枚程度が閉じてあるが、それを目の前でパラパラとめくられると非常に難しい問題集のように感じる
母「き・ち・ん・と・覚・え・る・の・よ?」
こうなりゃやってやろうじゃねえか。どうせ俺には学校という人生最悪の行事が無いんだからなぁ!
妹が帰ってくるまでおよそ10時間。それがタイムリミットだ!