ひょんなことから女の子
◆KjoXDJ3iYI 2-15
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hyon
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55 : チャイドル(長屋) :2007/04/07(土) 01:29:11.50 ID:fs7lKCL30
「みんな精一杯頑張ってたよ。それで準優勝だった。それでいいじゃないか」
「でも、この女は……」
「そんなことないよ。美幸ちゃんも頑張ったよ。ね?」
「う……うぁ…うぁああああ」
友之の言葉に、優しい笑顔にまた涙が溢れてくる。
そうだ、誰もわかってくれないなんてことはなかったんだ
俺を一番よく知っているやつが、この世界に来ていたんだ
「男にはわかんないよこういうのは!だまされてんだから!!」
「そんな……そんなわけないよ!大体この子の何を知ってるって言うんだよ!!」
「……ッ!?」
俺も初めて聞く友之の大声に、一瞬女子が怯む。
そう、こいつは少なくとも「この世界」では一番俺のことを知っている
だけどこの言葉の本当の意味が分かるのは俺だけで……
「……ふーん、そういう仲なんだ西村君。すっかりたらしこまれてたわけね」
「本当に男って馬鹿だよね。すぐだまされちゃうもんね」
「ち、違う!そういうんじゃ……」
「でも、この女は……」
「そんなことないよ。美幸ちゃんも頑張ったよ。ね?」
「う……うぁ…うぁああああ」
友之の言葉に、優しい笑顔にまた涙が溢れてくる。
そうだ、誰もわかってくれないなんてことはなかったんだ
俺を一番よく知っているやつが、この世界に来ていたんだ
「男にはわかんないよこういうのは!だまされてんだから!!」
「そんな……そんなわけないよ!大体この子の何を知ってるって言うんだよ!!」
「……ッ!?」
俺も初めて聞く友之の大声に、一瞬女子が怯む。
そう、こいつは少なくとも「この世界」では一番俺のことを知っている
だけどこの言葉の本当の意味が分かるのは俺だけで……
「……ふーん、そういう仲なんだ西村君。すっかりたらしこまれてたわけね」
「本当に男って馬鹿だよね。すぐだまされちゃうもんね」
「ち、違う!そういうんじゃ……」
56 : チャイドル(長屋) :2007/04/07(土) 01:33:39.14 ID:fs7lKCL30
「はいはいそこまでよ」
「え?夏紀ちゃん!?」
「あれ?夏紀?」
いつの間にか、夏紀ちゃんも来ていた。
「誰のせいで負けたというなら、100m走でスタート失敗して二位だった私にも責任があるわよね?一位と二位じゃ点が違うから」
「いや……私たちはそんなつもりじゃ……」
「そして、何らかの種目でもしビリにでもなってたら、その人にも責任がある。違うかしら良子?」
「う……」
図星を指されたのか、二人とも黙り込む
「大体私たちがあそこまで粘れたのも、男子を張り切らせることのできた美幸ちゃんのおかげよ。違う?違わないわよね男子をたらしこめるんだから」
「く……」
自分たちの言葉を使って反論され、何も言い返せない二人。
「え?夏紀ちゃん!?」
「あれ?夏紀?」
いつの間にか、夏紀ちゃんも来ていた。
「誰のせいで負けたというなら、100m走でスタート失敗して二位だった私にも責任があるわよね?一位と二位じゃ点が違うから」
「いや……私たちはそんなつもりじゃ……」
「そして、何らかの種目でもしビリにでもなってたら、その人にも責任がある。違うかしら良子?」
「う……」
図星を指されたのか、二人とも黙り込む
「大体私たちがあそこまで粘れたのも、男子を張り切らせることのできた美幸ちゃんのおかげよ。違う?違わないわよね男子をたらしこめるんだから」
「く……」
自分たちの言葉を使って反論され、何も言い返せない二人。
57 : チャイドル(長屋) :2007/04/07(土) 01:43:50.15 ID:fs7lKCL30
「誰のせいで負けたとか、そんなガキみたいなこといつまで言ってんのよ!みんなが全力を尽くして準優勝だったんだよ!誇りに思いなさいよ!!この話はこれで終わり!!いいわね!?」
「わ、分かったわよ……」
夏紀ちゃんの迫力に、すっかり萎縮する二人
「あと、美幸ちゃんにきちんと謝りなさい。」
「ご……ごめんなさい」
「っく……ひぐ……」
声を出すことができず、ただうなずくだけの俺
「よし、これで一件落着。友則、美幸ちゃん送ってあげて」
「え?」
「『え?』じゃない。泣いてる女の子がいたら黙って送ってあげる。これ常識よ」
「あ、うん、分かった……でも夏紀は?」
「私よるとこ思い出したから一人で行ってくる。じゃーねー」
「あ……れ?向こうから誘ってきたのに……」
「わ、分かったわよ……」
夏紀ちゃんの迫力に、すっかり萎縮する二人
「あと、美幸ちゃんにきちんと謝りなさい。」
「ご……ごめんなさい」
「っく……ひぐ……」
声を出すことができず、ただうなずくだけの俺
「よし、これで一件落着。友則、美幸ちゃん送ってあげて」
「え?」
「『え?』じゃない。泣いてる女の子がいたら黙って送ってあげる。これ常識よ」
「あ、うん、分かった……でも夏紀は?」
「私よるとこ思い出したから一人で行ってくる。じゃーねー」
「あ……れ?向こうから誘ってきたのに……」
58 : チャイドル(長屋) :2007/04/07(土) 01:50:39.14 ID:fs7lKCL30
帰り道
「今日は……ありがとな……」
ようやく落ち着いた俺は、さっきの礼を言う
「ううん、僕は何にもできなかったよ。もし夏紀ちゃんが来てくれなかったら……」
「余計にこじれていたかもな……」
それはそうかもしれない。でも、
「でもな、この世界で俺のことを分かってくれる人がいたんだと思うだけで、俺は安心できたんだぜ」
「え……」
「あの時、すべてをぶちまけたかったけどそんなことをしても信じられるわけないし……今までの不安とかもでてきてさぁ……」
「うん」
「誰も分かってくれないと思ったら余計に辛くなってさぁ……っ」
「うん……うん……」
やべぇ……また涙が……
「だから……ありがとう……ありがと……っく…う…うわぁああああああ!!」
とうとう耐えられなくなって、学校よりもさらに大きな声で、俺は泣いた
友之はそんな俺を
「大丈夫……僕がいるから…大丈夫だよ」
「えぐ……うん……うんっ!」
優しく抱きしめてくれて……それが凄く心地よくて
でも何だかどきどきして……
「今日は……ありがとな……」
ようやく落ち着いた俺は、さっきの礼を言う
「ううん、僕は何にもできなかったよ。もし夏紀ちゃんが来てくれなかったら……」
「余計にこじれていたかもな……」
それはそうかもしれない。でも、
「でもな、この世界で俺のことを分かってくれる人がいたんだと思うだけで、俺は安心できたんだぜ」
「え……」
「あの時、すべてをぶちまけたかったけどそんなことをしても信じられるわけないし……今までの不安とかもでてきてさぁ……」
「うん」
「誰も分かってくれないと思ったら余計に辛くなってさぁ……っ」
「うん……うん……」
やべぇ……また涙が……
「だから……ありがとう……ありがと……っく…う…うわぁああああああ!!」
とうとう耐えられなくなって、学校よりもさらに大きな声で、俺は泣いた
友之はそんな俺を
「大丈夫……僕がいるから…大丈夫だよ」
「えぐ……うん……うんっ!」
優しく抱きしめてくれて……それが凄く心地よくて
でも何だかどきどきして……
59 : チャイドル(長屋) :2007/04/07(土) 01:57:19.60 ID:fs7lKCL30
「う……あ……」
「あ、夕焼けだ」
夕焼けの光を浴びた友之の顔がとても美しいものに思えて
「友之、もう大丈夫だ。離してくれ」
「あ、うん」
これ以上このままでいたら変な感情が生まれそうな気がして
「必死に」友之から離れる
「じゃ、帰ろうぜ。久しぶりに泣いたら腹減ったよ」
「そうだね」
いや、もしかしたらもう……
「あ、夕焼けだ」
夕焼けの光を浴びた友之の顔がとても美しいものに思えて
「友之、もう大丈夫だ。離してくれ」
「あ、うん」
これ以上このままでいたら変な感情が生まれそうな気がして
「必死に」友之から離れる
「じゃ、帰ろうぜ。久しぶりに泣いたら腹減ったよ」
「そうだね」
いや、もしかしたらもう……
「はぁ……っ…ともゆき……ともゆきぃ……」
その夜、俺はこの体になって初めて自慰をした
「だめだ……ダメだって……あぁ……」
許されないことだと知りながら……叶わないことだと知りながら……
その夜、俺はこの体になって初めて自慰をした
「だめだ……ダメだって……あぁ……」
許されないことだと知りながら……叶わないことだと知りながら……