ひょんなことから女の子
◆KjoXDJ3iYI 2-16
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hyon
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165 : 野球選手(長屋) :2007/04/08(日) 20:25:22.89 ID:duAqpXON0
「おはよう駿。今日は早くに学校行ってたんだね?どうかしたの?」
「あ……いや、昨日宿題のプリント忘れてきちゃってさ。あは、あはははは」
「ふーん……」
もちろん嘘だ。
昨日のことがあって、顔があわせづらかっただけだ
「あ……いや、昨日宿題のプリント忘れてきちゃってさ。あは、あはははは」
「ふーん……」
もちろん嘘だ。
昨日のことがあって、顔があわせづらかっただけだ
「はぁー……」
休み時間、自然にため息が出る
「どうしたの美幸ちゃん、ため息つくなんて珍しいね」
洋子が声をかけてくる
「うん、ちょっとね……」
「今のため息……ひょっとして恋の悩みかにゃ?」
ぴく
休み時間、自然にため息が出る
「どうしたの美幸ちゃん、ため息つくなんて珍しいね」
洋子が声をかけてくる
「うん、ちょっとね……」
「今のため息……ひょっとして恋の悩みかにゃ?」
ぴく
ざわ……ざわ……
「な……ちが、違うって!!」
必死に否定するが、クラスのみんなには火がついてしまったらしい
「な、何だってー!?東さんが恋の悩み!?」
「相手はどこの誰だ!?」
「ちょっとタマ殺ってくるわ……」
「ちょ……翠…目が怖い」
「だって……男があの胸であんなことやこんなことをって考えると……あああああああ!!」
「あんなことやこんなこと……あああああああああああああ!!」
「もう駄目だ……生きる希望が無くなった。」
……えらいことになってしまった
「大変だねみんな……」
友之……月のない夜道には気をつけろよ
必死に否定するが、クラスのみんなには火がついてしまったらしい
「な、何だってー!?東さんが恋の悩み!?」
「相手はどこの誰だ!?」
「ちょっとタマ殺ってくるわ……」
「ちょ……翠…目が怖い」
「だって……男があの胸であんなことやこんなことをって考えると……あああああああ!!」
「あんなことやこんなこと……あああああああああああああ!!」
「もう駄目だ……生きる希望が無くなった。」
……えらいことになってしまった
「大変だねみんな……」
友之……月のない夜道には気をつけろよ
166 : 野球選手(長屋) :2007/04/08(日) 20:29:39.77 ID:duAqpXON0
「えーと、じゃあ文化祭の出し物決めるけど……おーい男子、いい加減帰って来い」
「うばー」
「へにゅうー」
朝からずっと男子はこんな状態だ
「あらら、まったくもって魂ここにあらずって感じだね~パワ○ロで言うと灰色の顔で『登板まであと4日』って感じ?」
「また分かりにくい喩えを……」
「えーと。じゃあ誰か意見のある人」
夏紀ちゃんが周りを見渡す。
「いいんちょいいんちょ!」
「いいんちょはやめて翠……で、何?」
「コスプレ喫茶を提案します」
「うばー」
「へにゅうー」
朝からずっと男子はこんな状態だ
「あらら、まったくもって魂ここにあらずって感じだね~パワ○ロで言うと灰色の顔で『登板まであと4日』って感じ?」
「また分かりにくい喩えを……」
「えーと。じゃあ誰か意見のある人」
夏紀ちゃんが周りを見渡す。
「いいんちょいいんちょ!」
「いいんちょはやめて翠……で、何?」
「コスプレ喫茶を提案します」
ぴく……
あ、男子が少し反応した
169 : 野球選手(長屋) :2007/04/08(日) 20:42:36.51 ID:duAqpXON0
しかも順番間違えたぁあああOTZ
ごめんなさい>>168の前にこれです。もう駄目かもしれん俺……
ごめんなさい>>168の前にこれです。もう駄目かもしれん俺……
- なんで?全然駄目じゃないよ。と言ってあげると作者が喜んでくれるかもしれん
- 削除?編集してる自分でもビックリしてるぐらいしないよ
「えーと……本気?体育祭前も言ってた気がするけど」
「ガッツリ本気。どうせ美幸ちゃんが誰かの手に落ちるならその前に……」
黒い……黒いよ翠さん……
「このクラス美人が多いから収入もガッツリ見込める」
まったくもって黒いよこの人。ていうかキャラ変わってない?
「それだああああああああああああああ!」
「うわ!男子が復活した!!」
「えーと……このばあい男子は何をするの?」
「トイレ掃除でも靴磨きでもするから!どうかこの案を採用させてくださいッ!!」
いいのか?それでいいのかみんな!?
「け、けど女子のみんなは……」
「はーい!賛成。一度やってみたかったんだ」
「別にいいんじゃない?ある程度稼げたらみんなでパーティでもしようよ」
「ジュースィーポーリー!イエー!!」
「じゃ決定って事で」
「まじで?」
あ、俺と夏紀ちゃんハモった
「ガッツリ本気。どうせ美幸ちゃんが誰かの手に落ちるならその前に……」
黒い……黒いよ翠さん……
「このクラス美人が多いから収入もガッツリ見込める」
まったくもって黒いよこの人。ていうかキャラ変わってない?
「それだああああああああああああああ!」
「うわ!男子が復活した!!」
「えーと……このばあい男子は何をするの?」
「トイレ掃除でも靴磨きでもするから!どうかこの案を採用させてくださいッ!!」
いいのか?それでいいのかみんな!?
「け、けど女子のみんなは……」
「はーい!賛成。一度やってみたかったんだ」
「別にいいんじゃない?ある程度稼げたらみんなでパーティでもしようよ」
「ジュースィーポーリー!イエー!!」
「じゃ決定って事で」
「まじで?」
あ、俺と夏紀ちゃんハモった
168 : 野球選手(長屋) :2007/04/08(日) 20:40:11.09 ID:duAqpXON0
誤爆ったorz
ごめんなさい投下終わったら吊ってきます
ごめんなさい投下終わったら吊ってきます
「はぁー……コスプレ喫茶かぁ」
「なんか今日はため息ばかりだね美幸ちゃん。レモンティーでもどう?」
そう言って差し出してくる洋子。
「あ、ありがと洋子……また人々の視線にさらされるのかと思うとね」
男の子なのに……くやしいっ!
「あはは。でもそれは美幸ちゃんが魅力的だからだよ」
「うーん…自分ではぜんぜんそうは思わないんだけどなぁ」
なにしろ男だからな中身は。まあ体は……と思うけど
「人間ってそういうもんだよ。で、朝のため息は何だったの?」
「えーと……」
答えられるわけがない
「やっぱ恋の悩みだよね。それも叶いそうにないっていう感じの」
……エスパーですかあなたは?
「で、どうなの実際?」
「えーと……おっしゃる通りです……」
「え?マジで!?やっぱそうなの?」
「え、あ……えーと……」
かまかけかよ!!
「え?相手は誰?いいなぁ……美幸ちゃんなら誰でも思いのままだもんね……」
「なんか今日はため息ばかりだね美幸ちゃん。レモンティーでもどう?」
そう言って差し出してくる洋子。
「あ、ありがと洋子……また人々の視線にさらされるのかと思うとね」
男の子なのに……くやしいっ!
「あはは。でもそれは美幸ちゃんが魅力的だからだよ」
「うーん…自分ではぜんぜんそうは思わないんだけどなぁ」
なにしろ男だからな中身は。まあ体は……と思うけど
「人間ってそういうもんだよ。で、朝のため息は何だったの?」
「えーと……」
答えられるわけがない
「やっぱ恋の悩みだよね。それも叶いそうにないっていう感じの」
……エスパーですかあなたは?
「で、どうなの実際?」
「えーと……おっしゃる通りです……」
「え?マジで!?やっぱそうなの?」
「え、あ……えーと……」
かまかけかよ!!
「え?相手は誰?いいなぁ……美幸ちゃんなら誰でも思いのままだもんね……」
母さんは言っていた「魅力的だといっても好きな人に好きになってもらえるかは別」だって
今の俺は、それを身をもって感じている
「運命の相手」と結ばれるしか俺たちには無いのだから……
それが歴史の必然なのだから……
今の俺は、それを身をもって感じている
「運命の相手」と結ばれるしか俺たちには無いのだから……
それが歴史の必然なのだから……
172 : 野球選手(長屋) :2007/04/08(日) 20:46:07.25 ID:duAqpXON0
「そんなことは無いよ……というかぜったい無理な人だもん」
こんなこと言っていいのかは分からない。だけど誰かには知って欲しい
そんな思いから口が動いていく
「えー?どれだけ凄い人なのその相手?」
「凄いっていうか……言いにくいんだけどその人には昔から一緒にいる女の子がいてね」
「ん?」
「その娘は私の理想の女の子でね……」
「うん……」
「その人はその女の子と結ばれるのが運命だっていう気がしてね」
「……うん」
「なにより……私じゃ……敵わない……気が…っく…してぇ」
「……」
あれ?何で俺泣いてんだ?
「ぐす……この気持ちに気付いたのは…最近で……ぇく」
でも口は止まらない
「だから……無理なんだよぉ……」
もう駄目かも知れない俺。精神的にも人間的にも
男なのに……男だったはずなのに!
「……西村君かぁ」
「ふぇ?」
名前を出してないのに一発でピンポイントで当てる洋子
分かるのか今ので……
「はぁー……何から何まで私といっしょか」
「え?」
何だそれ?
こんなこと言っていいのかは分からない。だけど誰かには知って欲しい
そんな思いから口が動いていく
「えー?どれだけ凄い人なのその相手?」
「凄いっていうか……言いにくいんだけどその人には昔から一緒にいる女の子がいてね」
「ん?」
「その娘は私の理想の女の子でね……」
「うん……」
「その人はその女の子と結ばれるのが運命だっていう気がしてね」
「……うん」
「なにより……私じゃ……敵わない……気が…っく…してぇ」
「……」
あれ?何で俺泣いてんだ?
「ぐす……この気持ちに気付いたのは…最近で……ぇく」
でも口は止まらない
「だから……無理なんだよぉ……」
もう駄目かも知れない俺。精神的にも人間的にも
男なのに……男だったはずなのに!
「……西村君かぁ」
「ふぇ?」
名前を出してないのに一発でピンポイントで当てる洋子
分かるのか今ので……
「はぁー……何から何まで私といっしょか」
「え?」
何だそれ?
173 : 野球選手(長屋) :2007/04/08(日) 20:50:49.71 ID:duAqpXON0
「私もね、西村君のこと好きだったんだ。でも、夏紀には勝てないって思ってさ……ずっとそばにあんなに可愛い子がいたんじゃ入りこめないって思ったんだ」
「え?ええ?」
まじで?でも前に夏紀ちゃんのこと応援してるって……
「でも、なんていうか、美幸ちゃんが感じたように、一番お似合いなんだよねあの二人。だから、あ、これは無理だって。だから奥手な夏紀を応援するようになったんだ……バカかな私」
「ううん、そんなことないよ。だって……私も同じ気持ちだから」
運命を知っているから、そうならないといけないから……
「そっか……つらいね、お互い。」
「……うん」
「頑張りなよ……って言っても無理か。まぁ、男は星の数ほどいるんだからさ」
「うん」
「え?ええ?」
まじで?でも前に夏紀ちゃんのこと応援してるって……
「でも、なんていうか、美幸ちゃんが感じたように、一番お似合いなんだよねあの二人。だから、あ、これは無理だって。だから奥手な夏紀を応援するようになったんだ……バカかな私」
「ううん、そんなことないよ。だって……私も同じ気持ちだから」
運命を知っているから、そうならないといけないから……
「そっか……つらいね、お互い。」
「……うん」
「頑張りなよ……って言っても無理か。まぁ、男は星の数ほどいるんだからさ」
「うん」
たとえ星の数ほどいても、結ばれる相手は一人で、その相手を俺は知っていて……
でも話せたことで少し気は楽になったから
でも話せたことで少し気は楽になったから
「ありがと洋子。ちょっと元気でた。聞いてくれて、気付いてくれてありがと」
「うん。」
「うん。」
「美幸ちゃんでも適わないと思うんだから、私なんか……」
「何か言った?」
「ううん、なんでもない!じゃあね!」
「あ、うん、バイバイ」
「ううん、なんでもない!じゃあね!」
「あ、うん、バイバイ」
174 : 野球選手(長屋) :2007/04/08(日) 20:52:15.39 ID:duAqpXON0
今日は以上です
じゃあ逝ってきます。
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
じゃあ逝ってきます。
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
- 逝っちゃらめえええええええええええ
自分少し調子乗りすぎですね。
スイマセン。
スイマセン。