ひょんなことから女の子
◆KjoXDJ3iYI 2-19
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hyon
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87 名前: イラストレーター(長屋) :2007/04/15(日) 00:21:55.33 ID:SdjxbLrL0
今日は文化祭。みんなはただ純粋に今日という日を過ごすだろう
だが、この学校で少なくとも二人は、純粋に楽しめない人がいる
今まで親友の恋を見守っていた子と、今日で恋が終わる子だ
今日、一人の女の子が、好きな男の子に告白をする
それは始まりであり、また終わりでもある……
だが、この学校で少なくとも二人は、純粋に楽しめない人がいる
今まで親友の恋を見守っていた子と、今日で恋が終わる子だ
今日、一人の女の子が、好きな男の子に告白をする
それは始まりであり、また終わりでもある……
「そこ!配膳甘いよ!なにやってんの!?」
「そうは言うがな大佐、もう材料も少ないんだ」
「まだ2時間以上残ってるのに~」
俺たちのクラスのコスプレ喫茶は大繁盛だ。
「忙しくって目が回る~あれれ世界がぐるり回ってるー?」
「わー!一人倒れた!!」
「ほっとけ!介抱するにも貴重な人手を費やすんだ」
「これ、一番テーブルへ!」
でも忙しく働いてるうちは、このあとに控えていることを忘れることが出来る
今はただ……この忙しさに身を委ねていたいんだ……
「そうは言うがな大佐、もう材料も少ないんだ」
「まだ2時間以上残ってるのに~」
俺たちのクラスのコスプレ喫茶は大繁盛だ。
「忙しくって目が回る~あれれ世界がぐるり回ってるー?」
「わー!一人倒れた!!」
「ほっとけ!介抱するにも貴重な人手を費やすんだ」
「これ、一番テーブルへ!」
でも忙しく働いてるうちは、このあとに控えていることを忘れることが出来る
今はただ……この忙しさに身を委ねていたいんだ……
90 名前: イラストレーター(長屋) :2007/04/15(日) 00:24:50.48 ID:SdjxbLrL0
夕方
「お……わったー!!」
「疲れたー!」
「あはは……膝が大爆笑してるよ……もう駄目……」
文化祭終了時刻。最後の客が帰った。
本当に疲れた。いったい何度運んで何枚写真を撮られたのだろう?
「ほらほら、後片付けするよ。んで後夜祭だからね。」
「んなこといわれて……も……」
「白……か」
「ふん、もう少し頑張るのもいいかもな」
「よし!やろうぜ」
あれ?急に男子が元気になった?
「あのー……美幸ちゃん……ぱんつ丸見えだよ?」
「え?」
今俺は床の上にすわりこんでいるわけで……つい男のときのように座ってしまったわけで
「美幸ちゃん。GJ!分かってきたわね」
「翠さん、親指立てないで下さい……」
「お……わったー!!」
「疲れたー!」
「あはは……膝が大爆笑してるよ……もう駄目……」
文化祭終了時刻。最後の客が帰った。
本当に疲れた。いったい何度運んで何枚写真を撮られたのだろう?
「ほらほら、後片付けするよ。んで後夜祭だからね。」
「んなこといわれて……も……」
「白……か」
「ふん、もう少し頑張るのもいいかもな」
「よし!やろうぜ」
あれ?急に男子が元気になった?
「あのー……美幸ちゃん……ぱんつ丸見えだよ?」
「え?」
今俺は床の上にすわりこんでいるわけで……つい男のときのように座ってしまったわけで
「美幸ちゃん。GJ!分かってきたわね」
「翠さん、親指立てないで下さい……」
91 名前: イラストレーター(長屋) :2007/04/15(日) 00:29:21.66 ID:SdjxbLrL0
後夜祭
「もーえろよもえろ-よ」
グラウンドの中央には大きなキャンプファイヤー
力強く赤く燃える火が綺麗だ
「綺麗だね~」
「まあ、燃えてるのはごみなんだけどね」
「……ぶち壊しだね」
「あーあ、これが終わったら受験一本かぁ」
「そして卒業だね……」
「月日がたつのは早いねぇ」
本当にそう思う。半年前、この世界に飛ばされて、わけが分からないまま自分の母親として生きることになって……色々戸惑ったし、困ったし、寂しかったり辛かったりしたけど……
それでも半年過ごしてこられたのは……楽しい仲間と、何よりあいつがいたから。今ではそう思う
そしてあいつは今日……
「もーえろよもえろ-よ」
グラウンドの中央には大きなキャンプファイヤー
力強く赤く燃える火が綺麗だ
「綺麗だね~」
「まあ、燃えてるのはごみなんだけどね」
「……ぶち壊しだね」
「あーあ、これが終わったら受験一本かぁ」
「そして卒業だね……」
「月日がたつのは早いねぇ」
本当にそう思う。半年前、この世界に飛ばされて、わけが分からないまま自分の母親として生きることになって……色々戸惑ったし、困ったし、寂しかったり辛かったりしたけど……
それでも半年過ごしてこられたのは……楽しい仲間と、何よりあいつがいたから。今ではそう思う
そしてあいつは今日……
「や、美幸ちゃん」
「あ、洋子……」
「どう?今の気持ちは?」
「あ、洋子……」
「どう?今の気持ちは?」
92 名前: イラストレーター(長屋) :2007/04/15(日) 00:32:40.06 ID:SdjxbLrL0
「成功して欲しい気持ちと……ちょっと悔しい気持ちが半々くらいかな」
嘘ではない。紛れも無い本音だ
悔しさは、気持ちを打ち明けられないってのが大半だが
「そっか……成功するのかな?」
「うん、きっと……きっと成功するよ。」
そう、成功するんだ。間違いなく……そうでなくてはならない
「ねぇ洋子……」
「何?」
「同性を好きになるのって……おかしい?」
「え!?いきなり何?そっちのケがあるの?私は無いよ。」
「ちがうよ。例えばの話。」
まぁ違うような違わないような……
「うーん……ちょっと引っかかるかもしれないけど、おかしくはないかな」
「おかしくはない……」
「たまたま好きになった相手が同性なら、それは仕方ないんじゃないかな」
「そう……仕方ない……か」
「で、私はそっちの趣味は無いからね。」
「大丈夫。そういうことじゃないから。」
「何か気になるわね」
……もし俺が仮に女の子を好きになってたら、それはそれでノーマルとは言えないかも知れないけどな
嘘ではない。紛れも無い本音だ
悔しさは、気持ちを打ち明けられないってのが大半だが
「そっか……成功するのかな?」
「うん、きっと……きっと成功するよ。」
そう、成功するんだ。間違いなく……そうでなくてはならない
「ねぇ洋子……」
「何?」
「同性を好きになるのって……おかしい?」
「え!?いきなり何?そっちのケがあるの?私は無いよ。」
「ちがうよ。例えばの話。」
まぁ違うような違わないような……
「うーん……ちょっと引っかかるかもしれないけど、おかしくはないかな」
「おかしくはない……」
「たまたま好きになった相手が同性なら、それは仕方ないんじゃないかな」
「そう……仕方ない……か」
「で、私はそっちの趣味は無いからね。」
「大丈夫。そういうことじゃないから。」
「何か気になるわね」
……もし俺が仮に女の子を好きになってたら、それはそれでノーマルとは言えないかも知れないけどな
93 名前: イラストレーター(長屋) :2007/04/15(日) 00:37:04.56 ID:SdjxbLrL0
「でもさ、夏紀が男の子と付き合うのって考えられないね。どんな感じなんだろ?」
「うーん……それは確かに」
「あまりデレデレするタイプじゃないし……いつもお弁当作ってきて『あーん』とかするかな?」
「あはは、そんな人今時いるの?」
「それなんてエロゲって話だよね。あ、電話」
洋子……エロゲするのかな?
「あ、夏紀……ちょ…なに泣いて……え!?」
夏紀ちゃんから!?泣いてるって……どういう
「……うん……うん……分かった、伝えとく……じゃあね」
「どうしたの!?何かあったの?」
「ダメだったって……」
ダメ!?あいつが断ったってことか?そんな馬鹿な!!
「で……さ。西村君が美幸ちゃんのこと呼んでるって……あ、美幸ちゃん!?」
話が終わるか終わらないかのうちに俺は走り出していた
「うーん……それは確かに」
「あまりデレデレするタイプじゃないし……いつもお弁当作ってきて『あーん』とかするかな?」
「あはは、そんな人今時いるの?」
「それなんてエロゲって話だよね。あ、電話」
洋子……エロゲするのかな?
「あ、夏紀……ちょ…なに泣いて……え!?」
夏紀ちゃんから!?泣いてるって……どういう
「……うん……うん……分かった、伝えとく……じゃあね」
「どうしたの!?何かあったの?」
「ダメだったって……」
ダメ!?あいつが断ったってことか?そんな馬鹿な!!
「で……さ。西村君が美幸ちゃんのこと呼んでるって……あ、美幸ちゃん!?」
話が終わるか終わらないかのうちに俺は走り出していた
「もしもし!?なにやってんだ馬鹿野郎!!今から行くから待ってろ!!」