ひょんなことから女の子
◆KjoXDJ3iYI 3-2
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hyon
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20 : ◆KjoXDJ3iYI :2006/12/16(土) 21:17:11.72 ID:1qCfKQVh0
友「信じられないが、そのフォームは俺に間違いないな……」
どうしても信じないので、キャッチボールをした。
ずいぶん久しぶりだったが、肘はなんともなかった。
多少力は落ちているが、フォームそのものは変わっていない。
まあ、サイドスローでまともに投げられる女なんてめったにいないしな。
友「とりあえずお茶。で、これからどうするんだ?」
家に上がるなり飲み物を要求してくる。さすが親友。まったく遠慮がない。
俺「カルピスしかねーや。というかその相談のために来てもらったんだが」
友「サンキュー。そうだな……とりあえず親父に……ってこれ原液じゃねーか!!」
妹「もう、そんなことばかりして!!はい、粗茶ですが……」
友「ありがとう。で……とりあえずうちに来い。妹ちゃんも一緒に」
どうしても信じないので、キャッチボールをした。
ずいぶん久しぶりだったが、肘はなんともなかった。
多少力は落ちているが、フォームそのものは変わっていない。
まあ、サイドスローでまともに投げられる女なんてめったにいないしな。
友「とりあえずお茶。で、これからどうするんだ?」
家に上がるなり飲み物を要求してくる。さすが親友。まったく遠慮がない。
俺「カルピスしかねーや。というかその相談のために来てもらったんだが」
友「サンキュー。そうだな……とりあえず親父に……ってこれ原液じゃねーか!!」
妹「もう、そんなことばかりして!!はい、粗茶ですが……」
友「ありがとう。で……とりあえずうちに来い。妹ちゃんも一緒に」
21 : ◆KjoXDJ3iYI :2006/12/16(土) 21:18:04.83 ID:1qCfKQVh0
実は友の親父さんは俺たちの学校の理事だったりする。
友「で、かくかくしかじかなわけで、来てもらったんだけど」
友父「うーむ。にわかには信じがたいが、嘘ではないようだ。で、ご両親には?」
俺「今は南極に行っていて連絡が取れません」
うちの親は冒険家である。夫婦そろって仲のいいことだ。
友父「ふむ。相変わらずお元気なようだな。」
妹「本当に……」
友父「で、俺くんの件だが、アメリカへ留学したことにしよう。で、俺君は、転校生の『女さん』として学校に通ってもらう。これでどうかね」
俺・友・妹「( ゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)ジェットストリームポカーン」
友父「どうした?不満かね?」
俺「いえ、そうじゃなくて……いくら理事とはいえ……そこまでしては……」
妹「兄のためにそこまでしていただくわけには……」
友「そんな嘘よく思いつくな……アメリカって……お前英語出来たっけ?」
友父「気にしなくていい。ほかでもない君たちの頼みだし、困っている美しい女性たちをほおっておくのは私の流儀に反する。というわけで、友!しっかり支えてやれ。」
妹「……やっぱり美しいんだ……」
友「で、かくかくしかじかなわけで、来てもらったんだけど」
友父「うーむ。にわかには信じがたいが、嘘ではないようだ。で、ご両親には?」
俺「今は南極に行っていて連絡が取れません」
うちの親は冒険家である。夫婦そろって仲のいいことだ。
友父「ふむ。相変わらずお元気なようだな。」
妹「本当に……」
友父「で、俺くんの件だが、アメリカへ留学したことにしよう。で、俺君は、転校生の『女さん』として学校に通ってもらう。これでどうかね」
俺・友・妹「( ゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)ジェットストリームポカーン」
友父「どうした?不満かね?」
俺「いえ、そうじゃなくて……いくら理事とはいえ……そこまでしては……」
妹「兄のためにそこまでしていただくわけには……」
友「そんな嘘よく思いつくな……アメリカって……お前英語出来たっけ?」
友父「気にしなくていい。ほかでもない君たちの頼みだし、困っている美しい女性たちをほおっておくのは私の流儀に反する。というわけで、友!しっかり支えてやれ。」
妹「……やっぱり美しいんだ……」
22 : ◆KjoXDJ3iYI :2006/12/16(土) 21:18:56.44 ID:1qCfKQVh0
翌日
担任「というわけで、俺君は留学してしまいました」
女1「えー!?いきなり?」
女2「ショック!結構狙ってたのに……」
男1「あの馬鹿野郎!一言言ってくれればよかったのに」
もしかして俺以外と人気あった?
担任「で、代わりといってはなんですが、転校生が来ました。じゃあ自己紹介どうぞ」
うーむ。見た顔ばかりだからやりづらい。ここは女らしく
俺「皆様、おはようございます。このたび転校して参りました女と申します。どうぞよろしくお願いします」
……やりすぎた。お嬢様キャラ決定か?皆様って……
男2「うわ……すげえ美人……」
女3「口調が上品。お金持ちかな?仲良くなったほうがいいのカナ?いいのカナ?」
友「……」
あの野郎、笑いをこらえてやがる。
担任「じゃあ、女さんの席は、空いた俺君の席ね」
つまり友の隣である。ちょうどいい、どうせなら追い討ちをかけてやる。
俺「始めまして。友さんというのですね。どうぞよろしくお願いします」
友「く……い……いえ……こちらこそ……」
顔を背ける。友、必死だな(笑)
担「じゃあ朝のHRはここまで」
友「ちょ……俺トイレ…… だはははwwwwwww皆様ってwwwww」
男3「おわっ!どうした友!?」
そうとう無理してたようだな。
?「ちょっとごめん、そこまで来てもらえる?」
……何だ?
担任「というわけで、俺君は留学してしまいました」
女1「えー!?いきなり?」
女2「ショック!結構狙ってたのに……」
男1「あの馬鹿野郎!一言言ってくれればよかったのに」
もしかして俺以外と人気あった?
担任「で、代わりといってはなんですが、転校生が来ました。じゃあ自己紹介どうぞ」
うーむ。見た顔ばかりだからやりづらい。ここは女らしく
俺「皆様、おはようございます。このたび転校して参りました女と申します。どうぞよろしくお願いします」
……やりすぎた。お嬢様キャラ決定か?皆様って……
男2「うわ……すげえ美人……」
女3「口調が上品。お金持ちかな?仲良くなったほうがいいのカナ?いいのカナ?」
友「……」
あの野郎、笑いをこらえてやがる。
担任「じゃあ、女さんの席は、空いた俺君の席ね」
つまり友の隣である。ちょうどいい、どうせなら追い討ちをかけてやる。
俺「始めまして。友さんというのですね。どうぞよろしくお願いします」
友「く……い……いえ……こちらこそ……」
顔を背ける。友、必死だな(笑)
担「じゃあ朝のHRはここまで」
友「ちょ……俺トイレ…… だはははwwwwwww皆様ってwwwww」
男3「おわっ!どうした友!?」
そうとう無理してたようだな。
?「ちょっとごめん、そこまで来てもらえる?」
……何だ?
24 : ◆KjoXDJ3iYI :2006/12/16(土) 21:22:58.58 ID:1qCfKQVh0
で、いま俺の目の前には変な三人組の女。通称「グロい三連星」が立っている。
あらためて近くで見ると名づけたやつを尊敬する。いいセンスだ
G1「ちょっとあんた、いきなり友君に色目使うってどういうこと?」
俺「は?」
正直意味分からん……
G2「あの人はね、顔も抜群だし、成績も優秀。そして野球部のキャプテンなわけ」
G3「つまり、この学校のスターなのよ。転校生のあんたがいきなり馴れ馴れしくできる存在じゃないの」
いや、少なくともお前らよりは長い付き合いなんですが。
G1「いい?今度へんなそぶりみせたら、私らが黙ってないからね」
そういい残して歩いていった。……なんじゃありゃ
友「おい、なに言われてたんだ?」
俺「転校生への洗礼。お前に軽々しく近づくなってさ」
友「うげ、まじかよ。キモッ。まあそんなことはどうでもいいや。お前、マネージャーやらね?」
俺「マネージャー?」
友「まあ、あと3ヶ月くらいだけどな。妹ちゃんも二人じゃ大変だって言ってたし……」
俺「うーん、どうせなら選手でやりたいが……こんなんなっちまったし、お前の頼みだし、妹のためだ。やるよ」
友「まじ?よし、じゃあ放課後部室前に来てくれ」
あらためて近くで見ると名づけたやつを尊敬する。いいセンスだ
G1「ちょっとあんた、いきなり友君に色目使うってどういうこと?」
俺「は?」
正直意味分からん……
G2「あの人はね、顔も抜群だし、成績も優秀。そして野球部のキャプテンなわけ」
G3「つまり、この学校のスターなのよ。転校生のあんたがいきなり馴れ馴れしくできる存在じゃないの」
いや、少なくともお前らよりは長い付き合いなんですが。
G1「いい?今度へんなそぶりみせたら、私らが黙ってないからね」
そういい残して歩いていった。……なんじゃありゃ
友「おい、なに言われてたんだ?」
俺「転校生への洗礼。お前に軽々しく近づくなってさ」
友「うげ、まじかよ。キモッ。まあそんなことはどうでもいいや。お前、マネージャーやらね?」
俺「マネージャー?」
友「まあ、あと3ヶ月くらいだけどな。妹ちゃんも二人じゃ大変だって言ってたし……」
俺「うーん、どうせなら選手でやりたいが……こんなんなっちまったし、お前の頼みだし、妹のためだ。やるよ」
友「まじ?よし、じゃあ放課後部室前に来てくれ」
25 : ◆KjoXDJ3iYI :2006/12/16(土) 21:27:34.73 ID:1qCfKQVh0
友「というわけで、新しいマネージャーの女さんだ。」
俺「よろしくお願いします」
部員1「うひゃー……すげえ美人だな」
部員2「ウチの部って、マネージャーだけなら甲子園レベルだな」
部員3「弾道があがった!」
部員4「いや、パワーないのに弾道があがると正直困る」
マネ「クラスも一緒だし、これから一緒にがんばろうね」
妹「……嘘でしょorz」
友「じゃあ、今日もがんばっていこう!」
俺「よろしくお願いします」
部員1「うひゃー……すげえ美人だな」
部員2「ウチの部って、マネージャーだけなら甲子園レベルだな」
部員3「弾道があがった!」
部員4「いや、パワーないのに弾道があがると正直困る」
マネ「クラスも一緒だし、これから一緒にがんばろうね」
妹「……嘘でしょorz」
友「じゃあ、今日もがんばっていこう!」
妹「ちょっと兄さん!なにやってるの!」
俺に仕事を教えるといった妹とバックネット裏にいる。話は聞こえないだろう
俺「マネージャー。いや、あいつに誘われたから。大丈夫。お前の恋路の邪魔はしねーから」
妹「……いまでも、将来的にはさらに邪魔になりそうですが……」
俺「ん?まてよ、あいつからしたら『姉妹丼ktkr』ってことなのか?」
妹「そんなわけないでしょーがー!!」
俺「じゃあ、これからよろしくお願いしますね。妹さん?」
妹「こき使ってやるから覚悟しとけ……」
俺に仕事を教えるといった妹とバックネット裏にいる。話は聞こえないだろう
俺「マネージャー。いや、あいつに誘われたから。大丈夫。お前の恋路の邪魔はしねーから」
妹「……いまでも、将来的にはさらに邪魔になりそうですが……」
俺「ん?まてよ、あいつからしたら『姉妹丼ktkr』ってことなのか?」
妹「そんなわけないでしょーがー!!」
俺「じゃあ、これからよろしくお願いしますね。妹さん?」
妹「こき使ってやるから覚悟しとけ……」