セリフネタ:逃げるんだよォ!!!

概要

最終部におけるメタナイトの回想シーンの一場面で発せられたセリフ。
たったひとりでローラント城に住み着いたDIOと対峙し、ザ・ワールドの規格外の力を前に勝てる見込みがないと感じたメタナイトに残されたたったひとつの策。それは逃げることだった。

……とここまで書けば『ジョジョの奇妙な冒険』第2部のパロシーンだとわかるが、問題はこのセリフを発したのが本家のジョセフ・ジョースターではなく普段はこんな口調で喋らないメタナイトであるという点。
BGMの『シャングリラの少年』も相まってシリアスな笑いを生み出している。

元ネタ

上述の通り『ジョジョの奇妙な冒険』第2部「戦闘潮流」のワンシーンが元ネタ。吸血鬼と化したストレイツォの再生能力に手を焼いていたジョセフとスモーキー・ブラウン。そんな状況で講じたジョセフのとっておきの策、それは逃げることだった。
ただジョセフの「逃げる」はあくまで仲間を逃がしたり追いかけてきた敵を罠にハメる、対抗策を練るための時間稼ぎといった「戦略的撤退」であり、のちに第3部で「戦略上逃げる事はあっても戦闘自体を放棄した事は無い」と断言している*1
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最終更新:2024年09月19日 21:51

*1 『ジョジョ』本編でジョセフが引用した孫子の『兵法三十六計』の最後の項目にも「走為上」(勝ち目がないのであれば逃げろ)と書かれている他、「三十六計逃げるに如かず」ということわざも存在する。