※紋章の大きさと縦横比が正式版ではありません。
アーベントベルク(Abendberg)大公国とは、箱国4周年とほぼ同時に建国された5つの国のうちのひとつであり、首都アーベントベルク市の南西部、シェーンブルク(Schönburg)城館及びアーベントベルク市のほぼ中央に位置するアーベントベルク城を拠点とするシェーンブルク家(アーベントベルク系アロトフ(Alotof)家)または近縁の高級貴族が代々治める、立憲君主制(今の所宣言はしていない)の国家である。
また、地理的に言うとディルタニア大陸の南西部にあるレクロス半島のまた南西、冥海千里の果て、また南極のすぐ北、ネルヴィルに面しているラックス(Lachs)地方に位置する。ディルタ二アとはいっても最南部なので南半球であり、また南極からそう遠くないが海流の影響で気候は極端に暑くも寒くもなく穏やかである。
またアーベントベルクは、西をレクロス海、南をマリー海、東をネルヴィル洋に囲まれている。
地理的にはディルタニアに属するが、文化的にはネルヴィル系であるので、最近ディルタニアではなくネルヴィルに属することと定められた。しかし文化的な条件より地理的な条件を優先すべきという勢力もいまだ根強く、いつひっくり返るかわからない状況である。
国名 | アーベントベルク大公国 |
準国名(旧国名) | レクロス連邦 |
国旗(旧シェーンブルク家旗) | ![]() |
国章(シェーンブルク家紋章) | ![]() |
副国旗(旧国旗) | ![]() |
海軍旗(旧シェーンブルク家海軍旗) | ![]() |
国の標語 | 「大地で働く者こそ神の選民である」・「自由」・「愛と平和、次のための提案」 |
国歌 | アーベントベルクよ永遠なれ・大公賛美歌・レクロス海の入道雲(通常の賛美歌のいくらかも国歌と同様に演奏される) |
国花 | バラ |
国樹 | オーク |
国鳥 | 白フクロウ |
国獣 | 猫・ユニコーン・グリフォン |
国星 | 昴(すばる) |
国技 | 馬術・フェンシング |
公用語 | ラックス語 |
準公用語 | レクロス語 |
国教 | 福音マリーシュタット正教(別名:麗国国教会・レクロス正教,メトラ教から派生したラックス教の一派) |
国家元首 | フランツ12世(本名アマデウス=ヨーゼフ1世) |
首都 | アーベントベルク(宮廷はシェーンブルク) |
主要都市(政令指定都市) | レクロスシティー・メーアキルヒェ・ゲトン・フレア・マリーシュタット |
地区 | 大公領・アーベントベルク特別市・サン=レクロス地区・イタック地区・ロベタ地区・フレア地区 |
面積 | 77000km2(V.C.16年6月現在) |
総人口 | 2075万人(V.C.16年6月現在) |
公式略称 | レクロス・麗・麗国 |
英語国名 | Grand Duchy of Abendberg |
独語国名 | Grossherzogtum Abendberg |
主要民族 | ラックス人・レクロス人 |
通貨 | ロトス(Lotos:LT)・Phel |
ユーザー | Franz12 |
アーベントベルク大公国は、大公領・アーベントベルク特別市・サン=レクロス(Sun-Recross)地区・イタック(Itack)地区・ロベタ(Lovetah)地区・フレア(Frea)地区に分かれていて、それぞれの首都(大公領・アーベントベルク特別市は除く)はレクロスシティー(Recross-city)(アーベントベルク最大の都市)・メーアキルヒェ(Meerkirche)(福音シュタット正教の聖地のひとつ)・ゲトン(Geton)(工業がもっとも発達している)・フレア(Frea)(数多くの遺跡が存在する)である。また、各地区はそれぞれ大公・アーベントベルク宮廷伯・サン=レクロス辺境伯・イタック辺境伯・ロベタ辺境伯・フレア辺境伯が代表、または統治する(または象徴する)。
またアーベントベルクでは、大公が叙位権を持つことが憲法によって許可されている。
代表的な貴族には、サックス家、メックス家、アーヘンバッハ家などがいるが、国外には「レギンレイブ公」という地位が存在する。ちなみに、レギンレイブ公はレギンレイブ公王を兼ね、レギンレイブを統治する。
起源
アーベントベルク島および近隣の小島にはレクロス人が住んでいたが、約500年前に現在の福音マリーシュタット正教を信仰するラックス人が南極大陸周辺諸島より移住したと思われる。
シェーンブルク家の統治
アーベントベルクは320年前にシェーンブルク家が再統一した。シェーンブルク家はアーベントベルクのみでなく、レギンレイブやリルタニア(リルバーン皇室はシェーンブルク家と親戚である。)なども統治していた。
また、トラニストア、リルタニアなどととも古来から友好関係にあり、トラニストアとはレギンレイブ等の植民地を共同支配していた。
(リルバーン帝国の頁、歴史の項参照)
アーベントベルク大公一覧
フランツ1世(シェーンブルク家)
レオポルド1世(シェーンブルク家)
フランツ2世(シェーンブルク家)
アーデルベルト1世(シェーンブルク家)
アーデルベルト2世(サックス家)
フランツ3世(シェーンブルク家)
レオポルド2世(サックス家)
フランツ4世(メックス家)
フランツ5世(シェーンブルク家)
フランツ6世(メックス家)
レオポルド3世(シェーンブルク家)
フランツ7世(シェーンブルク家)
アーデルベルト4世(シェーンブルク家)
レオポルド4世(シェーンブルク家)
フランツ8世(シェーンブルク家)
フランツ9世(サックス家)
フランツ10世(アーヘンバッハ家)
ヨハネス1世(アーヘンバッハ家)
フランツ11世(本名ヨーゼフ1世、シェーンブルク家)
レオポルド5世(本名ヨーゼフ2世、シェーンブルク家)
フランツ12世(本名アマデウス=ヨーゼフ1世、シェーンブルク家)
アーベントベルク大公国の国旗ははるか昔、シェーンブルク家がアーベントベルクを領地として間もないころにできたもので、正確な意味・由来は分からないが、青はレクロス海とシェーンブルク湾、白は国の象徴のひとつ、アーベント山に積もる雪と入道雲、また純粋さや清潔さを表すといわれている。
紋章にはシェーンブルク家の富と繁栄を象徴する王冠と、シェーンブルク要塞の3つの丘と3つの塔が描かれている楯を平和の象徴、月桂樹と昔から宗教的に崇められてきたオークの葉で囲んでいる。一番下のリボンに書かれている文字は、レクロス語で「自由(LIBERTAS)」。
また、副国旗や海軍旗に描かれている6つの星は、国星「昴(すばる)」である。
アーベントベルクよ永遠なれ
1.泰然たり アーベント山
望むは すがしき シェーンブルク湾
たぎりし 熱き血潮 ここに集い
雄々しくも 貫かん レクロスの志
あゝ 永遠なり レクロス連邦
2.誠実なり 澄みし心よ
仰ぐは やさしき レクロスの空
契りは 永久に固き 友情の輪
謹みて 尊ばん 主の教え
あゝ 清栄なり アーベントベルク
3.はるかなり 偲びし古塔
誇るは 気高き シェーンブルク城
輝く われらの未来 築くため
勤しみて みがきあげん レクロスの叡知
あゝ 限りなき シェーンブルク
以下賛美歌
戦い進め
1.戦い進め つわものよ
十字架負い 進み行け
主は導く 敵に向かい
み旗に従い 進めよや
(折り返し)
戦い進め つわものよ
十字架負い 進み行け
2.悪魔の長は つわものの
かちどき聞いて 逃げて行く
賛美の歌に 黄泉の国
震い動けば なおたたえん
3.神の教会 堂々と
後を継ぎて 進み行く
われらは皆 ひとつなり
望みに教えに 愛にても
4.幸ある群れに 声合わせ
かちどきあげ うたい行かん
誉れと栄え 主に捧げ
人もみ使いも うたい行かん
正義守れと主に祈る
1.正義守れと 主に祈る
戦いのとき,も 守れや
天は熱意を知り 報いは地にあり
主は義を 成らせよ
2.正義守れと また祈る
辛くもひるまず 進めよ
昔の偉人は倒るも栄えあり
主は義を 成らせよ
3.正義守りて 耐え忍ばん
恐れも危険も 世になし
天に苦痛はなく 成功あるのみ
主は義を 成らせよ
猫のような耳があるという噂や、神の子という噂、実は女性であるという噂などがある。ちなみに漢字で書くと“若武瑚”である。
宮廷 | |
大公 | フランツ12世(本名アマデウス=ヨーゼフ1世、シェーンブルク家) |
大公補佐 | エリザベート=サックス2世 |
副大公補佐 | ロレーヌ=クレティエ |
副大公補佐 | エルトベーレ=クライン3世 |
宮廷相(摂政) | ジークベルト=バッハ(アーベントベルク宮廷伯) |
宗教相 | ミハエル=シュヴァルツコップ |
アーベントベルク委員会(内閣) | |
委員長(首相) | ウォルフガング=シュミット |
内務相 | アマデウス=ガウス |
外務相 | ルートヴィヒ=デューラー |
教育科学文化相 | マックス=サピア |
防衛相 | フードリヒ=シュトラウス |
保健労働相 | ラルフ=シューマン |
財務相 | カール=ドール |
法務相 | パウル=ゾルゲ |
国土交通相 | ウィリー=フンボルト |
環境相 | ヨハネス=ホルツ |
農林水産相 | テオドール=メンデルスゾーン |
経済産業相 | ローター=ホフマン |
上院 | |
議長 | アレクサンドル=グレフェンベルク |
政党:王権派連合 | 23議席 |
無所属 | 61議席 |
下院 | |
議長 | ヨハネス=グラス |
政党:保守党 | 61議席 |
法剣党 | 58議席 |
国家社会主義大レクロス労働者党 | 30議席 |
レクロス共和軍 | 21議席 |
レクロス共産党 | 20議席 |
無所属 | 10議席 |
アーベントベルク大公国政府は、いったん永世中立を宣言したが、アルベニックなどに時期が早すぎると指摘されたため、永世中立は最終的目標とし、ひとまず戦争の永久放棄を宣言した。
アーベントベルク人は基本的に温和で、ゲトンなどを除けば犯罪はほとんど起きていない。ちなみにゲトンやジャスパニア島などではごく稀に、家の鍵を閉めないと泥棒が入ることもあるらしい。平均年間凶悪犯罪発生数2、交通事故101。警察官でも訓練以外ではサイレンの音を聞いたことがないという者も少なくない。
また、国際的にはかなり社交的ということで有名だが、個人で見るとそうでない人も多い。
・レギンレイブ公国
・トラニストア連合王国
・リルバーン帝国(シェーンブルク家とリルバーン皇室は親戚である。)
・エステルプラッテ共和国
・ベルカ公国
・アルベニック共和国
・アヴェンシス共和国
・安武皇国
・シェイフィナリア列島宗教評議自治共同体
・トルキア共和国
・ヤードゴニエ社会主義共和国連邦
アーベントベルクでは、「アーベントベルク国軍」という組織の中に陸上部隊、航空部隊、海上部隊などが存在し、他国のように厳格に陸軍、海軍などと分かれてはいない。
陸上部隊
陸上部隊は、現在実質的な戦力を保持せず、おもに警察とともに政府本館の護衛、警備に当たっている。
海上部隊
海上部隊は、現在十分な戦力を保持せず、主に儀杖兵として警察儀杖部隊とともに宮廷の護衛、警備に当たっている。
航空部隊
半分形式的で、現在はミサイル基地の整備と政府専用機の運営に当たっている。
・Spiegel(シュピーゲル)グループ
世界を股にかける、アーベントベルク最大の企業グループ。
もともとただの報道機関だったが、いつしかIT、家電、自動車から高級鞄、歯ブラシ、靴にいたるまで製作する大企業に。職人の手作り品なども多く、品質も非常に高い。またデザイン性がかなりよいと海外でも評判で、絶大な人気を誇っている。しかし、少々高く、庶民はそんなにホイホイと買うことができない。公室御用達。主に貴族向けのラインナップだが、人気だけは庶民にも高い。また、なぜかクリスマスイブに新しいSpiegelの歯ブラシを使うという習慣がある。
・シェーンブルク国立歌劇場(シェーンブルク・フィルハーモニー宮廷管弦楽団(シェーン・フィル)本拠地) ・シェーンブルク宮廷美術館 ・イタック現代美術館
このポスターは、ジャスパニア地方をアーベントベルク領として本国に併合するとき発行されたものである。
なお、“Grossherzogtum Abendberg”と書かれているべきところが“Grand Duchy Abendberg”と書き間違えられているのは、外国人にありがちな間違いである。
レクロス猫(Oct/3/2005生、血統書あり)