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魔女狩りの王(イノケンティウス) - (2016/07/04 (月) 14:48:26) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
魔術

【元ネタ】
魔女狩りと異端審問を活発化させたことで知られるローマ教皇、「インノケンティウス8世」と思われる。
Wikipedia - インノケンティウス8世

【初出】
一巻

【解説】
魔術師ステイル=マグヌスが使用する魔術のひとつ。その意味は『必ず殺す』。

形状は炎の巨人を象る重油の人型で、
真紅に燃え盛る炎の中に、重油のような黒くドロドロした人間のカタチをしたモノが芯になっている。
この炎の塊自体を攻撃しても意味は無く、周囲に刻んであるルーンの刻印を消さない限り何度でも蘇る。
万全の状態であれば『幻想殺し』の消去能力を上回る再生能力を有し、
上条当麻の右手を押し切るギリギリまで追い込んだこともある。
教皇級の魔術であり、3000℃の炎の塊が突撃するその威力は凄まじいの一言。
強力さに相応の、結構な規模の下準備と大量の魔力が必要であるのが欠点といえば欠点。
また、元々インデックスを守る為に得た拠点防衛向きの魔術であるため、追撃戦は不得手。

インデックスを回収しに向かった学生寮にて、
敵対した上条に炎の魔術を防がれたステイルが召喚し、戦闘を行った。
一度は上条を撤退させ、右手でルーンを全て消滅させることは不可能と高を括っていたが、
上条の機転によって起動したスプリンクラーの水でルーンを印刷したコピー用紙を無力化されて弱体化。
切り札を無力化されて動揺した隙を突かれて敗北を喫した。
なお、上条戦での敗北以降、水分による無力化を防ぐため、ステイルのルーンカードはラミネート加工されることとなった。

法の書』事件の最終決戦の地となったオルソラ教会では、
身の回りのあらゆる要素を魔術に応用する天草式の魔術師達の協力により、
結界の礎となるルーンの配置自体を魔法陣化してパワーアップ。
ハイパーイノケンティウスとでも呼ぶべき代物となり、アニェーゼ部隊を完全に押さえ込んだ。
ただ、天草式の見立て無しには成立しない術式なので、現段階ではステイル単独での行使は不可能。

第三次世界大戦中に発生したフィアンマによるインデックスの暴走時には、
自動書記発動中のインデックスに対抗すべく、霊装(未編集)の力を借り三体同時の召喚を敢行。
上条がフィアンマに勝利しインデックスを解放するまで持ちこたえて見せた。

世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ(MTWOTFFTOIIGOIIOF)
それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり(IIBOLAIIAOE)
それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり(IIMHAIIBOD)
その名は炎、その役は剣(IINFIIMS)
顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ(ICRMMBGP)