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ヒューズ=カザキリ - (2010/01/04 (月) 01:12:27) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
名称

【初出】
単語としては十二巻、存在が出現したのは十三巻

【解説】
虚数学区・五行機関が部分的に展開し、風斬氷華をベースに追加モジュールを上書きしたことで発現した『人工天使』。
ウィルスを打ち込んだ打ち止めの上位命令によって妹達を操り、
学園都市内のAIM拡散力場の方向性を誘導することで虚数学区を展開、彼女を変貌させた。
外見上は、通常状態に加えて頭上には外周部に鉛筆のような棒の生えた天使の輪、
その背からは鋭い翼が10mから100m規模のものまで数十生えている。
内面では、次々と注意点を飛ばすことで強迫神経症じみた方法で彼女を精神的に誘導し、操っていた。
19巻にてエイワスのいわば製造ラインであったことが明らかとなった。
AIM拡散力場を『高い濃度の食塩水』とするとエイワスは『結晶』である。
結晶を作成する際には食塩水の中に不純物や棒のような結晶化用の「核」を加えるが、
エイワスという『望む形での結晶』を作成するために調整された特殊な「核」こそがヒューズ=カザキリ……ということらしい。

攻撃手段として、翼の間をほとばしる雷光のような力を操る。
あくまでも『雷光のような力』であり、専門家である美琴の目から見ても『本物の雷』ではないらしい。
その力は凄まじく、地平線近い距離を軽々と砲撃し、相当な数かつ力の魔術師たちを同じく軽々と地殻ごと吹き飛ばした。
また、不完全ながらも虚数学区の顕現した姿でもあるため存在そのものが『界』全体に術的圧迫を加えており、
魔術師は存在できなくなる、とはいかないまでも魔力の循環不全を引き起こす。
術者にダメージを与え、威力を削減するぐらいの効力はあるようだ。

【コメント】
◆テレズマの代わりにAIMを使った天使。材料は超能力由来であるものの、構築原理は魔術由来であるらしい。魔術と科学の合作といったところか。
◆アヘ顔で学園都市を徘徊した唯一の人物