【種別】
人名
【元ネタ】
ショチトル(ラテン文字転写例:Xóchitl)はアステカ文明の言葉で「花」を意味する。
アステカ暦法の一つで、祭事歴である260日暦(トナルポワリ、Tonalpohualli)においては、
この言葉に数字の20が割り当てられている。
【初出】
十五巻
【CV】
大和田 仁美
【解説】
アステカ系魔術結社『
翼ある者の帰還』に所属する魔術師で、
暗部組織『
メンバー』の一員。
黒髪で浅黒い肌の、彫の深い顔立ちをした少女。
エツァリとは結社内で師弟関係にあり、彼のことを「お兄ちゃん」と呼んだことからおそらく彼より年下。
『死体職人』の異名を持ち、
結社内では死体から残留情報を入手して、その人物の遺言が正しいかどうかを確認したり、
葬儀の方法をまとめたりといった、死者のアフターケアを行っていた。
世界各地の死者に関する魔術を学んでいたが、それはあくまでも平和利用のためであり、
汚れ仕事とは無縁のポジションに就いていたらしい。
相手を自身の武装を用いて自殺させる術式と
マクアフティルを振るって戦闘を行う。
また正体を現す前は日本人に変装していたことから、成りすましなどのアステカ魔術も使えると思われる。
『
メンバー』としての初任務は9月19日(
大覇星祭初日)の学園都市。
この日、佐天との思わぬ再会に動揺する。
ちなみにその回(超電磁砲四十三話)の扉絵の背景に彼女らしきシルエットが映っている。
そして10月9日、
第一〇学区の少年院で『
グループ』……というより
エツァリ個人の前に立ちふさがる。
自殺術式の正体は、
「自分の肉を乾燥させて粉末状にしたものを周囲に散布し、それが付着したものを自在に操る」というものだが、
『原典』である
魔道書、
暦石を皮膚の内側に記すことで力量を補ったため、
その肉体は
エツァリとの戦闘中に限界を超え崩壊を始めてしまう。
しかし暦石の存在に気づいた
エツァリが自分の体に原典を移し、彼女を生かす方向に原典を騙したため、
肉体の三分の二ほどを失いながらもなんとか一命をとりとめている。
助かった後は病院で入院生活を送っているようで、
エツァリはちょくちょく見舞いに訪れている。
ちなみに化学繊維の衣服は好まないらしく、見舞いの品としてアステカの民族衣装を渡されていた。
余談だがスリーサイズは84・58・81だとか。
最終更新:2018年10月27日 17:45