【初出】
新約二十二巻
【解説】
コロンゾンが使用する
ホルスの時代の術式。
自身の髪で宙に文字を綴り、それに応じた天使の虚像...「化身」を髪に投影する。
端的に言うと、髪を天使型に束ね、その天使が象徴する力を振るう魔術。
髪を槍のように束ねて相手を突き刺す、束ねた髪で相手や物を投げる、非常に重たい物を持ち上げる、髪を何重にも束ねて巨大な花のつぼみのようなクッションを作り衝撃を殺すなど、様々な利用が可能。
また、この髪は視覚と聴覚も兼ねているようで、コロンゾンがその場にいなくとも、そこにいる相手の姿を認識したりそのまま会話をすることもできる。
コロンゾンは
最大主教に就いた長い年月の間で膨大な力を髪に蓄えており、
髪を地中から伸ばした余波だけで
巨大船舶を宙に浮かせるほどの威力を持つ。
蓄えた力を
地脈・龍脈に流すことで、地中から髪を延ばし広範囲に渡って攻撃することも可能。
作中では実行していないが、地脈の性質上惑星全域を覆うことも出来る可能性がある。
なお、コロンゾンの肉体は
幻想殺しでは消せないが、こちらは魔術なので問題なく幻想殺しで解除出来る。
投影した天使は以下。
LIL...1番目のアエティール
ARN...2番目のアエティール
DEO...7番目のアエティール
ZID...8番目のアエティール
ZIP...9番目のアエティール
ZIM...13番目のアエティール
OXO...15番目のアエティール
KHR...20番目のアエティール
ASP...21番目のアエティール
VTI...25番目のアエティール
DES...26番目のアエティール
ちなみにアエティールは全部で30存在し、『10なるZAX(ザクス)』に対応するのがコロンゾンである。
【詠唱】
「アエティール・アバター。○○なる××」
最終更新：2025年06月12日 20:29
