【種別】
人名
【初出】
創約三巻
【解説】
学園都市暗部の研究者で、『
木原一族』の一人。
古い探検家のような服装をし、頭の横にwebカメラを装着している優男風の青年。
半袖短パンのサファリジャケットやラッシュガードを着用している。
専門分野は「怪奇現象」で、世界中の心霊スポットとされる場所を巡って怪奇現象の発生原因を科学的に突き止める研究をしている。
またその応用として「人工的な幽霊を作る」というプロジェクトにも取り組んでおり、その成果が
フリルサンド#Gである。
木原端数曰く、『木原』の中でも(悪い意味で)有名な人物。
複数の大型トレーラーから成る「小さな村」を運営し、そこで
リサコ・
ソダテなど50人以上の「
置き去り」の子供達の面倒を見ている。
この子供達にはモーションセンサーを装着させ、フリルサンド#Gの存在を確立させるために利用している。
その正体は、「置き去り」を暗部から救うために『木原』を装った一般人の研究者。
『木原』を名乗ったのはそのネームバリューを利用して「暗部」に潜入しやすくするためであり、
保護した子供達はフリルサンド#Gの存在を確立させるために利用してはいるが、
『木原』のように非道な実験で犠牲を出すような事は一切していなかった。
しかしその一方で、木原の血族ではないにもかかわらず研究者として超科学を駆使し、
「人工幽霊」という人外を創り出しているのも事実である。
「『木原』はそもそも血族に縛られる概念ではない」ということを、奇しくも彼自身がこれ以上なく証明していると言えるかもしれない。
カキキエ隧道では端数によって最大戦力のフリルサンド#Gを無力化され、彼から一緒に脱出する事を提案されるが、
条件として彼が保護している「置き去り」を実験材料として端数に提供することを要求されたため、決裂。
端数に発砲するが、
レディバードに銃弾を跳ね返されて上半身に被弾し致命傷を負う。
最期の瞬間まで子供達の心配を続け、浜面に彼らを託して息を引き取った。
【口調】
一人称は「私」。丁寧語で話す。
最終更新:2022年04月06日 13:29