【種別】
人名
【初出】
十一巻
【CV】
茅野 愛衣
【解説】
天草式十字凄教メンバーの1人。
苗字なのか名前なのかは不明。
ショートヘアーで、二重まぶたが印象的な女の子。
建宮斎字曰く、『隠れ巨乳』。
サイズは少なくとも、
御坂美琴がチラ見しただけで敗北を認める程のものを持っている模様。
初登場は十一巻。
イタリア旅行に訪れ、
オルソラ宅に偶然やってきた
上条当麻に対し、
何かにつけておしぼりを渡す「おしぼり作戦」で果敢にアプローチ?を敢行していた。
オルソラ救出戦の際、単身で200人を越えるシスターに向かって行った際にどうやら
フラグを立てていたらしいが……。
性格は控えめで奥手。
なので当初は上条に対するアタックもおしぼり作戦程度の控えめなものだった。
が、十六巻にて
神裂火織が
堕天使エロメイドを着用の上、
上条の病室に突撃した一件以来対抗心が出てきたようで、
大精霊チラメイドの購入・着用をも検討するようになってきた。
二十巻にて上条の身に迫る女性の影を遠地にて敏感に感じ取り、奇声をあげたりもしている。
魔術師としての仕事が無いフリー時には下宿先の一階店舗で弁当の売り子をしている。
その料理の腕も相俟って評判は中々好評の模様。
天草式の皆さんは、殆どがこうやって市井に紛れながら兼業しているらしい。
恋する乙女であるがゆえに、上条の関わる事例では度々精神状態の乱れが目立つ。
彼が英国にやってくるとなれば、いそいそと身支度を始め、結局予定の旅客機に乗ってないと分かればお酒を片手に泥酔状態となり、天草式男性陣相手にクダを巻いたり、ちゃぶ台を引っくり返したりする。
上条当麻が学園都市に帰って来たと言う連絡が入れば、
テンパりすぎて仕事の作業効率が半分以下にまで落ち込んだりもする。
そういう場合、暴走した乙女を止める役目を担うのは決まって建宮の仕事であり、
大抵において建宮が酷い目に遭ってオチが付く傾向にある。
『超電磁砲』では十四巻に一瞬だけ登場。
風斬、
吹寄と共に「母性の象徴」として
美琴の脳内に出てきた。
【能力・スキル】
メインの使用武器は
海軍用船上槍だが、
『
七教七刃』のような天草式の特有の
鋼糸を用いた戦闘技術なども習得しており、肉弾戦、魔術戦含めた戦闘力は高い。
学園都市で発生したアックア戦では「槍を持つ者」として『
聖人崩し』の要となり、果敢に立ち回った。
ちなみに自動車、大型自動二輪、小型船舶やヘリコプターの操縦が可能。
操縦可能な物全ての免許を取得しているとした場合、18歳以上である可能性が濃厚。
だが飲酒の際の注釈ではまだ未成年の模様。
未成年の定義は満20歳であるため、免許の件を考えると18~20歳と類推出来る。
しかしながら「歳は上条と同い年くらい」との表現もあり、
実際の歳を誤魔化して習得したものという可能性もある。
もっとも、偽装に長けた天草式が名乗ってる名前や経歴が事実とは限らないのだが。
和食の料理の腕はエリートメイド見習いの
土御門舞夏を唸らせ、本気にさせてしまう程のレベルである。
そんな彼女も上条の「勉強の事を考えると頭が痛くなる」という発言に同意しており、色々頑張っているようである。
【余談】
ゲームでは十六巻の
アックア戦が再現されているほか、
神裂と共に
学園都市の貨幣について調査したり、美琴と協力して上条と戦ったりする。
また、五和を使うことにより手に入る理想完遂(≒特殊スキル)は『奥手』である。
使用する技は死力解放(=必殺技)の『七教七刃』を除きゲームオリジナルとなっており、
技のモーション中に4属性(火・水・土・大気)の記号を織り込んで追加効果を付加するという天草式らしい技構成となっている。
衣装は十四巻ver(ブラウス一枚)と十六巻ver(エプロン姿)の2種があるのだが、
その影響でストーリーモードでは学園都市内をブラウス一枚で行動している。
【口調】
一人称は「私」。特別な口調はないが、敵味方関係なく敬語で会話する。
上条のことは「上条さん」と呼ぶ。
最終更新:2025年09月29日 23:07