【種別】
人名


【初出】
十二巻

【CV】
本名 陽子

【解説】
殲滅白書のまとめ役。
ロシア成教のシスターで、赤色の修道服を着用している。
名前はロシア民話のヒロインから引っ張って来ており、偽名の可能性が高い。

年齢は二〇代の後半ギリギリらしいが、正確な年齢は誰も知らない。その白い肌には若干の衰えが見え始めており、紫外線や肌の染みを極端に気にしていたりする。

『あらざる者』との戦いは夜間が基本なので、徹夜による肌への悪影響を気にして一人で帰宅しようとする悪癖が浮上してきたため、サーシャが投げ縄をワシリーサの胴体に引っ掛けて『標的の群れ』のど真ん中へ放り込む事も多いそうだ。

ちなみに二十二巻にてニコライ=トルストイ
「貴様があの魔女の庇護下にあるワシリーサ本人なら、『死の水』を回避するのは不可能なはずだ!!」
と言っていることから、民話のワシリーサと同一人物の可能性もあるが、上記の指摘に対してワシリーサは否定も肯定も返していない。

サーシャ=クロイツェフの上司で、サーシャの服装はこの人が独断で決めたらしい。
可愛い物を可愛がることが好きなようで、ロシア成教よりサーシャを選んだのもその辺が理由の模様。
現在はサーシャ一筋らしいが、総大主教を救出した際はその可憐さにやられてしまっていた。

【能力】
『殲滅白書』最強を自負しており、その実力は本物。

戦闘においては、自身が冠する『うるわしのワシリーサ』という代表的なロシア民話を元にした魔術を扱う。
強力な一本足の家の人喰い婆さんの圧倒的な力をもって、敵を真正面から粉砕する。

さらに、魔女が管理している永遠の寿命を与えるといわれる「命の水」の力によって、
サーシャの対人拷問用の魔術効果を持つ金槌やノコギリで殴られても傷一つつかない防御力と、半身を失っても瞬く間に再生する驚異的な再生能力を持ち合わせている。
しかし、ワシリーサ曰く「不老不死なんて大仰なものではない」らしい。

【作中での行動】
とある用事で学園都市と島国のオカルト事情を調べていた。
その関係で自作した超機動少女カナミンの衣装をサーシャに着せようとするも、脱兎の如く逃げられる。

神の右席の影響力が強くなったロシア成教がサーシャの身柄確保に動くいた際には、
あっさりロシア成教を離脱し身体を張ってサーシャを逃がす。
そのとき渡した逃亡用具一式をつめた鞄に、着替えとして以前自作したカナミンのドレススーツを入れておく等、どんな状況下でもおちゃらけは忘れない模様。

その後は戦闘を繰り広げていたようで、気楽な調子でローマ教皇と魔術的な通信をしながら、殲滅白書の造反組をぶちのめす。

そしてニコライの下に辿り着くと、死の水を無力化して真正面から蹴散らし総大主教を救出。
ローマ教皇らと連絡を取り合いながら、ベツレヘムの星解体のため力を尽くした。

【口調】
「ねー」「もー」など語尾を伸ばしたおちゃらけた口調。人の感情を逆なでするような言い回しとセクハラを多用。
「そうよね、日頃からそんなヘビーな拘束服を装着しているサーシャちゃんは
快楽ナシの子作りなんて耐えられないよねー?」

最終更新:2025年09月15日 17:26