とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 9-192

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匿名ユーザー

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プロローグ

とある朝いつもより早く目が冴えてしまった。というより、あまり眠れていないと言ったほうが近いのだろう。
 「あァ、こんなンでいいのかァ…」
 学園都市第一位『一方通行』は考える。
 自分が光を求め手にした今の生活しかし…
 今まで研究とはいえ散々な殺しを続けてきた自分が
 今更光を求めるなど…
 「本当に今が求めていた最高なンで「おっはよーうってミサカはミサフゲェェ」
 「うるせェーンだよ。部屋入る時は、ノックしろって言ってンだろうがァ」
 「ふぉめんなふぁいっふぇミふぁふぁふぁミふぁふぁふぁあやふぁってふぃふ」
 「なンなンですか?飯なンですか?ごはンなァーンですか?」
 「せいかーい!!ってミサカはミサカはテンション高めで言ってみたり!!ところで毎度毎度ノックするのはメンドーイって
  ミサカはミサカは抗議してみる。」
 「あン…それはだn「あぁそっか!男の子だもんね!朝はつらい時もあ、る、よね、って鬼の形相の、アナタを、みつ、めてみ、る…」
 「どォーこォーでェーそんな事をならったんですかァ?打ち止めちャァーン」
 「えと…テレビかな?ってミサカはミサカは逃げに転じて猛ダッシュ!!」
 「チッ、後でお仕置きだn!!」
 不意に口を閉じる。
 こんな悪党が日常でこんなにもナマ温くなってしまったのかと…
 「ハァ…コーヒー飲むかァ…」
 一方通行は思う。あの時にもし考え方を変えていられたらと。
 一方通行は嘆く。なぜあんなことをしたのかと。
 一方通行は考える。なにかあの時に戻れる。そんな方法はないのかと。

パート2

 「あるんだよ」
 「あァ?」 
 「だからあるんだよ」
 白い修道女『禁書目録』ことインデックスは言う。
         ・
         ・
         ・
 最近、一方通行はライバルであった『幻想殺し』を持つレベル0上条当麻と
 親しい(?)友好関係を築いていた。もちろん妹達の事も許していた。
 今は、互いの居候について話し合ったりしている。まるで公園で話し合う母親たちのようだ。
 しかし、今上条はいない。先程、学園都市第三位『超電磁砲』の御坂美琴に
 「勝負よ!!今日こそ勝つからね!!覚悟しなさい!!」ビリビリ
 「ゲッ、ビリビリ!えぇ…もう知りません…なんだかもう日常的になって不幸とも思えなくなってきましたよ」
 「じゃーいーじゃないの!勝負よ!勝負!!」
 「そもそもなんで上条さんにばっかつきまとうんだよ!!いくら上条さんが生死の堺をさまよったってラブコメに繋がらないの!
  あ~泣けてきた…不幸だ…」
 「・・・・る・もし・・ない・・いじゃ・・いの」
 「なに?聞こえねぇよビリビリ?」
 「繋がるかもしれないじゃないのってぇいってんのぉぉぉ!!」
 「バカ!!超電磁砲乱発すんなぁぁぁ!!」
 「少しは、あたりなさいよぉぉ!」
 「あァーー平和ァですねェー平和ァ」
 「おぃぃぃ!!一方通行!!これを見て平和だっていうならお前の眼は節穴だぁぁぁ」
 「三下ァ、俺が超電磁砲に加勢しないだけありたがく思いやがれェ」
 「ふぅぅこぉぉうぅぅだぁぁぁぁぁぁ~~~~」 
 と言い人混みの中へ(というより人込みをかき分けて)進んでいった。
 今は、打ち止めもいない。
 お昼寝を寮でしている。決して口ぐせが面倒だから登場させないわけではない。
 従って今は、一方通行と白いシスターしかいない。
 「空気なんだよ」
 「おわァ!いたのかァ、まっシスター…」
 「むぅー、その名前にはあなたには言われたくなかったかも。そして絶対読者は、私がいなかったと思っているかも!!」
 「作者に言えェ…作者にィ・・・」
 しばし沈黙が生まれる。
 沈黙を破ったのはインデックスだった。
 「あくせられーたーは、変えたい過去ってある?」
 一方通行の体がビクンと跳ね上がった。一瞬このまっシスターが記憶操作系の超能力者と錯覚するくらいだった。
 「なンでだァ…」
 「神の声が聞こえた気がしたからだよ」
 「(やっぱタダもンじゃァねェのかァ?)そんな都合のいいもンねェだろ」
 「あるんだよ」 
 「あァ?」
 「だからあるんだよ」
 その言葉に一方通行は体を強張らせ、少しばかりの希望を抱いた。

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