【名前】鳴上 雁那(なるかみ かりな)
【性別】男
【所属】魔術
【能力】迦楼羅天焔金色剣(かるらてんえんこんじきつるぎ)
【能力説明】
インド神話のガルダを前身とする八部衆、後には二十八部衆となった迦楼羅天の性質を持つ霊装。
全長80㎝で鍔は金色、柄は深紅で日本刀のソレ、柄頭には猛禽類や孔雀の羽の飾りを付けた古代インドの剣、『フィランギ』の形状をしている。
迦楼羅は口から金色の火を噴き、雨風を発生させる龍、毒蛇を食べたという伝承があり、迦楼羅の原点であるガルーダもまた竜を主食としたとされる。
この事から霊装『迦楼羅炎天金色剣』は刀身から金色の炎を噴射する効果を持つ。この炎は最高温度2000度と単純に高温なだけではなく蛇、竜の伝承を用いた術式に対する破壊効果があり、それが例え水を用いた術式でも破壊できる。
迦楼羅天は翼を広げると1344万kmにも及ぶという事から術者の安全や炎のコントロールを考慮しなければ最大射程は2㎞前後にも及ぶ。考慮した場合、最大射程は75m。
【概要】
必要悪の教会の魔術師。19歳。
性格は物腰穏やかで争いを好まない落ち着いた雰囲気の青年。裏表のない性格であり、更に目を見ればその人間の心境などが直感でわかる(ただし恋心は分からない。)。それらが裏目に出て舌禍となる事もある。
しかし彼は異常なまでの刀剣フェチであり、それが上記の雰囲気を台無しにしている「残念なイケメン」である。
それ故に剣を扱う魔術師と優先的に戦っている。
その魔術師が善人の場合、再戦をするために生かす。ただし悪人の場合は殺し、剣を奪い、大英博物館などの施設に収める。
普段は必要悪の教会の同僚たちと修行をしており、冠華供琥の魔刀に興味をそそられている。(当の本人には不快中の不快に思われている)その影響か、信宮からはライバル視されている。
元はフリーの
日系魔術師であり、『狂鳳』の二つ名を持った魔術師。戦闘・殺害任務においてはいつも力任せで無慈悲な戦い方をしてきた。
元からこうだった訳ではなく、最初は日系魔術師が集った小さな魔術結社で護衛をしていた。
護って、護って。戦って、戦って。殺して、殺して。
殺していく内に戦の愉悦に目覚め、刃を同僚に向けた、とは本人の談。
その魔術結社を壊滅させ、初めて自分の過ちに気づき、自己嫌悪した事から海外へと武者修行の旅を、ひいては死に場所探しを始めた。
そうしていく内に「剣は使い手しだいで良くも悪くもなる」という事に気づく。(同時に刀剣フェチに目覚める。)
その後、必要悪の教会へと入団。自分の実力と精神を高めんと努力している。死に場所は必要悪の教会の任務の中と定めた。
【今まで関わった魔術師について】
オーヴェ=ヤーデルート→内弁慶ぶってるの丸分かりだが……まぁいいか。
橘飛鳥→心からいいライバルと思える同僚。
冠華霧壱→過去の自分を見ている気分。
冠華供琥→魔刀ハァハァハァハァハ(ry。
ヴィクトリア=ベイクウェル→その日本文化はもう絶滅したよ……?
信宮延冶→何故そんな目で見る!?
三円朋鹿 →お前のソレを!私は剣とは!!絶対に認めない!!!
【特徴】
黒髪黒目の日本人で七三分けを多少
ワイルドにした髪型をしている。
若いながらどこか達観した雰囲気をしている。
服装は黒を主体とした狩衣の上から純白の羽毛がついた深紅のケープを羽織っている。
【台詞】
「ヴィクトリア。もうスケバンやリーゼントは日本にいないぞ……?」
「冠華供琥。その魔刀よくよく私に見せてほしい……ってどうした信宮?鍛錬の付き合いか?」
「なるほど、良い剣を持っている。最も、貴方がその剣に相応しい人かは、これから確かめるのだが。」
「では、鳴上雁那。迦楼羅天焔金色剣と共に……参る!!」
【SS使用条件】
ご自由にどうぞ
最終更新:2013年05月23日 18:09