明知中等教育学院に存在する派閥の一つで、主に三部クラスのメンバーによって構成されている。
中心人物は「将星(リーダー)」こと手柱八紘
その下に「明知の黒い三連星」と呼ばれる(自称から通称へ)三人の幹部がいるが、基本的に派閥内での上下関係は希薄で将星に対しても遠慮のないツッコミが飛び交う。
メンバーは黒塗りの星型マーク(★)がある服装を見せ合う事で自分が「烈闘星」である事を示す。
その存在意義は「団結による自衛」が大部分を占め、上位クラスからの決闘指名への牽制、決闘で敗れた同志に代わる報復等が主な活動である。

喧伝の名目で稀に「大物喰い(ジャイアントキリング)」という高位能力者への挑戦を試みる事もあるが、基本的に彼らから仕掛ける事は殆どない。
落ち零れの三部と蔑まれているものの、それは学院にとって望ましくない人材であったりするだけで必ずしも弱者だけの集団という訳ではない。
中には高い強度を持ちながら独特の振舞いから人格破綻者のレッテルを貼られた者や、強度は低くとも特定の場面で突出した一芸を披露する可能性を秘めた者も少なくない。
決闘は原則タッグ戦(複数対複数の対戦形式)を選択する。団結と連携こそが「烈闘星」の本領である。
標的となる相手を攻略する為に最適となる能力の組み合わせを念頭に、メンバーのコンディションやコンビネーションも考慮したベストメンバーを適時招集する。
拒否する事は勿論可能だが、基本ノリの良い連中なのとそもそも「勝算」がない決闘など端から仕掛けない事が分かっている為大体参戦する。
メンバーの中には三部クラスだけでなく、一部や二部の生徒も所属しているが、彼らは飽くまで「補助要員」扱いで決闘には参加せず主に情報提供で重宝される。

派閥参入を申し入れてきた者は特に制限なく誰であろうと迎え入れるという手柱の方針の元、急速に勢力を拡大しているが、
純粋に手柱を慕う者、保身の為に籍だけ置いている者、お零れに与る事を期待する者、他の派閥と掛け持ちしている者など、その内部構造は率直に言って雑多。
それでも空中分解せずに勢力を拡大しているのは手柱の人柄故か、団結する事で得られる安心感に群がる弱者の慣れ合いでしかないのか。
「烈闘星」の最終目標は明知に根付く三部制の撤廃、並びに真に自由で平等な学院の実現にある。……という真面目なお題目を掲げてはいるものの、メンバー間でも意識の差が激しい事もあり、いつ暴走するか分からない危うさを孕んでいると言える。

将星(リーダー)
手柱八紘

明知の黒い三連星
八森崩怜
棹留粧児
火列祇篝

構成員
手柱一宇

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最終更新:2015年12月30日 23:41