ベトナムとは東南アジアの国である。
ベトナムを訪れる外国の軍用船に対する規定を公布(2012/12/13)
12月8日付のベトナム紙ティンモイ電子版などによると、同国政府はこのほど、ベトナムを訪れる外国の軍用船に対する第104号議定を公布した。
これによれば、ベトナムを訪れる外国の軍用船はベトナムの各管理機関の許可を受けることが必要で、ベトナムの法律規定を尊重し、これを遵守しなければならないとしている。
さらに、
(1)外国の軍用船および乗組員の活動は合意された計画通りに実行されなければならない
(2)外国の軍用船がベトナムの領海に入る際は、その軍用船の国の国旗と同位置にベトナム社会主義共和国の国旗を掲げなければならない
(3)ベトナムを訪れる外国の
軍用船の乗組員は、入国手続きおよび来航手続きを終えるまでは船を降りてはならない。また、国家管理機関が出国手続きおよび出港手続きを行う前に船に戻らなければならない‐‐などと規定している。
2013年1月20日に発効する。
東南ア諸国、対中潜水艦の調達着々 ベトナムはロシアから(2012/08/31)
【シンガポール=青木伸行】東南アジア諸国では、
ベトナムがロシアから購入した初のキロ級潜水艦が進水し、年内に引き渡されるなど、
中国の海軍力増強に対処する潜水艦調達が着々と進んでいる。
ベトナムはロシアからキロ級潜水艦
636MVを6隻、総額20億ドル(約1572億円)で購入し、このうち1隻目が28日、ロシアのサンクトペテルブルクで進水した。航行試験を経て年内にベトナムへ向かう。残る5隻の建造と引き渡しは、2016年までに完了する。
636MVはディーゼル潜水艦で、排水量2300トン、最高水中速力20ノット、最大潜航深度300メートル。水中騒音は118デシベルと、世界で最も静かなディーゼル潜水艦の一つと評価される。
ベトナム海軍の装備は、老朽化した北朝鮮製の小型潜水艦2隻に、フリーゲート艦とコルベット艦が計11隻程度と少ない。これに比べ中国は潜水艦60隻以上、駆逐艦など70隻以上を保有しており、軍事力の差は歴然としている。
国交40年で越主席来日へ=カムラン湾「外国基地にしない」―駐日大使(2012/08/30)
中国と領有権を争う
南シナ海に面し、米国が海軍のアクセス拡大を目指す
ベトナムのカムラン湾について「政府の方針として外国の軍事基地にはならない」と明言。「外国と連携した最も効率的な開発」を目指していく考えを明らかにした。
関連項目
最終更新:2014年05月17日 03:59