【用語名】 |
エイハブ・ウェーブ |
【読み方】 |
えいはぶ・うぇーぶ |
【分類】 |
劇中設定 |
【詳細】
エイハブ粒子が時間崩壊を起こした際に発生した無数の素粒子が周囲に飛散する事で発生する磁気嵐であり、
このウェーブの影響下では無線通信、及びレーダー機器の機能が妨害されるため通信障害が発生する。
この磁気嵐は発生源から超高速で飛来し続けるもののため、発生源のリアクターが停止すると僅かな時間で観測が行われなくなる。
リアクターが停止すると
エイハブ粒子も生成されなくなるためだろう。
つまりリアクターが稼働し続ける限り、この波動は周囲に拡散し続けるため、リアクターを都市部に持ち込むとそれだけで都市機能が麻痺してしまう。
飛行機も飛べなくなるばかりか、無線による連絡もできなくなり、作中の描写を見る限り電力伝達も阻害されて途絶えてしまうようだ(信号機が動かなくなる描写が有る)。
検知器で探知されたエイハブ・ウェーブは数値化された値を色などで表示するも、宇宙船の船員たちはそれを波が高い、低い、凪、など海の波に例えた言い方をするらしい。
だがそういった船員の殆どは地球の海を見たことすら無い。
影響範囲内では長距離通信が困難になるため戦艦などでは主にレーザー通信、コロニー内部ではリアクターをコロニーの稼働エネルギーにしているため有線通信が一般的。
また、
アリアドネというリアクターを内蔵した宇宙空間における灯台のような役割を担う装置がギャラルホルンによって設置されており、
これらを中継点として扱うことで通信をつなげ、長距離通信を行うことも出来るが、これらのコクーンはほぼギャラルホルンの管理下にあるため、
これを用いた通信はギャラルホルン側に傍受されてしまう危険性がある。
なお、この波動の波形はリアクターによって異なるため、データベースに照合して機体データを逆算することが可能。
基本的に搭載しているのはMSか装甲強襲艦であるため、この波動の感知は戦闘において必須事項である。
最終更新:2023年09月22日 18:02