ドラッグとは、
イロスマシリーズ第二作の『イロスマDX』から登場するキャラクター。
概要
イロスマDX最終回に登場した、8ボスの最後の刺客。
外見はシルクハットと黒いスーツ、マントを着用しており、緑の鋭い眼光を持つ人形。
しかし、この時は他の用事で多忙だったらしく、
シャドーに頼んで影だけ連れてきてもらったためにこの外見になったらしい。
イロスマEXでは世界最強の殺し屋組織
「八人殺し」のリーダーということが判明。
同僚の
ヘロインと共に
オールドランドに雇われてイロスマメンバーを皆殺しにするべく立ちはだかった。コードネームは
「闘」。
この時の外見は黒ずくめなのは同じだったが、紫の短髪と頬の傷が特徴の人形で、赤い大鎌を武器にしていた。
何気に身長が
バーマーよりは高く、
イロスマの人形の中ではかなりの長身。
人物
一人称は
「俺」
殺し屋らしく殺戮を好むクールで残忍な性格。
シリアス然としているが、
イロスマメンバーの攻撃にすぐ逆ギレしたり、
ヘロインのギャグに振り回されるなど少し滑稽な面を持つ。
シャドーとは友人関係で、
イロスマEXで再登場した際には
バート達の手にかかった彼の安否を気にかけるような素振りを見せていた。
あくまで仕事として殺しをしているだけらしく、依頼人との信頼関係が得られない場合は仕事を打ち切ってしまう。
その為、オールドランドから裏切られて
イロスマメンバーもろとも工場の爆破の巻き添えになりそうだった時は、契約破棄をされたのか
イロスマメンバーを生かしておく事にし、鉄骨の下敷きになりかけた
イロスマメンバーを助けるなど、少し情があったようだ。
また、契約を破棄された事を恨んで報復を考えるなど執念深い一面もあり、誰からの指図も受けない主義らしい。
「好きな時に働き、好きな時に休む」「誰からの指図も受けない」という信条を持っており、
オーズンの命令に縛られている
オールドランドのメンバーのことは内心バカにしている。
ヘロインのことは普段は邪険に扱っているが、仕事の際には阿吽の呼吸の連携で強敵を一瞬で倒すなどチームワークの高さを見せている。
戦闘能力
8人殺しのリーダー格だけあって強さは
イロスマのキャラの中でも最強クラス。
何よりも遠距離・近距離問わず射程範囲の広い攻撃が多く、それに加えて素早い身のこなしを併せ持つスピードファイター。
シャドーの能力で影だけの姿だった時は闇属性の攻撃を使用。
EXからは赤い大鎌を武器として扱うことが判明し、他にも魔力の弾を発射する事も可能になった。
今までに
バート達と3回も対峙して来たが、そのうち2回目の戦闘では勝利しており、1回目はシャドーがやられたため影も消滅したのでお預けとなり、3回目はオールドランドから契約破棄を受けたので
イロスマメンバー抹殺を打ち切っている。
武器が無くても体術も会得しているので素手でも十分闘う事も可能であり、頭猪の偃月刀を奪ってとどめを刺すなど大鎌以外の武器の扱いにも長けている。
また、見た目とは裏腹に耐久力も高く、頭猪の『すてみタックル』やカズキの『破壊ビーム』を一撃受けても多少ボロボロになるだけで余裕で耐えるなど、イロスマのキャラとしては異様なタフネスを見せている。
使用技
魔法陣のようなワープゲートを出現させ、離れた場所へ瞬間移動する。
高速移動しながらマントで相手を斬りつける。カズキ曰く「早い…!」
身体から衝撃波を放つ。広範囲に攻撃でき、多数にヒットする。
ドラッグの必殺技。
その名の通り、ブラックホールを発生させ敵を勢いよく吸い込む技。
吸い込まれてしまうと内部で連続攻撃に巻き込まれて大ダメージを受ける。
ダッシュで踏ん張れば吸い込まれないように対抗することが可能。
暗黒の世界に引きずり込んで敵を眠らせる。
攻撃されて起こされない限りは目を覚ますことはない。
元ネタは
ポケモンに登場するダークライの専用技。
鎌から黒色の炎のようなエネルギー弾を放つ。奇襲攻撃に使用する事が多い。
ドラッグの数少ない遠距離攻撃のようだが、真正面にしか飛ばないので軌道が読みやすく
最終章での再戦時には
バート達に簡単に避けられている。
ドラッグの必殺技とも呼べる技。
敵を空高く吹っ飛ばし、身動きが取れなくなった相手にさらに空中で猛烈な攻撃を加え勢いよく地面に叩きつける。
続けざまにひるんだ相手に魔力弾で一気に猛攻撃を加え殲滅する。
複数の技を組み合わせた連続攻撃技。
一度技にかかると
イロスマメンバーでは脱出不可能な恐ろしい技だが、唯一の欠点として攻撃の最中のドラッグが空中にいる時に妨害を受けると大きく怯みドラッグもかなりの隙を晒してしまう。
空間同士をワープゲートで繋げ、離れた場所の相手に斬撃を浴びせる。
遠距離攻撃を見切った
バート達に使用したが、かなりの体力を消耗する技らしくその後は使用することはなかった。
炎の球を発射する。
威力はかなり高く、命中すると巨大な鉄骨でさえも一撃で破壊できるほど。
イロスマメンバーを救出?する際に使用したレアな技。
頭猪から奪った武器。
ドラッグが使えば
イロスマメンバーの攻撃がほぼ通じなかった頭猪の肉体を一撃で両断するほどの威力を発揮する。
装備
ドラッグが愛用している巨大な大鎌。
戦闘ではシンプルに相手を斬り裂く他、鎌を振ることによってエネルギー弾を射出するなど多彩な用途に使用している。
しかし強度はそれほどでもないようで、斬馬刀を使った
カズキとの鍔迫り合いによりヒビを入れられてしまい、それに続いた
バートの強烈な一撃によって持ち手のみを残して完全に破壊されてしまった。
活躍
イロスマDX最終回
8ボスの最後の刺客として登場。
仕事がありすぎて多忙だったため、友人のシャドーに頼んで影だけを連れてきてもらった。
バート達を相手に圧倒するが、シャドーが倒されたため影も消滅した。
イロスマEX
sm8章で同僚のヘロインと共に登場。
オールドランドに大量の資金で雇われ、
イロスマメンバーを皆殺しにするべく
バーマーの命令で立ちはだかった。
この時はヘロインに振り回されるなど少し滑稽な面を見せていたが、戦闘では鎌を武器にして容赦なく
イロスマメンバーを全滅させた。
sm
最終章ではヘロインと再び登場。
二回目のバトルだったためか攻撃パターンを読まれてしまい、中々攻め切れていない様子を見せた。
だが、遠距離攻撃の応用としてワープゲートを使った攻撃で
スヌーピーを倒した。
ヘロインと闘っていてドラッグに気付いていなかった
イロスマメンバーを鎌で吹っ飛ばし、連続コンボで倒そうとするが、イモムシロボに撃ち落とされて失敗に終わる。
最終的には
カズキが
ケロ次郎から貰った斬馬刀で攻撃してきた所を鎌で受け止めるが、流石にカズキの馬鹿力には敵わず鎌にヒビを入れられてしまい、
バートの攻撃で鎌を破壊されてしまう。
それでも何とか肉弾戦だけでイロスマメンバーに応戦するが、オールドランドに捨て駒にされ工場の爆発の餌食にりかけたため、契約破棄したオールドランドを裏切り、部品の下敷きになりかけた
バート達を助けた。
これが
イロスマ最後の活躍になった…と思いきや、sm
最終章シーン15で頭猪秀亥にやられそうになるカズキ達を救出し、再登場。
オールドランドに契約を破棄された事を根に持ち、報復の為にカズキ達の代わりとして頭猪の命を狙う。
最初は着地狩りで頭猪の捨て身タックルを喰らってしまうが、ヘロインの仕掛けた時限爆弾により頭猪を吹き飛ばし、ヘロインとのコンボ技で彼の偃月刀を奪い、着地狩りを利用して
ケロ次郎がブルードッグにとどめを刺したように首を真っ二つにして頭猪を殺害して報復した。
自身の強さに惹かれたカズキにオーズン達の抹殺を依頼されるが、彼自身はあくまで殺しを仕事としてやっているので金を払わない限り協力はしない主義だった。
その後は
ケロ次郎がウマナガの斬馬刀を奪ったように頭猪の偃月刀を武器として扱っていく事にし、ヘロインと共に撤退した。
補足・余談
- 実は「バート&カズキ&タヌキくん」という作者が描いた漫画に登場したボスなので、バート達はドラッグの事を知っていた。
- 八人殺しにはドラッグとヘロインの他に「魔」「剣」「爆」「蛇」「盗」「目」のコードネームを持つメンバーが存在しているが、今のところイロスマに登場する予定は無いらしい。
MAINASU12氏曰く「獣似隊と違って八人殺しを全員倒すって展開になってないからセーフ(要約)」らしい
- 八人殺しのメンバーとバトルする直前には、汎用のボス戦の演出とは別の特別なかっこいいWARNINGの表示が流れるのだが、この時よく見ると「WARING」と思っきしスペルミスしてたりする
最終更新:2022年10月05日 12:25