「Acetonide (アセトニド)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
Acetonide (アセトニド) - (2007/09/12 (水) 00:43:18) の編集履歴(バックアップ)
Acetonide (アセトニド)
詳しい本 Greene's PROTECTIVE GROUPS in ORGANIC SYNTHESIS p. |
#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (THP01.png)
アセタール系の保護基で,2つの水酸基を同時に保護できる橋架け型の保護基。
アセタール系の保護基の特徴は,酸で簡単に外せると言う点である。
それはつまり酸に弱いと言う事を示しており,ほとんどの酸条件にもたない。
しかしながら,酸以外のほとんど全ての条件に耐えるという頑丈さが持ち味。
それはつまり酸に弱いと言う事を示しており,ほとんどの酸条件にもたない。
しかしながら,酸以外のほとんど全ての条件に耐えるという頑丈さが持ち味。
アセトニド基の最大の特徴は,1,3-ジオールを保護した際に,
ジオールの立体化学を決定できると言う点である。
この手法については,別項にて記載する。
ジオールの立体化学を決定できると言う点である。
この手法については,別項にて記載する。
- 保護基の反応性 (◎:反応する ○:反応性がある ×:反応しない △:特殊な反応をする)
酸 | 塩基 | 酸化 | 還元 | 求核剤 | ヒドリド | 熱 |
0.1 N HCl (pH 1) | 0.1 N NaOH (pH 12) | CrO3, Py | H2, Pd | RLi | LAH | 150 ℃ |
◎ | × | × | × | × | × | × |
実験プロトコル
- 保護
Brenady, K. F. et al. J. Org. Chem. 1979, 44, 1438. |
酸性 | 禁水 |
Me2C(OMe)2, acetone, PPTS
- 脱保護
Brenady, K. F. et al. J. Org. Chem. 1979, 44, 1438. |
酸性 |
acetone, PPTS