フクロウ団会話

ナレーション

帝国軍第三師団“紅獅子”に
追われ、ガレ山に逃げ込んだ
王国軍。
そのままアルメリア方面へ
抜けようとする王国軍の前に
立ちふさがったのは、
ガレ山の山賊フクロウ団だった。
前門の山賊、後門の帝国軍。
王国軍は、絶体絶命の危機に
陥っていた。

編成前

フクロウ団侠客「お頭、来ましたぜ!」
アウル「あいつらが俺の留守中に
    勝手してくれた奴らか」
   「よし、フクロウ団の意地を
    見せてやれ!」

ケイ「殿下、前方に山賊団が!」
セルディック「くっ、こんな時に山賊団か。戦力を集中して突破するぞ!」

以下マリーを前話でパシリに出していない場合発生

マリー「でも兄さま、もし先ほどの帝国軍がやってきたら……」
   「あの方たちもシャレムの人々のように酷い目に遭うのではないでしょうか?」
   「それを知らせれば、もしかしてわかってくださるかも知れません」
セルディック「確かにそうだが、聞いてくれるかどうか」
マリー「私におまかせください」
セルディック「マリーに?そんな危険なまねをさせられるか!」
マリー「どちらにせよ危険な真似はしなければならないでしょう」
   「なら、皆が助かる可能性が少しでも高い方法を選択した方が良いはずです」
セルディック「……分かった。でも、マリーが危ない目にあいそうだったら、そのときはすぐ止めるからな」
マリー「はい!」

シナリオ開始時

なし

シナリオ中

セルマ⇔マリー

マリー「セルマ、あなたの師である
    アリオスというのは
    どのような方なのですか?」
セルマ「身よりのいなかった僕と弟を
    引き取ってくれた方です。
    いい人ですよ」
   「魔術に関わると、目の色が
    変わるのが欠点といえば欠点ですが」
マリー「女性に関わった
    マーガスのように?」
セルマ「いえ、それ以上ですね」
   「マーガスさんは冗談も混じって
    ますが、先生に冗談はありません。
    いつもいつでも本気です」
マリー「それは良いことじゃないですか」
セルマ「いえ、悪いことなんですよ……」

マリー⇔アウル

アウル「へえ、綺麗な姉ちゃんだな。
    降伏でもしにきたか?」
マリー「何をおっしゃっているのですか。
    今はそんなことを言っている
    ときではありません」
   「帝国の第三師団がすぐそこに
    迫っているのです」
   「このままでは、あなた方も帝国軍に
    攻撃されてしまいますよ」
アウル「第三師団……“紅獅子”か!」
   「あんたら、帝国軍に追われてるって
    いったい何しでかしたんだ?」
マリー「……私たちは、
    ブレトワルダ王国の生き残りです」
   「帝国軍としても、私たちを放って
    おくわけにはいかないのでしょう」
アウル「へえ、ブレトワルダの」
   「だが、それを言ったら、
    俺たちがあんたを捕まえて」
   「帝国と取引しようと考えるとか
    思わなかったのかい?」
マリー「“紅獅子”の二つ名をご存じの
    ようなら、言うまでもないこととは
    思いますが……」
   「飢えた獣に己の身を
    差し出すような」
   「無謀な取引をなさる
    おつもりですか?」
アウル「……くくっ、飢えた獣ね。
    違いねえ。
    しかし、大した姉ちゃんだな」
   「わかった、ここはいったん休戦だ。
    あんたたち……
    いや、あんたに協力しよう」

アンセム⇔アウル(アウル仲間後)

アンセム「まったく、
     シャレムを襲っていた山賊と」
    「手を組まなければいけないとはな」
アウル「そう嫌うなって。シャレムに
    手出ししようとした奴には
    おしおきしといたからよ」
アンセム「なら何でまた私たちに
     襲いかかってきたんだ」
アウル「手下が勝手したのはすまねえけどよ
    それでも面子ってもんがあってな」
アンセム「面子、か。
     まあ、理解はできる」
アウル「だろ? そっちから何もなけりゃ
    俺たちだって何もしねえさ。
    俺たちは義賊だからな」
アンセム「義賊、か。
     その言葉に偽りのないことを
     期待するばかりだな」

帝国軍出現時

帝国軍先遣歩兵「王国軍がいました。
        どうやら山賊と交戦中のようです」
帝国軍守護騎士「山賊と? ええい、かまわん!
        クロトさまの命令だ!
        邪魔するものは皆殺しにしろ!」

シナリオ終了時

なし

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最終更新:2007年09月08日 14:50
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